毒親アートフェス＆トークライブ

人は心底苦しいことほど苦しいと声をあげず、下手をするとにこにこしていることさえあります。私、MASUMIもそうでした。表面に現れる、すなわち実感を伴う苦しみも現実です。しかし、そこにしか目を向けないでいると苦しみは繰り返されるのです。
アダルトチルドレンの辛いところはこんなところにもあります。苦しいと言えるものから始めて徐々に今まで容易に言えないでいた本当の苦しい根源が現れ出でるまで時間はかかるのです。
ですから、この深味まで気づく支援者の存在は大切です。彼らはその領域まであなたが発信できるのを待ち、時にはきっかけを与えてくれるからです。
それでは、そんな支援者に簡単に巡り会えるのでしょうか。答えは、十人十色です。
たまたま、すぐに出会えた当事者はラッキーです。しかし、こればかりは出会いの中で学んでいくしかありません。
そんな支援者に出会えたときの合図としては苦労の発信になんとなーくでも関心がわいてきます。
それは支援者がそこに心を開いているためです。あなたは今、そんな出会いに至っていますか？
私は当事者と支援者の両側面を担っていますが、あなたが信頼関係に出会うことを心から願っています。