ひつじについて知ろう！①　“ひつじ”とはどんな動物なのか？

　皆さまこんにちは。山立会の川上です。この度は皆さまからの多大なご支援の下、無事に目標を達成することが出来ました。多くの方からのご支援に社員一同驚くと共に、重圧も感じております。この事業を必ず成功させるべく精進していく所存ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

　さて、この新着情報ではひつじについてのお話や、ご協力者様からの声を載せていきます。今回はひつじのお話です。

ひつじとは？

　ひつじは大まかに言うとウシの仲間です。蹄がふたつある動物（ブタ、シカ、ヤギなどなど）がこのグループですね。ちなみに、このふたつの蹄は“中指”と“薬指”で、その後ろに小さく“人差し指”と“小指”があります。

　ひつじと人との歴史は長く、紀元前7,000～6,000前からの付き合いです。現在まで様々な品種改良がされていて、世界に3,000種以上のひつじがいます。それぞれ、羊毛をとるため、お乳をとるため、そしてお肉をとるためなど、実に多種多様です。標高4,000m以上の高原・山岳地帯から海岸まで、また乾燥した砂漠地帯から緑豊かな草原まで、さらに赤道直下の暑熱地帯から極寒のアイスランドまで、非常に広い地域で飼育され、地域住民に衣食住の素材を提供してくれる大切なパートナーです。多くの品種がいることで、この幅広い環境に適応することが出来るんですね。日本で馴染みが薄くなって長くなりますが（昔は日本でもたくさん飼育されていました）、飼育が盛んな中国、オーストラリア、ニュージーランド、英国、モンゴルなどでお肉は多く消費されています。宗教的にひつじを食べることが禁忌とされていないのも大きな理由ですね。

　今回、山立会が育てるのは英国サフォーク州が原産の「サフォーク」種で、主にお肉をとるために飼育されている肉用種です。早熟早肥なため産肉性に優れていて、脂肪が少ない良質の赤身肉です。日本では一番飼育頭数が多い品種なので、目にする機会は多いかもしれませんね。

ひつじを見に来られた際には、ぜひ蹄にも注目してみてください！