インドネシアの公用語は「インドネシア語」です。しかし1万3千を越える島に、500以上の言語があると言われています。ジョグジャカルタでは日常的に「ジャワ語」が話されていますので、農村にホームステイに行った際にも、村の子どもたちが話す言葉は「ジャワ語」です。若者(大学生)は英語が話せる人も多いため、私たち日本人とジョグジャカルタの若者の意思疎通は、専ら英語になります。

キャンプを共に創っていく仲間として、お互いがどんなことを考えているのかが分からなければ、前に進みません。そこで自分の意見を出し合うのですが、ジャワ語訛りの英語と、日本語訛りの英語がぶつかりあうのですから、「この人は何が言いたいんだろう?」「どうやったら伝わるんだろう?」ということにみんな真剣です。話し合いの部屋の中には、英語、ジャワ語、日本語が飛び交うような状況です。しかし自分とは異なる人を理解しよう、理解したいという強い思いは、時に言葉を越えることがあります。

村の中では子どもたちと遊ぶ時間があります。しかし英語がわかる子どもたちはほとんど皆無。しかし言語はコミュニケーション手段の1つではありますが、唯一ではありません。表情や身振り手振りなど、言語によらない意思疎通にチャレンジしていくことになります。もちろん、ジョグジャカルタの若者に、通訳してもらうこともありますが、覚えたてのジャワ語を使い、それが通じた時の嬉しさといったらありません。そのようにして若者は、他者を受け入れること、誰かを大切に思うこと、分かってあげたいということに真剣に向き合うことを通して、地球市民として大切なことを学んでいます。

 

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