支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 154人
- 募集終了日
- 2018年12月14日
車いすユーザーの社会参加を応援する!WheeLog!サポーター
#観光
- 総計
- 136人
能登半島地震|助かった命のその先の“生きる”を支える活動にご支援を
#まちづくり
- 現在
- 6,784,000円
- 支援者
- 310人
- 残り
- 38日
文様に導かれた旅。映画『フィシスの波文』上映応援プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 3,100,000円
- 支援者
- 142人
- 残り
- 12日
能登の塩再興!能登半島地震で壊れた建物を修繕し日本中に塩を届けたい
#観光
- 現在
- 4,098,000円
- 支援者
- 513人
- 残り
- 42日
うまれるまえの命に向き合うお手伝い|FABサポーター募集!
#子ども・教育
- 総計
- 0人
あなたは悪くない。性暴力で苦しむ人にセラピー提供で社会復帰第一歩を
#子ども・教育
- 現在
- 2,295,000円
- 支援者
- 103人
- 残り
- 24日
【岡山県総社市】重症児デイサービスを守る!マンスリーサポーター募集
#まちづくり
- 総計
- 32人
プロジェクト本文
終了報告を読む
ご支援ありがとうございます!おかげさまで目標額を達成しました。
キャンペーン開始直後から、大きな反響をいただいています。
この動きを待ちわびていたと、熱い想いをメールでくださる方。事務所を訪れてくださる方。エールをくださる方。朝日新聞、東京新聞を皮切りに新聞各社の取材を受け、各社教育欄に次々に掲載され始めました。
スタッフは日々の活動を通して、システム構築を待ちわびる人々の期待を一身に感じています。
僕らのために立ち上がってくれたこの活動を手伝いたいのだと、中学生、高校生が連絡をくれます。寄付のためにお小遣いを貯めるという中学生も。
事例収集がスタートし、事業開始も間もなくです。
求める人から託された想いを、応援してください。
菊田 史子
こんにちは。菊田史子と申します。私には、読み書きに困難を抱える息子がいます。息子の子育てを通して、発達障害児の親のセーフティーネットの必要性を感じ、親の会の立ち上げや制度の勉強会を開催してきました。新宿区教育委員として、学校現場を訪問しながら、新宿区の教育施策にも関わっています。
息子の高校受験をきっかけに、読み書きに困難を抱える子供たちが、学び、進学し、自分の夢を実現していくために必要なのは「情報」だと気が付きました。一人でも多くの子どもたち、そしてそれを支援する先生や保護者と情報を共有したい。その思いから、事例バンク事業を始めることにしました。
教科書を音読すること。黒板の文字をノートに書き写すこと。テストの答案用紙に答えを書くこと。そんな当たり前の読み書きに、困難を抱える学習障害(がくしゅうしょうがい、Learning Disability 、LD)の子供たちは、日本ではクラスに4.5%程度いるとわかっています。
文部科学省によれば「学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである」と定義されています。
ただ困難が特定分野に限定され、発達に遅れがないため、障害ではなく「努力不足」「勉強不足」と見過ごされてしまうことも多いのです。
それだけで読み書きの困難から解放されます
私の息子も、そんな子どもの一人でした。
小学校に入学する頃、息子の「読み書き」に違和感を感じ始めました。国連本部の仕組みについて説明して大人を驚かせる一方で、私が隣に座って何度書き直しても、自分の名前を文字で書くことができない。
癇癪を起こし、床に伏して泣きじゃくる息子の隣で、「あなたのためだから」と、必死に文字の練習をさせました。毎日が戦いでした。
ある夜、いつものように疲れ果てた息子の寝顔を見ながら、「この努力は息子のためになるのだろうか」「字を書かせたいのは私で、それは私が良い母親でありたいからなのではないか」と、はっとしました。私は本当の意味で息子に寄り添っていなかったと気が付いたのです。
「書くのは、もうやめようね」と息子に話すと、息子はほっとした顔で笑いました。その日から、私たち親子は、書かなくても学びを続ける手段を探し、東京大学先端研センターが主催する「DO-IT(Diversity, Opportunities, Internetworking and Technology) Japan」と出会いました。
