【きょうのテーマ】

 障がいがあっても、ユメのタネを育み、かなえられる社会へ。

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★耳を傾けていますか。

          ひとさまの心の声に★

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毎朝、毎夕、おまいりをしている自宅のお仏壇に、色紙より少し大きめの書画の額が飾られています。菩提寺(浄土宗)のご住職からの贈り物です。こう書かれています。

「耳を傾けていますか。ひとさまの心の声に。

「そうか、そうか。」とうなずいて、 「つらかったなあ。」「よかったなあ。」と聴いて 聴いて 聴いて みんな聞きうける器の人でありたい。」人間関係のたいせつな鍵言葉として、聞く力 傾聴力 に注目が集まり、関連の本が売れ、セミナーも盛んに開かれています。わたしは社会に出てしばらくしたころから、「聞く力がすごくありますね」とか、「こんなことまで他人に話したのは、あなたが初めてです」とか、「・・・あれ、初めて会ったのに、
どうしてこんなことまで話したんだろう。ほかの人には黙っていてね!」とか、不思議な表情で言われることがよくあることに、気づきました。

最近も、「いま気がついたんだけど、この2時間、9割5分以上、わたしが話していましたね」「心の奥深いところから、どんどん引き出していただいて、なんだかすっきりしました」と、感謝されたことがありました。

わたし本人は、 聞く力があるとも、 傾聴力が身についているという自覚もありません。妻や息子たちとの会話や、 取材や打ち合わせや、 会議の司会などでは、「話す側(聞いていただく側)」に立つこともしばしばです。

ですが、日常の会話の時は、おおむね、ほとんど無意識的に、 「聞く側」に立っていることが多いように思います。ある人は、そんなわたしの性格、あるいは能力を、「天然」だと評価(?)してくださいます。

天然とは、生まれつきの力、という意味です。

そうなのかもしれませんが、 育った環境がそうさせた「後天的」なもののようにも思います。幼いころで思い出すのは、たしか3歳か、4歳のころのこと。母親の背中におんぶしながら、 人の話にひんぱんにうなずいて話を聞く母の背中と首の動きの感覚です。聞き上手の母は、うなずき上手でもあり、その対話感覚を、 母の背中から全身で感じ取っていたように思います。

また、 晩酌をしながら話す祖父母に向かって、笑顔で相づちを打って聞いている母の姿も、 鮮明に覚えています。

そんな「聞き上手さ」は、20代前半の出版社の営業時代も、20代後半の新聞記者時代も、30代前半のフリーライター時代にも、力を発揮して、わたしを助けてくれました。冒頭の書にあるような

「聴いて 聴いて 聴いて みんな聞きうける器の人」

のレベルには、とても至ってていませんが・・・

20年前、39歳で起業した出版社「文屋」のお仕事で、聞き上手さが恩恵をもたらしてくれているのは、 申すまでもありません。そんなわたしが、 聞くことを極める「わもん」創始者である薮原秀樹さんに出会えたのは、きっと「偶然という名の必然」なのでしょう。薮原さんとのことは、 次号以降でご紹介しますね。

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★障がいがあっても、ユメのタネを育み、

           かなえられる社会へ

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昨年321日、政策学校一新塾(東京・港区芝)の「政策提言・社会起業の塾生プロジェクト」の コンサルテーションで、前川哲弥さんと、奥様の由美さんとの ご縁をいただきました。前川さんは、 知的障がいのある15歳の息子さんと向き合う日々の中から、一つのプロジェクトを立ち上げられました。

「ユメを傾聴し、育て、ヒトをつなぐ」を理念にしたNPO法人ユメソダテです。「あなたの話を聞きたい」それが私たちの出発点です。障がいがあっても、ユメのタネを育み、かなえられる社会へ。

公式サイト: https://yume-sodate.com

そしていま、 活動資金を広く募るために、クラウドファンディングに挑んでいらっしゃいます。前川さんは語ります。

 「誰もがユメを⾒出し、育み、かなえることができる社会」を⽬指し、

障がいや⽣きずらさを抱える11⼈のストーリーに⽿を傾け、⼀緒にユメを⾒つけ、育てる活動をしています。

しかしまだ実績もなく、これまではボランティアで活動しており、潤沢な資⾦もありません。ユメを育てるためには、当事者への傾聴活動や、事例作りが必要です。今後も活動を続けていくためにも、どうか応援いただけないでしょうか。」

ご興味のある方は、こちらをご覧いただき、ご支援をいただけると幸いです。

https://readyfor.jp/projects/yumesodate

クラウドファンディングの開始からわずか9日間で、 目標の100万円を達成しています。残り50日の中で、つぎの高い目標金額をもうけて、322日(金)午後11:00まで支援を募集しています。では、どうぞよろしくお願いいたします。

文屋 木下 豊より

★文屋・木下豊について

http://www.e-denen.net/index.php/about_rinen

http://www.e-denen.net/index.php/about_kino

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