シリアと日本。ものづくりで繋がる絵画のスカーフとストール

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【目標達成のお礼とネクストゴールについて】

皆様からの心暖かいご支援とサポートのおかげで、当初の目標金額40万円を達成することができました。

心からお礼申し上げます。 このように多大なるご支援を頂いたことを受け、さらなる目標「スカーフ/ストールの新商品制作」に挑戦したいと思い、今回ネクストゴールとして60万円を目指すことと致しました。

バリエーションを増やすことで、より多くの方に楽しんでいただける商品力を持ち、

一枚でも多くのシリア人アーティストの絵画をスカーフ・ストールという形で、ご紹介したいです。同時にシリア西部の町ラタキアの子ども達への美術教育へ取り組むヒヤーム・サルマーン氏が運営するアルスム・フルミー協会のことも紹介してまいります。

 

皆様からのご支援の声を胸に、シリアと日本がものづくりでつながる商品開発へ精進して参ります。引き続き応援のほどよろしくお願い致します！

 

ネクストゴールの設定額　：60万円

ネクストゴールの使用用途：スカーフ・ストールの新商品制作及び広報物作成

 

※新商品制作の資金が不足した場合は自己資金で賄います。

 

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シリアのヒヤーム・サルマーン氏の絵画を日本の技術でストールとスカーフへ！大阪の繊維メーカーが開発した再生ペットボトル42％の生地を使用し大阪の福祉作業所で縫製します。～YDY-BRIDGEプロジェクト～

▼自己紹介

 

こんにちは！YDY(イディ）の安田有希と申します。

私、安田はジュエリー業界歴11年。ジュエリーメーカーで企画営業をしながら、ボランティアで活動に携わり、YDYを立ち上げました。

YDY(イディ=アラビア語で私の手)はものづくりを通してシリア、イラクとつながってきたアクセサリーブランドです。2016年よりイラクにあるシリア人難民キャンプで子育て中の女性たちへアクセサリー制作のワークショップを実施し、完成したアクセサリーを日本で販売してきました。

難民キャンプでのワークショップ風景

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

2020年2月イラク情勢の悪化により難民キャンプでの活動の中止が決定しました。その後にコロナの影響で渡航自体が難しくなる中、東京外国語大学の青山弘之教授の紹介でシリア人アーティストであるヒヤーム・サルマーン氏の絵画と出会います。

 

原画「Sunset」

 

ヒヤーム氏の絵画に、まず感動しました。

初めて観る絵なのになぜか懐かしい。独特の色彩の世界観からは物語が聞こえてきそうです。

絵画ならば、現地に行かなくてもデータのやりとりで日本でスカーフを制作できないか。

女性が日常的なオシャレに取り入れられるスカーフならば、商品の説明とともに、制作者のことや内戦が10年続くシリアのことを自然な流れで伝えられる。そう考えました。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

スカーフの商品開発を通してシリアと、日本のものづくりと、お客様がつながるプロジェクトです。

 

商品は、3種類。

正方形のスカーフ1柄と、長方形のストール2柄を制作します。

 

シリア西部の海沿いの街ラタキアからのぞむ、地中海に沈む夕陽をモチーフにした2つの絵画と青い女の物語という幻想的な絵画を商品化します。

 

 

 

 

このページの最後にも、たくさん写真を掲載しています！是非ご覧ください！

ヒヤーム・サルマーン氏はこの3種類の絵画をハギレ(布の切れ端)をコラージュする独特な手法で描いています。他にはない、個性のあるスカーフとストールに仕上がりました。

※原画をデータにして生地へ印刷する製法をとっているため、色の出方は女性モデルが広げて持っている写真が実際に近いです。お使いの画像再生環境により実際の色との見え方に差が出ることをご了承ください。

 

 

 

↓ラタキアの街の階段絵。ヒヤーム氏夫妻と若者チームで町にペインティングを行っている。

 

 

 

 

また、今回のプロジェクトを通してYDYは日本のものづくりとつながることができました。

宇仁繊維株式会社さまの生地と、社会福祉法人信貴福祉会・りんごの木(就労継続支援B型作業所)の縫製です。

 

 

 

 

そしてさらに、お客様とシリアをつなげる橋にもなりたいと考えています。

Team Beko とも連携していきます。

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望

目的１）スカーフの試行販売とYDY-BRIDGEの拡大

 

