「翻訳訳語辞典」のバージョンアップ

支援総額

865,000

目標金額 500,000円

支援者
164人
募集終了日
2020年5月21日

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プロジェクト本文

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【当初目標達成! NEXT GOALは200万円!】

2020年2月28日追記

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お陰様で、当初目標を達成することができました。まことにありがとうございます。引き続きご支援お願いいたします。

 

次の目標は、継続的な辞書データ編集作業の基盤作りです。来年以降も、クラウドファンディングやPro版等の販売によって、継続的にバージョンアップができる体制を構築していきたいと考えております。

 

プロジェクトの基本はあくまでも、辞書データの編集作業(コンテンツのバージョンアップ)です。今後は次の手順で進めていく予定です。

  1. これまで編集作業の募集に応じていただいた方々に、テスト作業を行っていただきます
  2. その作業結果をもとに、今後の作業手順を決定いたします
  3. その作業手順に基づき、新しいデータの作成、チェック、登録を行います
  4. 定期的に作業手順を見直し、改良を加えます

作業手順の策定に関しては、次のような点に留意したいと考えております。

  • 一般的な単語の未登録をできるだけ少なくする方法を検討する
  • 既登録の語に関しても、一般的な意味を表現する訳語の漏れをチェックするフェーズを設ける

辞書データ編集作業のほか、次のような用途にご支援いただいた資金を使わせていただく予定です。

  • 多くの方々にご支援いただいたこともあって、ご支援者やREADYFORの方々との連絡等にかなりの時間を取られています。この作業を他の方にもお手伝いお願いしたいと考えております
  • Proバージョンの機能強化 ── 一部の資金をProバージョンの強化にも使わせていただけたらと考えております

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

多くの翻訳者の方々にご利用いただいている「翻訳訳語辞典」をバージョンアップ

 

「機械翻訳」と「人間翻訳」の両方に携わって、ウン十​​​​​​年。縁あって翻訳家の故山岡洋一氏から、同氏が作成された翻訳訳語辞典(https://www.dictjuggler.net/yakugo/)のネット公開の手伝いを依頼され、他の辞書も合わせて、DictJuggler.net(日本語名「辞遊人」https://www.dictjuggler.net)を2007年から公開し、翻訳者を中心に毎日数千人の方々にご利用いただいています。しかし、「翻訳訳語辞典」は山岡氏が2011年に亡くなられたことで更新が止まっていました。まだまだ、基本的な単語や意味の登録さえ十分ではない状態です。この辞書のバージョンアップ版「翻訳訳語辞典2020」の開発を行うための資金援助をお願いいたします。

 

自己紹介


まず、これまで私が歩んできた道をご紹介します。高校時代に理系か文系か迷った末に国際基督教大学(ICU)の語学科に入学しましたが、一般教養の授業をきっかけに専攻を数学に変更。卒業を1年延期し5年次に履修したプログラミングに心を奪われ、山梨大学大学院でソフトウェア工学を専攻しました。修士課程修了後入ったソフトウェア会社で出会った機械翻訳ソフトの開発は「天職」と思いましたが、大学で研究したくなり東京工業大学大学院博士課程に入学しました。米国オハイオ州立大、カーネギーメロン大に留学後、大学に残ることは頭から消え、博士課程を満期退学後、会社を設立し、他社に協力する形で、翻訳ソフトの開発を続けました。その翻訳ソフトはその後20年以上に渡って多くの人々に使われ続けています。

 

「良い翻訳ソフトを作るためには自らがよい翻訳をできるようにならねばならない」と感じ、また、会社のもう一人の代表取締役であり配偶者でもある、武舎るみが翻訳家になることを目指していたこともあり、「人間翻訳」をはじめました。コンピュータ技術書を中心に、図鑑、ビジネス書、コンピュータ関連のノンフィクションなどの翻訳を行ってきました。現在までに50冊近い翻訳書を出版しています。

 

2002年から2003年には情報処理振興機構(IPA)の「未踏ソフトウェア創造事業」に2年連続して採択され、「自然な訳文を生成する翻訳システムの開発」を行いました。現在もその成果を生かした翻訳システムの開発を続けています。今回のクラウドファンディングで増強を計画している「翻訳訳語辞典」にもこのシステムにおいて重要な役割を演じてもらう予定です。「得意な分野でGoogle翻訳に勝つ」が最終目標です。

