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本日は研究室紹介8回目, 獣医衛生学研究室のご紹介です。

ご担当は, 岩田祐之 教授です。

 

獣医衛生学研究室

 

獣医衛生学は, 動物の生命・健康を守ることを目標とした統合的な学術分野です。

当研究室ではこの目標に向けて, 免疫学や分子生物学, 細胞生物学などの手法を用いた, 様々な取り組みを行っています(概要は下の「獣医衛生学研究室の取り組み

」をご覧ください)。

 

実習では野外(キャンパス内の農場など)や大学外の機関(家畜保健衛生所、農業大学校)に出かけて様々な経験をしてもらい, それまでに学んで身につけてきた基礎科学の知識を, 実地でどう応用するかを一生懸命考えてもらうという趣旨で実習を行っています。

獣医衛生学研究室の取り組み

  • イバラキウイルス感染機構の解明

イバラキウイルスは, 牛に対して病原性を持ち, 主にヌカカによって媒介されるウイルスです。日本では関東以南で夏〜秋にかけて感染の危険性が高まります。当研究室ではイバラキウイルスの感染機構の解明および病原性発現機構の理解に向けて研究を行っています。​

  • 急性期タンパク質のバイオマーカーとしての応用

急性期タンパク質は, 炎症の急性期に血中濃度が増加または減少するタンパク質の総称です。炎症反応を検出するためのバイオマーカーとして利用されますが, 炎症反応全般を広くカバーするだけではなく, 疾患特異性と検出感度に優れたバイオマーカーの開発が望まれます。現在, α1-酸性糖タンパク質(α1-acid glycoprotein, AGP)やプロカルシトニンに注目して研究しています。

  • 栄養素(アミノ酸)が細胞に及ぼす影響の研究

飼料中の栄養素はエネルギーや動物の体の構成成分となるだけではなく, 各種の細胞機能を制御するシグナル分子として働くことが近年分かってきました。栄養素の中でもアミノ酸は, 細胞内シグナル伝達経路に働きかけることで「アミノ酸→タンパク質」の生合成を活性化し, 逆に「タンパク質→アミノ酸」の分解装置(オートファジー)を強く抑制します。当研究室ではアミノ酸が細胞に及ぼす影響に注目して研究しています。

 

研究室ホームページ: http://web.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~vethyg

 

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