このプログラムは、障害や病気のある小中高校生・大学生の高等教育への進学とその後の就労への移行支援を通じ、将来の社会のリーダーとなる人材を育成するため、「テクノロジーの活用」を中心的なテーマに据え、「セルフ・アドボカシー」「障害の理解」「自立と自己決定」などのテーマに関わる活動を行っています。(DO-IT Japanホームページより抜粋)
このプログラムの中で、息子は、鉛筆とノートの代わりにタブレットを使うことを知りました。「この方法なら僕も勉強することができる!」と目を輝かせました。
当時、その地域で知る限り、教室にタブレットを持ち込み、学習する前例はありませんでした。たくさんの方の支援があり、様々な壁をのりこえ、6年生の春、公立小学校の教室でタブレットの使用が始まりました。
「ママ!80倍くらいノートテイクが楽になった!」と息子は笑顔を見せました。それ以後、息子は教室から脱走する理由がなくなり、級友との間に、居場所と活躍の場ができていきました。
DO-IT Japanで、息子は新しい学びの手段を知りました。そして私は、孤独な子育ての中で、「読めなくても書けなくても学ぶ方法はきっとある」という信念で、DO-ITにたどり着いた保護者との出会いがありました。
岩手県に住む山口幸強くん(17歳)のお母様の美香さんは、小学校時代についてこのように語ります。
”息子の困難が障害であることに最初は気が付きませんでした。そんな息子をイジったり、馬鹿にする子が現れました。息子は教科書をビリビリに破いたり、ランドセルを丸ごと、びしょ濡れにして帰って来ることもありました。時には、突然、教室を飛び出し学校から脱走し行方不明になった日もありました。
息子が、感情を抑えられず、騒いでいる姿を見た人の中には、「こういうキレる子が、将来 殺人をおこすんですよ。」とか、「親の育て方が悪いから言う事を聞かないのだ。」と心ない言葉を言われた事もありました。
また「男の子なのだから大きな音くらいで怯えるな。」と聴覚過敏を理解して貰えないことがありました。”
私の息子と幸強君に共通していること。
それは、読み書きに困難があっても学びたい、という強い気持ちでした。
中学入学後、先生と話し合いの場をもち、PCを導入すると、息子は勉強に夢中になりました。書きの困難をICTによって代替することで、順調に学力を伸ばした彼は、進学校への進学を志望しました。
息子が試験を受けるためには、答案をPCで作成することが必要です。もちろん前例はありません。勇気を振り絞って配慮の申請を提出した息子を、それぞれの立場からたくさんの人が応援してくださり、高校入試の配慮を受けることができました。
鉛筆の代わりにICTを利用すること。それだけで息子の学びは変わったのです。
いま、息子はPCでノートテイクをし、友達とYoutubeやゲームを楽しみ、バイトをしたり、同級生が泊まりに来たり。「読み書き」に困難を抱えていても、ごく普通の高校生として毎日を過ごしています。
読み書きの配慮を得たことによって、息子は学ぶことだけではなく、生きる喜びをも知ったのです。
しかし、彼らのように読み書きに困難を抱える子どもたちの多くは「努力不足」
「もっと頑張れ」と、周囲の無理解が原因で、十分な学びを得られていません。
そして義務教育修了を前に、受験という試練と向き合うことになります。
そんな中「学びたい」という情熱で、自らが必要な配慮を求め、それを実現する子どもたちがいます。
松谷知直君は、奈良県立工業高校 機械工学科の2年生です。
”僕は自力での読み書きがとても苦手です。自分の名前も書き間違えることがあります。低学年の頃は、母が問題を拡大コピーをしたり、見やすく加工したりしてくれましたが、学校はとても大変でした。
そんな僕でも、助けてくれるモノがあれば、読み書きができるとわかったのは、小学校5年生でタブレットに出会った時でした。それから担任の先生や校長先生に自分の困難を説明し、学校でタブレットを使えるようになりました。
中学校ではテストの対応の交渉もしました。高校入試では、中学校での支援や配慮が引き継がれ、PCを利用して受験し、実力を発揮することができました。高校でも、PCを使って学習し、定期考査はPCで受けています。新しいことを知ることは、とてもエキサイティングです。