 

また、腰痛に長年悩まされたのをきっかけに東洋医学に興味をもち、気功師の免状もとりました。翻訳関連の知人に紹介された武術系ストレッチにより、腰痛がほぼ完治したことから、多くの人々に広めたいと思い2014年に「体幹ストレッチ講座」を始めました。その後、講座のラインナップにプログラミングや翻訳の講座も加わっています。

 

プロジェクト立ち上げのきっかけ


更新が止まってしまった「翻訳訳語辞典」を何とかしようと、マーリンアームズ株式会社内部で、未登録の単語約6,000の訳語を登録する作業を少しずつ行ってきましたが、単なる単語の訳語だけの登録にとどまっています。オリジナルの「翻訳訳語辞典」に登録されている約23,000語には、例文と文脈にふさわしい訳語が付与されており、その結果、この辞典は実際に使われている訳語を集めた「生きた辞書」になっています。しかし、この作業のためには、原文と訳文を付き合わせて分析し、ひとつひとつの単語がどう訳されているかを、ていねいに見きわめていかなくてはなりません(作業の概要を次のページに掲載しています -- https://www.dictjuggler.net/admin/notice.html )。

 

翻訳者やその卵の方々にデータ増強作業をお手伝いいただくための費用のサポートを皆様にお願いいたします。

 

プロジェクトの内容


クラウドファンディングでお寄せいただいた資金をもとに、翻訳訳語辞典のデータ入力作業を行い、それを現在までに構築されているデータに追加し、「翻訳訳語辞典2020」として公開します。より多くのご支援をいただければ、より多くのデータを追加することができます。

 

現状では、まだまだ基本的な単語や意味の登録でさえ不十分な状態です。たとえば、deviate、hamper、evoke、javelin、pickle、ellipseなどといったそれほど特殊とは思えないないものでも、単語自体が登録されていなかったり、基本的な訳語が登録されていなかったりといった状態です。気がついたものは少しずつ登録していますので、現在はいくつかの訳語が表示されるようにはなっています。しかし、例文はまったく登録できていません。

このような状態のため、翻訳訳語辞典は一般的な訳語を収録した普通の英和・和英辞典の訳語では満足できずに、「もっとよい訳語ないかな」と思った時に参照される補助的な辞書に留まっています。最終的には「専門的な用語でなければ、翻訳訳語辞典でほぼ間に合う」というレベル、つまり「翻訳者が最初に引く辞書」を目指します。

 

「翻訳訳語辞典2020」はそのための第一歩です。翻訳者の人々がよりよい訳文を作成し、今後出版される翻訳書の質を向上するための一助となるよう、皆様のご支援をお願いいたします。

 

 

プロジェクトの終了要項

 

リリース完了予定日
2020年12月25日

ウェブサイト・アプリ内容
翻訳書で使われている訳語と例文を収録した英和・和英辞典
 

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プロフィール

 翻訳家 兼 ソフトウェア開発者。マーリンアームズ株式会社(www.marlin-arms.co.jp)代表取締役。書籍の翻訳、プログラミングや翻訳の講座の運営、辞書サイト(www.dictjuggler.net)や翻訳ソフトの開発を行っている。  高校時代に理系か文系か迷った末に国際基督教大学(ICU)語学科に入学したが、一般教養の授業をきっかけに専攻を数学に変える。5年次に履修したプログラミングに心を奪われ、山梨大学大学院でソフトウェア工学を専攻。修了後入った会社で出会った翻訳ソフトの開発は「天職」と思ったが、大学で研究したくなり東京工業大学大学院博士課程入学。米国オハイオ州立大、カーネギーメロン大に留学後、大学に残ることは頭から消え、博士課程を満期退学後、会社設立。  腰痛に長年悩まされたのをきっかけに東洋医学に興味をもち、気功師の免状も持つ。ストレッチ講座も開催中。

