知的障がいのある方の自立のためのコインケース開発

支援総額

3,624,000

目標金額 1,000,000円

支援者
371人
募集終了日
2022年1月14日

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2022年04月13日 11:17

硬貨が落ちない機構を求めて再度、設計を見直すこととしました

支線者の皆さま 御無沙汰致しております。夢育ての前川です。先月末、設計上の詰めが終わらないことから納期が遅れているとご連絡を差し上げたところです。今日は現在の状況をご報告申し上げます。

 

昨晩、最終設計イメージのモックアップを囲んで、デザイニトの伊東社長、金型メーカーのロッキー化成の鎌田社長やそれぞれのデザイナーや職人の方々、NPO法人ユメソダテの理事、メンバーの方々が集まって、オンラインで議論しました。

 

一番の論点は、1円、10円、100円硬貨の落ちにくさです。

 

現在の設計は、以前のモックアップよりも、落ちにくくなっていて、明らかに進歩しています。ここに至るまでの間、担当デザイナーの方や、金型メーカーの設計担当の方が、何度も徹夜で設計を調整し、コンピュータ上で確認し、モックアップを作成して具合を見るという作業を繰り返して下さいました。

 

しかしこれだけ努力しても、硬貨が残り2枚乃至1枚になると、空いたスペース内で硬貨が回転してしまい、落ちてしまいます。しかも製造段階の金型職人の技で何とかできる範囲を超えていることも、新たに分かりました。

 

これは、桁や10進法がより分かり易いように、1つの溝に、硬貨5枚or10枚が、仕切りなしで入る機構を採用していることに原因があります。

 

つまり私たちは、

① 一つの溝に仕切りなしで5枚or10枚入る機構と

② 硬貨が落ちないこと

のどちらを優先するのか?

という選択をしなくてはなりませんでした。

 

激しい議論がありましたが、私たちは、

 

「硬貨が落ちないことを優先する」

 

との結論に達しました。

 

このコインケースを利用される障がいのある方が、店頭で買い物をしようと、ケースを開いた時に硬貨が落下して床に転がるということがあると、パニックになってしまい、買い物学習どころではなくなってしまうのではないかと、考えたからです。

 

結果として、もう一度、大きく設計を見直すこととなりました。

 

設計が終わらないと、納期が決まりませんので、まだ、具体的なお届け時期をお伝えすることができません。本当に申し訳ない気持ちで一杯です。今しばらくお待ちください。

 

私たちは今、デザイニトの皆さま、ロッキー化成の皆さまとともに、大きなチームとなって、良いコインケースをお届けし、障がいのある方が一人でも多く自立に向けて一歩踏み出して頂くために、製品づくりに邁進しています。

 

進展があり次第、またご報告申し上げます。また時期が来ましたら、両社の方々からも苦労された点などについて、この欄で語って頂けないかなと、密かに期待しております。

 

取り急ぎ、お詫びと現状のご報告にて

 

夢育て 前川拝

設計方針転換を決めた20220412のオンライン会議で議論されたモックアップ

リターン

3,000


1つ使ってみたい

1つ使ってみたい

感謝の気持ちを込めてメッセージをお送り致します
進行報告
完成したコインケースx1個(ご自宅にご送付します)

申込数
195
在庫数
9
発送完了予定月
2022年4月

5,000


全力応援コース1

全力応援コース1

感謝の気持ちを込めてメッセージをお送りします
進行報告

申込数
57
在庫数
24
発送完了予定月
2022年1月

3,000


1つ使ってみたい

1つ使ってみたい

感謝の気持ちを込めてメッセージをお送り致します
進行報告
完成したコインケースx1個(ご自宅にご送付します)

申込数
195
在庫数
9
発送完了予定月
2022年4月

5,000


全力応援コース1

全力応援コース1

感謝の気持ちを込めてメッセージをお送りします
進行報告

申込数
57
在庫数
24
発送完了予定月
2022年1月
1 ~ 1/ 13

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