お客様に商品を「素敵だな」と手に取っていただき、後から背景を知っていただけると、自然とその国への興味が自然と湧くのでは。。。
一枚のストールやスカーフから、遠くに感じる国が少し身近になる。そんなものづくりを目指しています。

シリアという国名を聞いて、どんなイメージが皆さんに浮かぶでしょうか？

2011年から続く内戦のイメージの強いシリアですが、豊かな文化がそこにはあります。

 

多くの日本の皆さんが抱くシリアの印象を大きく裏返す現代アート。 「絵画をストール・スカーフにして日本で販売することがシリアと日本の架け橋になってほしい」との想いからYDY-BRIGDEというプロジェクト名にしました。

 

・YDY-BRIGDEもう一つの目的
目的２）等身大の自分で取り組めることを～すごい人にならなくてもいい。～

YDYを立ち上げた2016年。安田はまだ会社員でした。“プロボノ”という専門スキルを社会貢献に無償で提供する立場でYDYを4年間続けてきました。実は、一度も、シリアへもイラクへも行ったことがありません。

イラクにあるシリア難民キャンプでのアクセサリー制作もFacebookのメッセンジャー機能と

手描きの図に英語で造り方を書いて送る。などの方法で続けてきました。

今回のスカーフ制作も、国内の打ち合わせはZoom、現地のアーティストともFacebookのメッセンジャーとメールで連絡を取っています。

私は2020年末に会社員を退職し独立しましたが、YDY事業のみに専念しているわけではなく、ジュエリー制作の仕事も同時に行っています。

 

会社員時代、私は仕事のキャリアを築く機会を手放してまで、中東支援に専念はできませんでした。そして家族の心配を思うと、難民キャンプに直接造り方を教えに行くこともできませんでした。「人生を中東支援にささげられるような、すごい人にはなれない、だけど、何かしたい」YDYをはじめた頃からの素直な気持ちです。そして、中東に限らず、あらゆる分野の社会の出来事において同じような気持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか？

 

通信手段が進化している今、現地に行かなくてもできることは、きっとあります。

YDY-BRIDGEを成功させて、同じような思いを持つ人とともつながりたい。BRIDGE=橋は対シリアとものづくりだけでなく、日本国内のこれから出会っていく仲間との橋でもあります。

 

私は2003年のイラク戦争がきっかけで、反戦運動を通して中東と関りを持ち、18年が経ちました。私は大切に思う国の文化を、商品として日本で紹介し、商いとして成立させることが自分にあった平和への貢献と、今考えています。

相手を知って、つながることから、遠くの国を身近に思う。

シリアという国について興味を持つ裾野を広げる存在となれれば嬉しいです。

是非、本プロジェクトの支援を宜しくお願いいたします。

 

 

 

 【プロジェクト終了要項】

■製作物    　絵画のストール2種・絵画のスカーフ1種

 

 ■製作完了予定日    　2021年4月30日

※今後の新型コロナウイルスの影響によっては、リターン品のお届けに遅延が発生する可能性もございますことご了承ください。

 

 ■製作個数    　

01・絵画のスカーフ「夕陽」25枚

02・絵画のストール「青い女の物語」12枚

03・絵画のストール「夕陽・長方形」12枚

 

 

 ■その他    

プロジェクト中に予定発送数に達した場合は、増産・リターンの追加も検討します。

本プロジェクトがクラウドファンディング成立後に、本プロジェクト実行の為に必要な資金が不足した場合には、クラウドファンディングの目標金額との差額分を自己資金で賄う予定です。

 

■最後に絵画のスカーフとストールの商品写真を掲載します！

撮影　Kazuho Kurita(＠sign_lab)    モデル　NIERI EBITA(＠nieriebita)

 

01　絵画のスカーフ「夕陽」

地中海へ沈む夕陽。男性の方にもおススメです！

 

　　

 

 

 

 

02　絵画のストール「青い女の物語」

青い女と黒いカラスの対比が印象的な絵画。独創的な一枚です。

 

　　

 

 

03・絵画のストール「夕陽・長方形」

地中海へ沈む夕陽。夕陽に照らされた木々が印象的です。

 

 

 

 

▼プロジェクトの終了要項

・製作物    
シリアと日本。ものづくりで繋がる絵画のスカーフとストール

・製作完了予定日    
2021年4月30日

・製作個数    
長方形ストール大12枚×2柄=24枚
正方形スカーフ25枚