車輪もありますヨ

黒姫に置かれていたヨ５００３をご覧になった方もいらっしゃる筈です。

私も、「車輪が無いのになぜ板バネや連結器はあるのだろう？」と、

とても不思議でした。

 

９月下旬、輸送費の消費税が上がる前に移設を決断し、所有者の方とお話の折、

「車輪はありませんか？」と伺ったところ…、

 

 

なんと！　隠してありました！

 

理由は簡単、「転がるから」だそうです。

 

他にも色々と理由があるにはあったのですが、これで何とか様にはなると安心しました。

でも、果たしてトレーラーに乗るのだろうか？

運送会社の相談役に電話すると、

・・・多分乗ると思う…。

やってみることにしました。

 

 

 

ピッチピチだし。

 

でも、２往復する手間も省けました。

色々とラッキーだったのでした。

 

ちょっと残念なのは、この車輪、スポーク車輪ではありません。

京都鉄道博物館のヨ５００８がスポーク車輪でかっこいいなぁ、と思っていただけですが。

でも、ネットで検索してみたところ、

https://blog.goo.ne.jp/kiza2/e/2c0e646818c8b52c23e85967a521bd9a

こちらのサイトに、ヨ５００３のたから号の写真がありました。

昭和38年12月とあり、お隣のEF6050が出来て間もない頃です。

既に山陽本線に「西たから」が走っていた時代で、東京の汐留から転属して大阪の梅田を起点にしていた頃です。

 

よく見ると…、というか、よく見ても、

スポーク車輪じゃないです。

幸か不幸か有難い事に、たから時代はスポーク車輪ではなかったようです。

 

 

クラウドファンディング達成の際は、必ずこの車輪の上に本体を載せて、完全な「車両」としての復元をした上でお披露目したいです！

 

どうぞご支援の程、お願い申し上げます。