茨城の棚田米で地酒づくり!参加することで支える遊休農地活用!
支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 27人
- 募集終了日
- 2014年4月29日
よき仲間に恵まれて
全く無名のどぶ板NPOにとっては、サイトに掲載してもらい知名度が上がり、すでに20万円ものお申し込みをいただいている時点で大成功といえますが、せっかくなら目標金額に達してご厚意を受け取りたいものです。 そう。 目標額以下ですと「なかったこと」になるのです。
ひとりで草刈りから活動を始め、法人設立からまる2年で、協力していただける人々に恵まれ、大吟醸づくりや果樹園、畑、田んぼでの自然農や減農薬栽培中心の様々な農活動、アースデイ東京での出展など、活動の面ではよい展開を見せています。 この流れを継続可能な事業に仕立ててゆくことで、自立した社会活動に育てることが次の課題です。
私がNPO法人よかっぺいばらきを設立しようと考えたそもそもの理由は、福岡県和白干潟や沖縄県西表島をフィールドに生態学の研究をしていた大学・大学院時代の経験にあります。
約20年前、卒論研究を行っていた和白干潟の沖に人工島を作る計画があり、経済効果への疑問と環境への悪影響を危惧する人々の強い反対がありました。 私も同じ疑問は感じていましたが、当時は何もできませんでした。 現状を見ると、経済的も環境的にも、反対していた人々の危惧は正しかったと感じます。
また大学院時代、西表島で研究を行っている際には、急速な観光化による自然破壊、移住者の増加等による地域社会の変質に強い疑問を感じました。 例えば外部大資本による環境への配慮や地域社会の合意形成を軽視した大型リゾート開発、「エコ」と称しつつ裏付けがないまま、島民も稀にしか行かなかった場所が次々に主に新規の移住者により観光化され、荒稼ぎがおこわわれる自然体験型ツアー、家や車に施錠が要らない生活から知らない隣人が増え、空き巣が起こる社会への変化。
それらと引き換えに、本当に古くからの住民は幸せになったのか、多くは「自然が好き」な人々による移住に義はあるのか、国立公園級の地域で目指すべき地域の発展の方向は、そういうものなのか。 そうした疑問です。
そうしたなか、専門家として西表島における環境裁判で証人を務めるなど自然保護活動を行っていましたが、その結果わかったことは、仮に学問的に正しいことであっても、専門家がただ正しいことを言っているだけでは何の成果も得られないということです。
これらの経験を経ていろいろと考えた結果、専門家だからこそ、広い視野を持ち、地域の総合的な未来像を示す必要がある。 それは象牙の塔にこもり正しいことを語るけれども具体的社会貢献にはならないようなことよりも、価値があると感じるようになりました。
そのため学位取得後は、専門の深化よりも学際化と実践を目指しました。 社会をより広い視点で知り、また伝える技術を得るために、インターネット新聞の編集者として勤務、さらに地域や人間性について、より生臭い現実にも触れるために政治家の秘書や候補者としても活動してきました。
それぞれの経歴は、主体的に選び取ってきたというよりも、与えられた状況の中、可能なものを模索してきただけなのですが、結果としては、当初からの希望と何かしらつながっており、苦しい時も多かったのですが、一つとして無駄な経験がなかったと感じています。
これからも地道に、バカ正直に、仲間を募りつつ、できるところから手を付けて、活動を続けていきます。
リターン
3,000円
■支援年度の棚田事業、活動報告書
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
■限定生産日本酒 4合瓶1本
■NPO公式WEBサイトへ支援者としてお名前掲載(希望者のみ)
■支援年度の棚田事業、活動報告書
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 41
30,000円
■限定生産日本酒 一升瓶1本
■棚田関連イベント通年参加券(田植え、収穫、酒蔵見学、草刈りなど)1名分
■NPO公式WEBサイトへ支援者としてお名前掲載(希望者のみ)
■支援年度の棚田事業、活動報告書
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 27
50,000円
■耕作放棄地の柿10㎏
■限定生産日本酒 一升瓶1本
■棚田関連イベント通年参加券(田植え、収穫、酒蔵見学、草刈りなど)1名分
■NPO公式WEBサイトへ支援者としてお名前掲載(希望者のみ)
■支援年度の棚田事業、活動報告書
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
100,000円
■耕作放棄地の柿10㎏
■限定生産日本酒 一升瓶4本
■棚田関連イベント通年参加券(田植え、収穫、酒蔵見学、草刈りなど)1名分
■NPO公式WEBサイトへ支援者としてお名前掲載(希望者のみ)
■支援年度の棚田事業、活動報告書
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 5