プロジェクト概要

八鹿浅黄で地域の雇用と農業を元気に!

 

はじめまして、田舎暮らし倶楽部代表の西垣憲志です。私たちは、兵庫県の但馬地方にある中山間地・養父市を拠点に、移住定住の支援活動を行っています。

 

私は養父市にUターンした後、11年前から地方に移住を考える方々の相談を受けてきました。若い人達からの相談も増えてきており、移住をする際の雇用のマッチングに難しさを感じています。

 

また、養父市には雇用の他にも、広がり続ける耕作放棄地の問題もあり、何とかできないかと考えている中で、この地に伝わってきた「八鹿浅黄」という青大豆を思い出しました。

 

 

私の幼少の頃には、各家庭で青大豆を育て、醤油や味噌作り、石臼で挽いてきな粉にするという話をよく聞きました。今でも大豆は醤油や味噌、豆腐や油揚げ、納豆など私たちの食卓には馴染み深いものですが、現在の食品用の大豆の国内自給率は25%ほどで、海外からの輸入に頼っている状況です。(平成27年・農林水産省資料より)

 

こういった状況の中で、地域の雇用と農業の問題を解決し、地域を元気にしていくための取り組みの一つとして、耕作放棄地を復活し、代々受け継がれてきた八鹿浅黄の栽培を広めて、採れた豆を使って味噌を仕込み、販売する取り組みを始めました。


この種を守り、未来へつなげていくことが、ここ養父市の地域や雇用に相乗効果をもたらすという想いで取り組んでいます。

 

八鹿浅黄大豆の畑の草刈り

 

 

地元の方々に支えられて八鹿浅黄と向き合ってきました

 

私たちは、4年前から耕作放棄地を整備して八鹿浅黄を栽培し、味噌の加工所・蔵をつくり、味噌を仕込み始めました。

 

八鹿浅黄は、養父市(市町村合併前は八鹿)に昔から伝わる大豆のひとつで、浅黄色(黄緑)の青大豆です。白大豆に比べ甘みが強く、皮が薄くて大粒で加工に適しています。


この地で昔から種を採って栽培を続けている在来種で、50年位前まではどの農家も田んぼの畦(あぜ)で作っていました。ですが、農家の高齢化や、収益性が低いことから作る人は減少し、一時は絶えかけた大豆です。

 

私たちは、地域の人に一握りの八鹿浅黄をもらい、栽培を増やしていきました。現在は栽培の輪がどんどん広がっており、私たちの他にも5、6軒の農家が栽培しています。地域の方々に会うと「調子はどう?」と畑の様子を気にかけてもらう事も多くなってきました。

 

栽培した八鹿浅黄を使用した味噌作りも、地元の方々に教えていただきながら、自信をもって美味しいと勧められる味噌が仕込めるようになってきました。もっとおいしい味噌を目指して、今も継続してアドバイスをいただいています。

 

八鹿浅黄大豆の収穫

 

 

甘み、香り、コク。深い味わいの八鹿浅黄味噌を皆さまに

 

現在は地元を中心に味噌を販売していますが、もっとたくさんの方に私たちの味噌と八鹿浅黄を知っていただきたいと思い、今回クラウドファンディングへの挑戦を決めました。ぜひ皆さまに八鹿浅黄の味噌を味わっていただきたいです!

 

<私たちの味噌の特徴>

私たちの味噌は、八鹿浅黄大豆・自家製麹・塩だけを使い、天然醸造でじっくり熟成させた100%国内産の味噌です。八鹿浅黄大豆で仕込んだ味噌は甘みが強く、芳醇な香りとコクのある深い味わいが特徴です。

 

<私たちのこだわり>

大豆の栽培には農薬や化学肥料は一切使っておらず、人と環境を考えた栽培をしています。

 

毎年6月に八鹿浅黄大豆をまいて、11月に収穫、乾燥させ選別します。その大豆を使って冬の寒い時期(1月から3月)に仕込んでから、8ヶ月以上蔵で熟成させます。大豆をまいてから味噌が出来上がるまで最低でも1年3ヶ月かかります。2回の夏を越えると、味・香りがさらに深まる長期熟成味噌になります。

 

天然醸造は気温や湿度、自然との共生から生まれるもので、手間も時間もかかり大量生産ではまずできません。冬は寒く、夏は高温多湿、という味噌づくりに適した土地なので、味噌の風味が格段に良く、特別なものに仕上がっています。

 

1枚目:無添加の天然醸造味噌です

2枚目:熟成していく味の変化を楽しめます

 

今回の皆さまからのご支援は、今年度の味噌仕込みの費用、新パッケージ作成費用、販売活動費用として大切に活用させていただきます。

 

まず知ってもらうこと、次に広げていくこと。継続的に味噌の販売を拡大していくことで、この地で育ってきた八鹿浅黄を守っていきたいと思っています。

 

また、他にもまだまだ日本各地に伝わってきた在来種がたくさんあります。その在来種を守り、未来へつなげていくために、今回のプロジェクトがその始まりの一歩になる事を願っています。

 

米の蒸し加減と麹をまぶすタイミングに全神経を集中して米麹を作っています

 

 

八鹿浅黄を途絶えさせず未来につなげていきたい

 

私たちは、地域の在来種である八鹿浅黄を途絶えさせることなく未来へつなげていきたいという想いでこの活動に取り組んでいます。

 

八鹿浅黄を育てて、収穫した一部を種として次の年の初夏に撒く。このサイクルが地域に根づき、100年後も八鹿浅黄が愛される存在で有り続けるために、歩みを止める訳にはいきません。

 

また、味噌作りが、休耕地の活用、農業問題の解決策の一つとなり、移住者や新規就農者の冬場の雇用にもつながり始めています。

 

考えてみれば、「自分の食べるものを作れる土地がある」ということは貴重なことです。これからも八鹿浅黄の栽培と味噌作りを通して、土地を活かし、雇用を生み出し、皆がつながりを持って健康で心豊かな生活を送れる地域を目指していきます。

 

ぜひ、私たちの八鹿浅黄味噌を味わってみてください。皆さまのご支援・応援をよろしくお願いいたします!

 

田舎暮らし倶楽部のイベントにて

 


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