板東俘虜収容所の交流を次の世代へ
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 13人
- 募集終了日
- 2021年7月30日
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プロジェクト本文
▼自己紹介
私は、ふるさと鳴門で、板東俘虜収容所の交流を伝える展示室を立ち上げたいと考えています。写真や、交流の様子などを展示して、来てくださる方に、わかりやすく伝えていけるようにしたいです。当時のことを知っている人も少なくなる中、忘れてしまったらいけないと感じています。
板東俘虜収容所では、第一次世界大戦後、約1000人のドイツ人捕虜の人たちが生活していました。そして、所長であった、松江豊寿の方針で、捕虜であっても、自国のために命がけで戦った勇士であるから、尊敬の念を持って接するようにと伝え、収容所としては珍しく比較的自由な生活ができていました。また、板東の人とも交流をすることができました。捕虜の人から、たくさんの技術や、文化音楽など、多くの貴重なことを教えてもらいました。ベートーベン第九交響曲の演奏が、日本で初めて演奏されたのも、板東俘虜収容所内のことでした。そして、捕虜の子孫たちとの交流が100年以上経った今でも続いています。
祖父林豊は、当時、15才のころ、板東俘虜収容所で、郵便配達員として働いていましたそのことをきっかけに、父が研究をし、元捕虜の子孫との交流を続けてきました。研究は、40年以上に渡り、ドイツにも3度足を運び、捕虜の方や、子孫の方と会い、貴重な話を聞かせてもらったそうです。子孫の方たちも、鳴門に来て、墓参りや、ドイツ館に訪れました。100年の記念の年には、たくさんの子孫の方が、鳴門に訪れ、第九交響曲演奏会に参加し、合唱をしました。
私もその交流を大切にして、展示室を開設することで、これからたくさんの人に知って、感じて、考えてもらいたいと思っています。
戦争は、人の命を奪う、あってはならないものです。しかし、戦争の時代においても、捕虜に対して、人として敬い、対等に交流を続けた板東俘虜収容所での出来事は、ふるさとの自慢できるところです。このような事実に興味を持っていただき、応援していただければ、幸いです。どうかよろしくお願いします
私も、できる限り後世に伝えていけるように、精一杯頑張っていこうと思っています。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
私は6年前、父が、亡くなったのをきっかけに、父が長年続けてきた研究を受け継いで、展示、案内したいと思うようになりました。ふるさとのすばらしい史実について、忘れてはいけないと思い、後世に伝えていけるようにしたいと思いました。
個人でやっていくのは、大変なことですが、日本中の人にできるだけ知ってもらいたいと思うようになり、プロジェクトに挑戦しようと思いました。
▼プロジェクトの内容
板東俘虜収容所の交流を伝えていくことを目的に、展示室を開設したいと思います。書物や、写真、手紙や、説明文など、子どもが見ても理解できるように、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。
板東俘虜収容所での出来事
町の人たちとの交流
捕虜の子孫の方との交流などについて
▼プロジェクトの展望・ビジョン
展示室を開設して、たくさんの人に見に来ていただき、板東の田舎町が、活気ある町に戻れるように、少しでも貢献できれば嬉しいです。ふるさとに恩返しするつもりで、来てくださる方に、笑顔で、おもてなししたいです。四国霊場1番札所に近いことから、お遍路にも旅の思い出に、立ち寄ってもらえたら、嬉しいです。
▼プロジェクト終了要項
運営期間
2022 5月〜2023 5月
運営場所
徳島県鳴門市大麻町板東字采女17番地5
運営主体
板東の交流を伝える会
運営内容詳細
板東俘虜収容所での出来事や、その後の元捕虜の方との交流を、展示室に、展示し、理解を深めてもらうように、活動をする。
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プロフィール
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リターン
2,000円
感謝の手紙、ドイツ館、賀川豊彦記念館のチケットをお送りいたします。
感謝の手紙をお送りいたします。ドイツ館、賀川豊彦記念館のチケットは、双方の当館より許可をいただきましたので、お送りいたします。なお、このチケットは、2022年4月から6ヶ月間、ご利用とさせていただきます。ご了承ください。なお、訪問時に、板東の観光案内をご希望される時は、次の質問にお答えする形で、ご記入いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。豊の部屋の招待券も、差し上げます。訪問時には、お飲み物と、お菓子のセットもサービスさせていただきます。
- 申込数
- 48
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月