音楽イベントを通して、障害のある方々に恩返しと笑顔を届けたい

 

障がいのある方も高齢の方も、みんなが一緒に音楽を通して笑顔溢れる1日に！

はじめまして！「えりのあ福祉まつり実行員会」の山田純一と申します。

 

毎年私たちは栃木県で「えりのあ福祉まつり」を開催しています。

 

このイベントはシンガーソングライターの「えりのあ」を中心に栃木で活動しているアーティストが集まり、障がい児・者、高齢者を無料招待して行われる福祉チャリティイベントです。

 

今年でなんと13年目を迎えます。参加者は障がい児・者、高齢者、地元の方含め計500人！さらに毎回250名を上回るボランティアが集まり多くの施設の障がい者をサポートしてくださっています。

 

またこのイベントの一環としてこれまで38施設に車いすやカラオケセット、デジタルカメラなど寄贈してまいりました。

 

今までこのイベントは寄付金やえりのあの活動資金をもとに行ってまいりましたが、毎年規模が大きくなっているため、資金が賄いきれなくなってきています。

 

しかし、毎年このイベントを楽しみにしてくれている人たちがいるなかで、ますますパワーアップした「えりのあ福祉まつり」を作り上げていきたいと、えりのあはじめ実行委員一同準備中です。

 

今回第13回目の「えりのあ福祉まつり」を行うにあたり、ぜひみなさまにイベント成功に向けたご支援をいただきたく、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

今年も参加者が垣根を越えて、みんなでいっしょに楽しめるイベントになりますよう、みなさまのあたたかなご支援をよろしくお願い致します！

 

 

 

"障がい者の人に恩返しがしたい"
その想いとともに始まった「えりのあ福祉まつり」

 

「えりのあ」は社会福祉士、介護福祉士の資格を持つシンガーソングライターとして活躍しています。

 

福島県双葉町生まれで被災地復興はもちろん、障害者施設運営者やそこで働く人たち、幼稚園、小学校、中学校で講演とライブを交えた新しいかたちのライブを開催しています。その功績で小学校の校歌も手がけました。

また県や市の「ゆるキャラ」のテーマソングを数多く手がけ、栃木県の大使、大田原市、矢板市の大使も務めております。

 

 

そんな「えりのあ」がシンガーソングライターとしてデビューするキッカケとなったのが、障がい者との出会いでした。

 

小学校のときにいじめにあい、引きこもりになった際、担任の先生ににボランティアで知的障がい児の面倒を見ることを薦められたえりのあ。

 

そのときに関わった障がい児は、健全者にいじめられていたえりのあに対して、なんんの垣根もなく普通に接してくれました。えりのあはそのことに凄く救われました。

 

ボランティアとして接していくなかで多くの笑顔と出会い、自分が役に立つと自信を持てた経験にもなったのです。

 

何か恩返しをしたい！という気持ちで社会福祉士と介護福祉士の資格を取得。さらにもともと歌うことが得意だったため音楽を通じて障がい者の役に立ちたいという思いからシンガーソングライターデビューを果たし、多くの施設に歌を届けてきました。

やがて、「えりのあ」に来て欲しい施設が増え、回り切れない！となったとき、それならば逆に呼んでしまおう！ということになり、「えりのあ与一福祉まつり」を開催に至ったのです。

 

さらにイベントの一環で福祉まつりに来られない施設や、設備が整っていない施設には車いすを届けながら歌のプレゼントもしようということになりました。

 

 

イベントではこのようなことを行っています。

 

・えりのあライブ

・栃木ご当地キャラクター「雷様剣士ダイジショー」

・地元タカムラ産業の段ボールすべり台やシーソー、自動車などの遊具広場

・栃木名物与一太鼓

・栃木のゆるキャラ集合大会

・地元のおいしい食べ物出店

・障がい児・者の施設で作成したものの販売の場の提供

・車いすなどのチャリティー大抽選会

etc…

 

身体の不自由な方や、障がいを持った方々が健全者も含めみんなで一緒に楽しめる場を提供したい！ふだんなかなかライブなど見ることが出来ない方々に大声を出したり騒いだりして堂々と楽しめる場を提供したい！ 

 

さらに障がい児者はも健全者もみんながイベントで役割を与えられており、みんなでイベントを作り上げていくような仕組みを作っています。

 

そういった共生ということを知ってもらうことがこのイベントの目標です。 

 

お祭りに来ていただいた方からは「施設からは普段出かける機会の少ない利用者にとって貴重な機会です」や「毎年楽しみにしています！」など嬉しいお声をいただいています。

 

またイベントの一環として行っている車いすなどのプレゼントが当たるチャリティー抽選会では、 嬉しいお声をいただいています。

「施設は少ない予算でしかないので、本当に助かります」

「 カラオケセットなど利用者が本当に喜んでいます」

「 デジタルカメラで様々な記録ができるようになりました。」

 

 

 

参加者の喜ぶ顔を思い浮かべながら……
第13回はさらにパワーアップしていきます！

このプロジェクトは寄付とえりのあの活動資金で支えてきました。毎年寄付金は少なくなっていますが、参加者は年々増え、イベントの規模は回を重ねるごとに大きくなっていきました。

 

地元に愛されているイベント。

だからこそもっと多くの障がい者に楽しんでもらいたい、会場も大きくしたい、車いすやカラオケセットをもっと多くの施設に届けたいという気持ちが大きくなっていきました。

 

いずれは栃木県全体に広げていくために、第13回は前回よりもっとパワーアップしていきこのイベントを続けていきたいと思います！

 

 

 

みなさまからいただいたご支援で、より充実した活気あふれるイベントに！

 

今回のイベントの詳細です。

 

 

みなさんのご支援を以下のことにあてさせていただきます。

 

●車いすが必要な、障がい児・者、高齢者を無料招待する会場費（車いすが何十台も入れる会場が少ない）
●来場者に楽しんでもらうために必要な、音響設備や照明、オペレーターの他舞台設備、テントなど
●250名からのボランティアの食事、飲み物代
●ボランティアで補えない人件費
●ポスターやチラシなどの印刷物
●毎月行う実行員会の会議費（印刷・事務用品など）
●障がい児・者、高齢者施設で作られたアートや小物の販売にかかる資金

 

 

音楽を通して、みんなが共存していることを感じることができるイベントへ

 

このイベントの一番の目的は共存です。

高齢で不自由になった方、障がいのある方、一般の方、小さな子どもまで同じステージを楽しみます。

「障がい」といってもさまざまです。身体障がい、知的障がい、本人にしかわかりにくい障がいもあります。

多くの方々は外に出るのを嫌がったり、出たいけどサポートしてもらえないと出られなかったり、興奮すると大きな声をあげてしまうこともあります。

また、若い親御さんのなかにはライブに子どもを連れて行くと騒いだり、走り回ったりしてライブを見られない方もいます。

えりのあは最初に会場に来ている方々へ「このライブは静かな曲を静かに聴かなくて良いです。歌っているときに大きな声をだしても走り出しても良いです。子供が泣き出しても外に連れ出さないで楽しんでください！」と伝えます。

実際に「えりのあ」が歌っている時にステージに登ってきて足にまとわりついてきても危険で無い限りだれも止めません。

普段ライブを見ることができない、敬遠してしまう、そんな方々に来てもらい、楽しんでもらいたいと思います。音楽を通してみんなが楽しく共存していることを感じられるイベントづくりを今年も目指していきたいです。

 

みなさまのあたたかなご支援、どうぞよろしくお願い致します！