プロジェクト概要

 

 

西日本暴雨の被災により、大切な酒造りの道具を失いました。

 

初めまして。養老酒造株式会社の山内光郎と申します。

 

私たちの酒蔵は、愛媛県大洲市肱川町を流れる肱川(ひじかわ)の上流で、大正10年(1921年)に創業しました。

 

創業当初より人の手による手造りのお酒にこだわり、県内産米を中心に少量ですが「和醸良酒」を信条とした〝心の通い合うお酒〟を目指して、ゆきとどいた製造・管理をたった2人で毎年仕込んできました。

 

そんな私たちにも、2018年7月7日に発生した西日本豪雨による被害は降りかかりました。長い歴史を共にしてきた酒造りをするための蔵・事務所・自宅が床上3mの被害にあい、まだまだ復旧の段階で、酒造りを再開することも難しい状態が続いています。

 

今回のクラウドファンディングで皆様にご支援いただいた資金は、被災時に流されてしまったり、使用することができなくなってしまった酒造りの道具の購入費用に当てたいと思っています。

 

再び地元大洲で酒造りを再開するためにも、どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

床上3m泥水に浸かる被害。蔵も自宅も抜け殻に。

 

私たちが酒造りをし暮らしてきた大洲市肱川町は、今回の西日本豪雨で、多くの家が床上浸水をし、高齢な住民も多い中、屋根に登って命を繋いだ方がいるほどの被害を受けました。

 

私たちは被災当日、甥っ子の結婚式のため朝7時頃に自宅を出て車で松山空港へ向かっていました。その道中であまりの豪雨に引き返すこともできず、立ち往生することになり、小高いところで水が引くのを待ち、やっと昼過ぎに帰宅をすることができました。

 

水はすでに引いていましたが、被害は床上3mの浸水、用事もなく自宅にいたら、命があったもわからない被害です。

 

天井も泥水によって突き破られ、かなりの重量のあるタンクも持ち上げられ、長年酒造りに使ってきた道具や、事務所にあった大切な仕事の書類を含め、いろんなものがぐちゃぐちゃになっていました。

 

被災当日の事務所の様子

 

外から見たらなんでもないのですが、中の土壁は剥がれ落ち、見たこともない姿になった蔵を2棟と住居は、危険建物に認定されたため、長い歴史をともにしてきましたが、壊すことになり、まさしく、0からもう一度ということになりました。

 

 

 

前を向かせてくれた、周りの支援

 

当初水も出ない中、とりあえず手前から片付けていき、その過程では酒造組合の方やボランティアの方、ソフトボールチームなど、本当に多くの方に助けていただきました。

 

ずっと下を向いて片付けをしていたので、しばらく空を見たことがなかったほど、夢中で作業を続けきました。

 

土日もなく、休む日をつくれるようになったのは11月になってから。

被災当時は真夏でしたが、気がついたら寒くなっていました。 

 

実は自宅も直したばかりだったのですが、被災してしまい、現在は親類の家に避難させてもらい、仕事場である自宅へ通っています。

 

「建て直すから家の片付けはもういい」とボランティアの方に言った時、「いや、最後までやりましょう」とヘドロの掻き出しなど最後までしてもらったからこそ、またここで作業が再開できるのだなと感じています。

 

マンパワーって本当にすごいなと思った体験でした。

 

現在の自宅の様子

 

 

「造り手の道具」をもう一度手元に

 

今回のクラウドファンディングで皆様にご支援いただいた資金では、被災によって失ってしまった、酒造りに必要な道具を購入します。

 

安いものをホームセンターで購入する選択肢もありましたし、臨時で購入したものもあります。

 

追い求めている本物の酒を酒を造るには、本物の職人さんによってつくられた道具が必要になります。

 

造り手として、せめて道具だけでも、再び手元へ取り戻したいと思っています。

 

酒造りは生き残った蔵と簡易的に造る建物で行ってく予定です。

 

生まれ育ったまちだから愛着はあるし、被災時商店街の火が消えかけているように思え、気持ちだけでも前へ進めてやっていこう!となんとか今日まで進んできました。

 

「もうできない」と言うには早すぎるんではないかと思っているのと同時に、今だからまだ立ち上がれるとも思っています。

 

まだまだ家族や周りの皆様にはご迷惑をおかけするかと思いますが、 皆様からのご支援を勇気に変えて進んで行きたい所存です。

 

どうかあたたかいご支援に、ご協力いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

取り壊し予定の2棟の蔵
ここで築いた歴史をと皆様とのお繋がりを支えに前へ進みます。

 

 

皆様のご支援で復活した地酒「風の里」をお送りします。

 

 

*特別本醸造「風の里」720ml

 

 

地元愛媛の酒米・松山三井を、伝統技術で60%に精白し、清らかな肱川上流の伏流水で醸造した特別本醸造。

 

さっぱりとした口当たりとさらりとした後味の淡麗旨口が楽しめます。

 

*純米にごり酒生酒「風の里」720ml

 

 

愛媛県産松山三井(60%)と愛媛県産しずく媛(50%)を手づくりで醸した純米生原酒のにごり酒です。希少な酒で、我々地元民でも手に入れるのには予約が必須のお酒です。

 

ぜひこの機会に、私たち自慢の「風の里」を味わっていただけますと幸いです。

 

 

資金使途

 

・櫂棒 大3/小2           50,000円

・もろみ用温度計 2本       40,000円

・麹用温度計 2本         15,000円

・20ml15本入りP箱 40箱     21,200円

・300ml 本入りP箱 20箱      46,000円

・720ml12本入りマスターカートン  80,000円

・風の里1.8ℓ用王冠栓        225,000円

・風の里720mlスクリューキャップ 195,000円

・オムニミクロフィルターFC 3PC  230,000円

,・店舗用冷蔵庫           170,000円

・リターン費用          567,200円

・クラウドファンディング手数料  170,000円

必要金額合計: 1,255,800 円

 

今回ご支援いただきました金額は、上記内訳の一部に当てさせていただきます。差分に関しては自己資金にて確保する予定です。

 

また、2019年1月31日までに、実行者(山内光郎、山内正代)が、酒造りに必要な備品の購入したことを以って、本プロジェクトを実施完了といたします。

 

 

養老酒造株式会社

住所:〒797-1504 愛媛県大洲市肱川町山鳥坂49

TEL:0893-34-2352

FAX:0893-34-2390

 


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