皆様, 新着情報をご覧いただきましてありがとうございます。

今回は研究室紹介第7回目です。

ご担当は, 上林 聡之 助教です。

 

獣医内科学研究室

 

内科診療は, 診察に携わる者にとって集大成ともいえる分野であると考えています。動物たちは人間の言葉を話すことはできませんが, 態度や行動などを通していろいろなことを私たちに訴えかけてきます。

内科診療はそういった動物からのメッセージを受け取り, 解剖学, 生理学, 生化学, 薬理学といったこれまで勉強してきたことに基づいて, 動物の体の中で何が起こっているのかを推測し, 必要な検査を考え, その結果から病気を診断し,治療方針を決定する, 総合力の問われる診療科と言えるでしょう。

非常に難しいと感じることもしばしばですが, 知識や情報をもとに病気という犯人を追い詰める, 推理小説の探偵のような面白さもあり, うまく事件を解決できた際の感動はひとしおです。

より良い獣医療のためには, 研究は欠かすことができないものです。

当研究室では, 犬や猫の腫瘍や消化器疾患について, その病態解明や治療の改善, および新規治療法の確立を目的とした研究を行っています。

しかしながら, 実験室内で得られたデータのみでは, 実際の動物で同じようにいくかは判断がつかないものです。したがって, 今後はより積極的な臨床試験が必要になってくるであろうと考えております。

 

最後に, 本プロジェクトについてご興味を持っていただけましたこと, 大変うれしく思います。私たちは今後も,獣医学の発展のため, ひいては動物の, そして動物と人間のより良い関係のため, 努力を継続して参ります。

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