「私には、知的障がいのある15歳の息子がいます。

 彼にはまだ、将来の夢がありません。」

 

 一人のお父さんの手探りの奮闘から始まった活動が、いま、その輪を広げようとしています。

 

最近少しずつ活動に関わり始めている、前川さん の「NPO法人ユメソダテ」が、クラウドファンディングを開始しました。主に知的障害のある人たちのユメを、"傾聴"を通して一緒に探していき、見つけたユメの種を育んでいくための社会のつながりをつくっていく挑戦です。

 

「今まで仕事第一の人生だったけど、息子のために何か出来ないだろうか」

 昨年の春頃でしょうか、西さん 西 きょうじ のご紹介で前川さんのお悩みをお聞きしました。

 

当時はまだ、息子さんやごく少数のお知り合いのエピソードのみが前川さんの中にある状態でしたが、その後前川さんは、全国の特別支援学校や福祉施設を周り、障害のあるお子さんとそのご家族のお話をとにかくひたすら聴いて回られました。

 

障害があっても、もちろん夢や目標を持つことはできる。それが社会参加や就労への意欲を育てることにもつながっていく。だけど、障害のある人の多くは、社会的に分離されていたり、狭い社会の中で周りが過保護になることが多いため、活動も制限されやすく、"ユメ"のタネをみつけ、育てるために不可欠な人間関係が限られてしまう…

 

全国を回る中で前川さんはそんな課題意識を持たれました。同時に、可能性も。

 

本人が「ユメはない」と言っていても、じっくりと話に耳を傾けてみると、嬉しかったこと、憧れていること、やってみたいこと…彼/彼女の中にたくさんのユメの種がありました。

 

ユメソダテの活動は、本人も周囲の人も見落としてしまいがちな(そして年を取るにつれていつか捨ててしまいような)小さな小さなユメの種を、"傾聴"を通してじっくりと、時間をかけて伴走し、一緒に探し育てていく活動です。

まだまだスタートしたばかりですが、少しずつ、少しずつその輪が広がり始めています。

 

ゆっくりとしか進めない、でもゆっくりだからこそできること。

そんなユメソダテの活動を持続していくために、クラウドファンディングを通して応援の輪に加わってもらえると嬉しいです。

新着情報一覧へ