山形の芸術祭会場で演劇『ファウスト』の記録を残し、届けたい。

みなさま、いつもご支援ありがとうございます！

今回は、ネクストゴールについてご紹介させてください。

9/19（千穐楽）より

この度、千穐楽の際にファーストゴールである25万円を達成いたしました！みなさま、ご支援のほど本当にありがとうございます。

山形ファウストを記録に残したい、届けたいとの気持ちから始めたこちらのプロジェクト。無事、撮影費用等を賄うことが出来ました。

しかし、実のところ、ビエンナーレからの支援、みなさまからの支援を合わせても実費ですら少々危うく、人件費も十分とはいえないのが現状です。

普段であれば、入場料をいただくことで、俳優、演出家、その他スタッフの人件費をささやかながら捻出しております。が、今回の公演は無料で行うことを決めました。

その一番の理由は、少しでも多くの方に演劇に、『ファウスト』に触れて頂きたいと思ったからです。おそらく、今回公演を見にきてくださった方の何割かは、ふらっとビエンナーレを見にきたら、やっていたので覗いてみたという方々なのではないでしょうか。思いがけない作品との出会い、それこそが多くのアーティストの作品やプロジェクトが楽しめる芸術祭の醍醐味だと考えます。だからこそ踏み切ったのですが、今回滞在制作であるということもあり、

俳優、演出家、スタッフ個々の支出もかさんでます…そこで、今一度ネクストゴールを設定することにしました。

加えて、今回ネクストゴールを設定するにあたり、リターンとしてパンフレットを作成することにしました。これまで支援頂いた方々含め、PDFデータをメールにてお送りいたします。演出家による演出ノートや公演写真、劇評、俳優のプロフィールなどをまとめた一冊となる予定です！今回の『ファウスト』はゲッコーパレードとしましても、2019年より取り組み続けている戯曲であり、３作目となります。その集大成として一冊にまとめられれば…と考えております。

左　2019 『ファウスト』旧加藤家住宅　撮影：瀬尾憲司、

右　2020演劇映像『ファウスト』撮影：飯名尚人

作品を見てくださった方にも、記録映像で楽しんでくださる方にも、喜んでいただける一冊にしたいと考えておりますので、是非楽しみにお待ちください。

また、このパンフレットの先出しとして新着情報では10月31日のプロジェクト終了まで、不定期ではありますが、今回の作品のさまざまな情報を配信していく予定です。引き続き、『ファウスト』にお付き合い頂ければと思います。

それでは次回からは今回出演してくれた俳優陣を紹介したいと思いますので、そちらもお楽しみに！

今後ともご支援のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。