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リターン

1,000


感謝のメールを差し上げます

感謝のメールを差し上げます

ご支援ありがとうございます。

この辞典の編集作業も翻訳と同じ、一語一語の積み重ねです。お礼に、感謝のメールを差し上げます。

支援者
50人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

5,000


感謝のメール+お名前をサイトに掲載

感謝のメール+お名前をサイトに掲載

多額のご支援ありがとうございます。皆様のご支援で、翻訳訳語辞典の内容を少しずつよいものにしていきます。

感謝のメールを差し上げるとともに、ご希望の場合、お名前(ペンネーム可)をサイトに掲載させていただきます。

・最長20字。希望されない場合は「不要」とご記入ください
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

6,000


DictJuggler.net Proバージョンの利用権(1年間)

DictJuggler.net Proバージョンの利用権(1年間)

DictJuggler.netのProバージョン(2020年12月リリース予定)では、「翻訳訳語辞典」のほか「経済金融・証券会計訳語辞典」「環境訳語辞典」「翻訳類語辞典」も広告なしでご利用いただけます(一般向けDictJuggler.netでは、広告が表示されます)。

クラウドファンディングが成立してから、Proバージョンのリリースまでは、広告なしバージョン(Proバージョンのデモ版)を無料でご利用いただけます。

今後『翻訳訳語辞典』への「思いついた訳語の登録・共有機能」「登録書のランキング追跡機能など」などProバージョンのみの機能の充実をはかる予定です。

「こんな機能が欲しい」というリクエストもお待ちしております。

支援者
89人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

6,000


感謝のメール+お名前をサイトに掲載(ストレツチ講座体験付き)

感謝のメール+お名前をサイトに掲載(ストレツチ講座体験付き)

感謝のメールを差し上げるとともに、ご希望の場合、お名前(ペンネーム可)をサイトに掲載させていただきます。

・最長20字。希望されない場合は「不要」とご記入ください
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

また、武舎広幸が講師をつとめる下記講座に5回ご招待いたします。

「本当の自分とつながる体幹ストレッチ入門」
https://www.marlin-arms.com/support/stretching/

・2021年4月30日までの講座でご利用いただけます
・現在の開催場所は地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅周辺(月2回)およびJR中央線武蔵境駅周辺(月2回)です。今後の開催日時および開催場所は、開催の1ヵ月前までに決定し、上記ウェブページにてお知らせします。

座業をずっと続けるには、自己管理が大切です。自分の身体を自分でメンテできる技を身につけて、ずっと元気に続けましょう!

支援者
8人
在庫数
12
発送完了予定月
2020年6月

100,000


翻訳訳語辞典2020 追加データ利用権(1000語分)

翻訳訳語辞典2020 追加データ利用権(1000語分)

翻訳訳語辞典2020の、今回のクラウドファンディングの作業で追加されたデータのうち、1000語分のデータ(重複を含め、のべ1000例文の英語と日本語の対応データ)をご自分のローカル環境で利用する権利を差し上げます。

サンプルをお送りして、用途等に関する覚え書きを結んでからデータをお送りいたしますので、あらかじめ下記ページからご相談ください。

https://www.marlin-arms.com/jpn/aboutus/inquiry.html

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

プロフィール

 翻訳家 兼 ソフトウェア開発者。マーリンアームズ株式会社(www.marlin-arms.co.jp)代表取締役。書籍の翻訳、プログラミングや翻訳の講座の運営、辞書サイト(www.dictjuggler.net)や翻訳ソフトの開発を行っている。  高校時代に理系か文系か迷った末に国際基督教大学(ICU)語学科に入学したが、一般教養の授業をきっかけに専攻を数学に変える。5年次に履修したプログラミングに心を奪われ、山梨大学大学院でソフトウェア工学を専攻。修了後入った会社で出会った翻訳ソフトの開発は「天職」と思ったが、大学で研究したくなり東京工業大学大学院博士課程入学。米国オハイオ州立大、カーネギーメロン大に留学後、大学に残ることは頭から消え、博士課程を満期退学後、会社設立。  腰痛に長年悩まされたのをきっかけに東洋医学に興味をもち、気功師の免状も持つ。ストレッチ講座も開催中。

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