プロジェクト概要

モリンガ商品の日本販売を通じ、より多くの現地の方たちと働いていきます!

 

ページをご覧いただきありがとうございます!

 

■自己紹介

 

はじめまして、山家 友明(やんべ ともあき)です。
簡単に自分の経歴を紹介します。

 

 

  1. 大学卒業
  2. モザンビークで青年海外協力隊
  3. モザンビークで開発コンサルタント
  4. モザンビークで起業

 

ものすごくシンプルに説明すると、このような人生を送ってきました。
言い換えると、

大学卒業以降ずっとモザンビークで生活している、それが私です。

モザンビーク生活は、今年で8年目に突入しました。

 

 

※青年海外協力隊時代
改良かまどやネリカ米の普及、レモングラスの加工支援などを行っていました。

 

■奇跡の植物モリンガとモザンビーク

 

モザンビークに来てから8年半。
仕事柄、農村地域で生活する人たちと頻繁に接してきました。
その中で感じたことが、

 

農村地域には収入源が少なすぎる、ということです。

 

モザンビークの農村地域では産業がないため、職がなく1日100円以下で生活する人たちがほとんどです。


彼らの主な収入源は、自分たちの農作物の余った分を販売することで、
他には木炭や果物の販売、日雇い労働への従事などが挙げられます。

 

※国道沿いに木炭を並べ販売。都市部に暮らす人達が車で通った時、買ってくれることがあります。1袋200円程度。

 

農村地域では食料を自給するのが普通ですが、現地で農繁期は1年に1度。
仮に干ばつなどで不作に終わった場合、生活が一気に苦しくなります。

 

その現状を見てきて
「何か新しい収入源を農村地域で作れないか」
そう考えた時に頭に浮かんだのがモリンガです。

 

 


 ※モリンガの葉を収穫する現地女性

 

モリンガは、人体に必要な栄養素が90種類以上も含まれている植物です。
その栄養素の豊富さから「奇跡の木」と呼ばれることもあり、サプリメント、お茶、お菓子など、現在様々なモリンガ商品が世界中で流通しています。

 

【引用元】出版年 2018/7/8、出版社 コスモ21、 著者 上前琢磨、 タイトル 史上最強のスーパーフード「モリンガ」の奇跡、 引用ページ 5ページ

 

ここモザンビークでは、いたるところにモリンガが生えています。
ですが、ほとんどの人はそれが何に使えるのか知りません。家の生け垣に利用する程度です。

 

豊富な栄養素を有していることから国連も注目し、モザンビークでも政府やNGOが普及に取り組もうとしていますが、農村地域での反応は薄い、というのが現状です。

 

実は私も青年海外協力隊時代、モリンガの苗を育て配布した経験があります。

 

「農村地域に配布し、将来的に葉っぱを使った栄養改善活動をしよう。」

 

そう思っていたのですが、農村地域の人たちに話しても反応はイマイチ。
「不足しがちな栄養素をモリンガで補えるんです!病気にかかりにくい健康的な身体になりますよ!」
と熱く説明しても、まあ・・くれるのならもらっておくか、という寂しい反応が主でした。

 

結局、そんな反応に戸惑っているスキに、赴任先の農業局所長が畜産業者へ200苗全てあげてしまいました・・
畜産業者はモリンガのことを知っていたので、喜んで持っていったようです。今ごろ、牛や豚への飼料として使用されていることと思います。

 

話が少し脱線しましたが、要するに農村地域では、いくら「これは栄養豊富だから食べましょう」と外からアピールしても、それが農村の人たちにとって十分な魅力ではありませんでした。はっきりと目に見える形で魅力を提示しない限り、行動には繋がらないということを学びました。

 

その失敗もあってか、私の中で

 

・栄養豊富なモリンガを通じて、農村地域の栄養改善を図りたい。
・農村地域では収入源が少ないので、新しい収入源を作りたい。

という気持ちが、青年海外協力隊が終わった後にも頭に残りました。

 

■モリンガ事業の立ち上げ

 

協力隊後は開発コンサルタントとして、すぐにモザンビークへ戻ってきました。
2年間の契約でしたので、契約が切れたら自分で事業を立ち上げよう、そう思いながら活動していました。

