大和橘は現在、香り、薬効成分の研究が近畿大学農学部で行われ、当推進協議会と連携しての研究も進められております。今年の1月には、京都大学、国立遺伝学研究所、農研機構の共同研究により、橘の遺伝的なゲノム解析が行われました。「ミカンの親はどの品種?」という柑橘の親子関係が明らかになりました。15種類の柑橘の全ゲノム配列を解読したことに加え、品種・系統については、269点について高度な遺伝的解析が行われました。その結果、60品種以上の柑橘類の親子関係が分かりました。日本固有の柑橘とされているタチバナ(Citrus tachibana)が親(柑橘の起源の一つ)にあたることが判明しました。日本の柑橘類は、温州ミカン、レモン、ユズなど多種多様な150種を越える品種がございますが、タチバナを親として、どのような過程を経て成立したのか(系譜)について初めて明らかとなっています。

日本最古の道である「山辺(やまのべ)の道」(奈良県 県有地)の橘

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