そして、学ぶこと以外にも、良いことがたくさんあります。読み書きに費やしていたエネルギーを他のことに使えるようになり、電子工作したり、ロボットを作ったり、趣味の時間をもてるようになったほか、高校では無線部にも所属し高校生活を満喫しています。これまでは疲れてできなかったゲームもできるようになり、楽しみが増えました。”
松谷くんは、自らの困難に真摯に向き合い、前例のない場所で、ゼロから解決方法を生み出しました。障害を理解してもらうために様々な工夫をし、辛抱強く交渉を続け、支援と配慮を得て、未来を切り拓く子どもたち。実は全国にたくさんいるのです。ただその事例を、多くの人は知ることができません。
タブレットを使用することで、学びを取り戻した知直くん。
でも母の真由美さんには心配なことがありました。
”知直は先生や校長先生の理解を得て、配慮を受けることができました。
でも「高校では支援も配慮もないのだから、中学校で支援や配慮をしても仕方ない。」「前例がないから配慮を受けられない。」という相談を度々受けるのです。
息子の前例があるはずなのに、同じ地域の中でもそれが周知されないことに、もどかしさを覚えました。
同じような困難を抱える子供たちは、配慮を受けられるよう学校と交渉していますが、個々に行われている交渉が、繋がることはありません。でもそれでは困難を抱えながらも学びたいと願う子供達の助けにならない。
情報を必要としている人に、必要な情報が届くシステムがあれば、と強く思いました。”
私たちが高校受験でたくさんの学校を回って感じたのは、先生も保護者も「前例」がわからないということ。先輩たちが大変な苦労をして1校、2校と拓いてきた事例が共有されないから、毎年毎年、「前例を見せてくれたらやってあげる」と言われてしまう。
私たち当事者にできることは、この前例を次につなげることではないか。その思いが日に日に募りました。そして、同じようにLDの子供をもつ保護者、そして私の考えに賛同してくれた友人とともに、事業を始めることを決め、一般社団法人読み書き配慮を設立しました。
私たちの願いは、ひとりでも多くの子供達に、解決のストーリーを届けることです。ひとつでもロールモデルに出会うことができれば、彼らは自分の未来を想像することができます。
私たちは、全国のパイオニアたちが開拓した事例を集めて共有するストーリーデーターベースによって、読み書きの困難そのものへの理解と支援への理解を広げていきたいと考えています。
どの地域の学校で学んでいても、そのお子さんの苦しさが、読み書きの困難によるものだと誰かが気づいて、適切な支援が速やかに提供される社会を目指しています。
彼らの配慮事例がひとつの解決ストーリーがヒントになって、次の解決ストーリーを生む。その循環をつくっていくために、私たちの活動を応援してください。
***私たちも応援します***
皆様からいただきました応援メッセージは、新着情報で更新いたします!
写真をクリックして、是非ご覧ください。
***当事者の声も続々掲載予定です***
全国どこからでもアクセスできる、信頼性のあるストーリーバンクにしていくために、システム構築にはまとまった資金が必要です。読み書き困難があっても学べる社会をつくるために、社会を変える一翼を一緒に担っていただきたいのです。この事業にご賛同いただき、どうか支援をお願いいたします。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
鹿児島生まれ。一男一女の母。 人も文化も多様な東京新宿で子育てを始めて20年。 読み書きに困難のある息子の子育ての経験から、親の会の設立やPTA会長をするなど、子供の育ちを支える大人の信頼関係の輪を切望。 現在は、新宿区教育委員として新宿区の教育施策に関わる。 顔見知りの行き交う町を電動ママチャリで走る毎日。
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リターン
3,000円
◆読み書き配慮を応援!
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
頂きましたご支援は「あるよストーリーバンク事業」のシステム構築費として大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 48人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月
5,000円
◆ 読み書き配慮を応援!