 

そして、いざ事業を立ち上げると考えた時、頭に浮かんだのは協力隊時代のモリンガのことでした。

 

「モリンガの加工事業を始めれば、今まで価値の無かったモリンガに価値が生まれ、現地の人の収入源を増やすことができるのでは?」
「事業が拡大すれば、より多くの人達がモリンガに接する機会を持ち、食料の1つとして定着する可能性が高まる」

 

そのような考えから、開発コンサルタントの仕事を辞めた後、私はモリンガ事業へ向けて動き出しました。

 


※モリンガ農地。何もないところから栽培を開始しました。

 


※除草を近隣住民にお願いする時、現金よりも魚を報酬としたほうが作業スピードが早い。


写真の右に写っている方は、事業パートナーのJudite(ジュディティ)さんです。

 

旦那さんに先立たれ、「残りの人生は若者に勇気を与えられる事業家を目指して生きよう」と考え単身モザンビーク北部で起業した、勇気ある女性です。

 

数年前、彼女の志に共感し、会って2回目に「一緒にモリンガ事業をやりませんか?」と提案。それからずっと活動を共にしています。

 

1からのスタートで、モリンガがアリに攻撃されたり、隣人の野焼きがモリンガ農地を襲ったりと色々ありましたが、現地パートナーと2人3脚で栽培を進め、徐々にモリンガ農地の形になっていきました。

 

■モリンガ事業の現在

 

現在、モリンガ農地周辺に住む女性15名が、私たちのモリンガ事業に賛同し協力してくれています。

彼女たちには、モリンガの葉の収穫、洗浄、選別を行ってもらい、仕事量に応じて報酬を渡しています。

 

最初は外国人ということで警戒されていましたが、今では

 

「もっと仕事する機会を増やしてほしいわ。石鹸や子供へのノートを買いたいの」
「遠くに住んでいる私にも平等に仕事を与えてほしい」

 

といった意見を、物怖じせず言ってもらえる関係になりました。
(・・・仕事を増やせるように頑張らなければ。)

 

また、契約農家からモリンガの種の買い付けも行っています。

 


  

 

種からはオイルがとれます。モリンガオイルの用途は幅広く、化粧品の原料、機械油、バイオディーゼル燃料として使用されています。

 


※現地販売を開始した自社のモリンガオイル。日本販売へはさらなる改良が求められます。

 

種の買い付けでは、現在200世帯を超える人達が関わっています

 

何気なく庭に植えていた木から取れる種が、実は価値を持っていた。そのことを知った住民の反響は大きく、「ウチにもモリンガの木がたくさん生えているから、種を買いに来てくれ!」というリクエストが日々舞い込んでくる状況です。

 

今は自己資金が乏しいことから、種の買い付けで巻き込める世帯数に限りのある状態ですが、将来的には私の住む州全域に契約農家を創出し、現地でのモリンガ普及に貢献したいと考えています。

 

以上が、私がなぜモリンガ事業をやろうと考えたのか、どのように進めてきたのかの説明です。

 

■クラウドファンディングでお願いしたいこと


今回のチャレンジでは、皆さんのご支援を募り、次の2点のことを実現させたいと考えています。

 

1.    深井戸の建設
2.    日本でのモリンガ商品開発


【深井戸】


私たちの農地には井戸が無いため、今は市内から水をポリタンクで運び加工作業を行っています。 
しかし、毎回ポリタンクで水を持っていく方法では加工できる量に限りがあるため、生産量拡大を見据え、農地に深井戸を設置したいと考えています。

 

※深井戸イメージ写真
 

予算に関しては、現地業者から見積を取得しており、約50万円で設置できる見込みです。

 

【商品開発】

日本での販売を開始するために、日本用の商品開発を考えています。
日本で複数のモリンガ商品を販売している「shareMe」、この運営者である友人の舟久保大輔さんが、全面的な協力を申し出てくれています。
現在、彼の会社と共同で商品開発を進めているところですが、商品開発費が若干不足している状況です。

 

shareMe公式ホームページ

 

検討している商品は、モリンガ茶です。

 

