プロジェクト概要

 

吉丸一昌を作詞家、文学者、教育者、剣道家として様々な側面でもっと知ってもらいたい。

 

はじめまして、吉丸昌昭と申します。私の祖父は、童謡「早春賦」の作詞をした「吉丸一昌(よしまる かずまさ)」です。

 

彼は、国文学者、教育者として、恵まれない苦学をする若者を生涯援助しながら、東京音楽学校(現東京藝術大学)の教授になり「文部省小学唱歌」の編纂や「新作唱歌 10集」を世に出しました。また、宝塚歌劇団第一回公演で採用された歌劇「浮かれだるま」も作り出しました。

 

今回、私は孫として祖父である「吉丸一昌」のことを作詞家や童謡だけでなく、文学者や教育者、剣道家と様々な面から知ってもらいたいと思い、吉丸一昌43年の軌跡を追う本を出版します。

 

現在、一人でこの活動を行っているため、資金的に厳しい現状がございます。そのため、クラウドファンディングを通して、皆様にご支援をいただき、出版のための取材費や原稿費用にあてたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 

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童謡「早春賦」だけではない祖父の軌跡

 

吉丸一昌は1872年(明治6年)、大分県臼杵市にて吉丸角内、のぶの長男として誕生。明治維新後の下級武士であったため非常に貧しかったようです。

 

熊本第五高等学校(現熊本大学)へ入学し、教授だった夏目金之助(漱石)からも教えを受けていました。その後、東京帝国大学(現東京大学)から府立三中(現都立両国高校)の国語、漢文の教師として赴任。

 

熊本五高時代の恩師湯原元一が東京音楽学校(現東京藝術大学)校長に就任後、国文学と生徒監の教授に抜擢されました。

 

主な功績は文部省尋常小学唱歌の編纂委員、自ら「新作唱歌全10集」を著し、また帝国大学時代から私塾「修養塾」では貧しい若者の衣食住の面倒をて、さらに自ら夜間中学を開設しました。

 

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新作唱歌

 

今でも慕われる祖父と代表作

 

祖父や代表作である「早春賦」は、ありがたいことに今でも慕われており、各地で様々な愛唱会として活動をしていただいています。

 

もっとも盛んに音楽会活動をして戴いた団体は長野県安曇野市で開催している「早春賦音楽祭」です。この音楽祭は、早春賦愛唱会が主催で33回目を迎えます。また、大分県臼杵市で毎年3月に開催される「吉丸一昌音楽会」(臼杵市文化連盟主催)も33回を数えました。

 

昨年から大町市では早春賦歌碑が作られ、新しくコンサートが開催されています。東京文京区にある吉丸家の菩提寺にも「早春賦歌碑」が建立されております。

 

また昨年、吉丸一昌没後100年を記念して、香港在住の吉丸一昌を顕彰する吉野夫妻が私費を投じてブロンズ像を建立してくださいました。

 

今まで私も、コンサート開催や作品集CD制作、映像作品の作成をしてきましたが、一般の方からの寄贈をはじめとする皆様の活動に刺激され、孫として祖父である「吉丸一昌」をもっと知ってほしいと思い、本の出版に至りました。

 

2018年早春賦音楽会の様子

 

「吉丸一昌」の43年を1冊の本へ。

 

今回のプロジェクトでは、みなさまからのご支援で執筆に関わる、写真などの著作物の権利使用費や吉丸一昌の研究者や足跡を辿る取材での取材費用に使用させていただければと思っております。より良い原稿を書くため大きく関わってまいります。

 

この出版物(本)を通して、多くの方に名曲「早春賦」がさらに歌い継がれていってもらいたいと思います。また、特に若い方に「早春賦」と吉丸一昌の功績を認知してもらいつつ、吉丸一昌を研究する方々のバイブル的な資料にもなればと思っております。

 

早春賦をかいた、祖父・吉丸一昌 〜童謡の先駆者 43年の軌跡を追う(仮称)〜

 

▼内容:吉丸一昌の43年の軌跡(生涯)を孫の吉丸昌昭がルポルタージュ形式で追うもの。

▼サイズ:A5版の文庫ソフトカバー

▼ページ:250〜300ページ

▼部数:1500部予定

▼出版社:鬼灯書籍株式会社

▼出版予定日:2018年12月初旬

 

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吉丸一昌没後100年を記念して吉野夫妻が私費を投じて建立したブロンズ像

 

若い方たちのへの継承の1冊に。

 

吉丸一昌の43年の生涯を国文学者、教育者、そして剣道家として描いた著作は、過去にはおりません。孫であり身内の吉丸昌昭でなければ書けない「本」だと感じております。

 

昨今、文部省は小中学生の音楽教育に美しい日本語で書かれた唱歌を音楽授業に取り入れ始めました。「早春賦」もその一つです。

 

小さなお話ですが、大分臼杵市に建てられた吉丸一昌銅像を見たある高校の放送部が「吉丸一昌物語」を制作してNHK高校生放送コンクールに出品したいという報告を私宛にいただきました。

 

小さな一歩ですが、若い人たちがこの「本」にも目を向け末永く継承することを祈念します。

 

 


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