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
頂きましたご支援は「あるよストーリーバンク事業」のシステム構築費として大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月
10,000円
◆ 【設立記念シンポジウム】ご招待
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
◼︎2019年5月に開催予定の【設立記念シンポジウム】にご招待いたします。
*記念講演のほか、HPに次々展開される”あるよストーリー”を保護者が生で語る「あるよストーリーLIVE」、交流会(会費は別途)などを予定しています。(東京都内で開催予定。会場までの交通費はご負担ください)
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 46
- 発送完了予定月
- 2019年1月
10,000円
◆設立記念 限定ロゴ入りトートバッグ
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
◼︎(限定)ロゴ入りトートバッグをお送りいたします。
*ブラック生地に読み書き配慮のロゴが入ったスタイリッシュなバッグです。
- 支援者
- 27人
- 在庫数
- 53
- 発送完了予定月
- 2019年1月
30,000円
◆ 【設立記念シンポジウム】ご招待+ 限定ロゴ入りトートバッグ
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
◼︎2019年5月に開催予定の【設立記念シンポジウム】にご招待いたします。
*記念講演のほか、HPに次々展開される”あるよストーリー”を保護者が生で語る「あるよストーリーLIVE」、交流会(会費は別途)などを予定しています。(東京都内で開催予定。会場までの交通費はご負担ください)
◼︎(限定)ロゴ入りトートバッグをお送りいたします。
*ブラック生地に読み書き配慮のロゴが入ったスタイリッシュなバッグです。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 9
- 発送完了予定月
- 2019年1月
50,000円
◆代表菊田による講演会 開催
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
◼︎代表菊田があなたの地域に伺い講演いたします。
*通常の学級における合理的配慮、制度的背景、入試における合理的配慮、それまでに準備すべきこと、本人の意思、建設的対話、家族との関わり、周囲との関わり方、など。保護者だからこそわかる、涙と笑いを織り交ぜてお話させて頂きます。(講演75分。交通費別途。2019年4月~12月まで)
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2019年1月
50,000円
◆読み書き配慮セミナー 開催
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
◼︎読み書き困難・読み書き配慮について、基礎解説からテーマの深堀り、最新情報など、実際のストーリーをご紹介しながら講演いたします。
*通常の学級における合理的配慮、制度的背景、入試における合理的配慮、それまでに準備すべきこと、本人の意思、建設的対話、家族との関わり、周囲との関わり方、など。保護者だからこそわかる、涙と笑いを織り交ぜてお話させて頂きます。(講演75分。交通費別途。2019年4月~12月まで)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 4
- 発送完了予定月
- 2019年1月
100,000円
◆ベトナムからお届け 読み書き配慮刺繍入りベア
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
◼︎読み書き配慮刺繍入りベアをベトナムよりお届けします
*ベアの顔や洋服の柄は、画像とは異なります。カラーのご指定などは承ることができません。スタッフにお任せ頂きますのでご了承ください。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2019年1月
100,000円
◆ホーチミンスタッフ野中がご案内♪ホーチミン市内観光(プチお土産付き)
◼︎感謝の思いを込めて、Eメールにて、Thank you video massageをお送りします。
◼︎ホーチミン市内観光にご案内
ソーシャルプロモーション担当のスタッフ野中はホーチミン在住。ホーチミン市内観光はもちろん、観光では行かないような市場などにもご案内します。こんなお土産買いたい!こんなカフェに行ってお茶したい!も、在住者だからこそ、渋滞を避けてスムーズにご案内できます。
*ホーチミンまでの旅費はご負担ください。
*市内観光は原則午前8時30分から午後3時までとさせていただきます。
*お土産は、支援者の方1名様とさせていただきますが、3名様(ご本人含め4名)までご同行可能です。
*LINEや現地で使用可能な携帯電話など、連絡手段をご準備ください。
*日程はご相談の上、決定いたします。年末年始、テト休暇(旧正月)など、承れない時期がございます。あらかじめご了承ください。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2019年1月
プロフィール
鹿児島生まれ。一男一女の母。 人も文化も多様な東京新宿で子育てを始めて20年。 読み書きに困難のある息子の子育ての経験から、親の会の設立やPTA会長をするなど、子供の育ちを支える大人の信頼関係の輪を切望。 現在は、新宿区教育委員として新宿区の教育施策に関わる。 顔見知りの行き交う町を電動ママチャリで走る毎日。