・モリンガ茶
焙煎させ、飲みやすいタイプのものを考えています。コーンのような香りが心に安らぎを与え、高い利尿作用から身体の内部をキレイに浄化してくれます。
梱包にはクラフト紙を使用する考えで、ティーパック30袋入り(1ヶ月分)の商品を開発します。

 

 

■お礼

ご支援いただいた方々には、モザンビークの太陽をたくさん浴びて育ったモリンガを使った「モリンガ茶」を商品化してお届けします。

 

また、元モザンビーク青年海外協力隊の友人に協力してもらい、アフリカの伝統布で作ったクッションカバーもお礼の中に含んでいます。
 

日本でも違和感なく使用できるクッションカバーです。

 

その他、ささやかながらお礼として、サンクスレターや活動報告書、現地に関連のある物をいくつかご用意させていただいております。
 

 

■プロジェクトが目指す先

 

今回のプロジェクトでは、日本という新たな市場で商品を販売する事により、モザンビーク農村地域の女性たちの働く場を広げる狙いがあります。

 

モザンビークの小さな農村で私たちのモリンガ事業は動き始め、小さい範囲ながら確実に住民のモリンガへの認識が変化していっています。

 

この動きが拡大することで、やがてモザンビークにモリンガ産業が根付き、それによって多くの人達がモリンガによって金銭的にも健康的にも恩恵を受ける。

 

そんな世界を見ることを目標に、今後も現地に根を張った活動をしていく予定です。

 

■終わりに

 

「早く行きたいのなら一人で行きなさい。遠くへ行きたいのならみんなで行きなさい。」
私の好きなアフリカの格言です。

 

クルマが盗まれたり、首絞め強盗に遭ったりと、決して順風満帆な生活を送っているわけではありませんが、現地や日本人の方々からたくさんのお力をお借りしながら、今に至るまで活動を続けてこれました。

 

ゆっくりとでも前進できていることに喜びを感じ、多くの方と関わりながら楽しく事業を進めていきたいと思っています。

 

 

記事をご覧いただき、本当にありがとうございました!

 

■追記


今年3月14日、南インド洋で発生したサイクロンがモザンビーク中部を直撃し、中部最大都市のベイラ市が壊滅的な被害を受けました。

 

死者数は同月23日の時点で400名に達し、9万人近くが避難所生活を送っています。

 

私の住む北部地域に大きな被害はありませんでしたが、中部の事態を重く受け止め、現在日本のNPOと連絡を取り合い、可能な支援方法を模索している状況です。

 

今回のクラウドファンディングと直接の関係はありませんが、同じモザンビークという国で起こっている出来事として、どうしても触れておきたいと思い、追記いたしました。

 

本件については、ブログやSNS等で引き続き情報発信をしていきます。

※参考記事:BBC Japan, https://www.bbc.com/japanese/47689193

 

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■プロジェクトの終了要項
①モリンガ茶について
2019年7月31日までにモリンガ茶の商品を製造する。
製造個数:30包入り 900袋、10包入り 500袋 合計約1400袋
※原料の状態次第で製造できる袋数が変動致しますので予定になります。
着手予定日:2019/4/31
製造会社名称:昭和製薬
製造会社URL:http://www.showaseiyaku.co.jp/
製造会社住所:愛知県豊橋市天伯町字西雲雀ヶ丘4-2

 

②深井戸について
2019年8月31日までに深井戸の建設を完了させる。
建設の許可:未取得(取得予定日:2019/7/ 15)
建設会社名称:Direção Provincial da Ciência e Tecnologia, Ensino Superior e Técnico Profissional
建設会社URL:なし
建設会社住所:Bairro de Marere Expansao,Cidade de Nampula, Provincia de Nampula,Mozambique

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■協力メンバー

舟久保大輔 株式会社iai 代表取締役

運営サイト:shareMe公式ホームページ

 

【参考文献】
上前琢磨.史上最強のスーパーフード「モリンガ」の奇跡.コスモ21


Alessandro Leone,Alberto Spada, Alberto Battezzati, Alberto Schiraldi ,
Junior Aristil and Simona Bertoli (2016). Moringa oleifera Seeds and Oil: Characteristics and
Uses for Human Health. Internacional Journal of Molecular Sciences,17,2141.


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