まず知っておきたい!クラウドファンディングの基本ルール

 

 

こちらの記事では、初めてクラウドファンディングにご挑戦をいただく方に向けて、準備を行う上で知っておくべきルールについてご案内いたします。スムーズに審査通過する上でも重要なポイントになりますので、ぜひご確認ください。

 

 

 

 

1.募集方式 All or Nothing型 / All in型


 

【All or Nothing型】

 

目標金額を達成した場合にのみ、集まった支援金を受け取ることができる募集方式です。残念ながら未達成で募集期間が終了した場合は不成立となり、集まった支援金はREADYFORから支援者様へ返金となります。

 

【All in型】

 

目標金額の達成にかかわらず、集まった支援金を全て受け取ることができる募集方式です。READYFORでは、基本的にAll or Nothing型でのご案内となり、基準に当てはまる団体のみAll in型でのご挑戦が可能となっております。

 

こちらをご確認の上、条件に当てはまり、All in型の適用を希望される場合は、

 

ベーシックプラン・旧シンプルプランの場合:

カスタマーサクセスチーム(user_support@readyfor.jp)までメールにて


(1)下記のいずれに該当するかご教示ください。


①税制上の寄附金控除の適用対象である団体(国・大学・自治体・学校法人・認定NPO・公益社団法人・公益財団法人・社会福祉法人など)
②上場企業


(2)以下の①から④についてもご回答をお願いいたします。


①今回クラウドファンディングで資金を集め、実行するプロジェクトの概要をご教示ください。


②クラウドファンディングで集まった資金が、希望金額に満たない場合でもプロジェクトが実行できる理由をご教示ください。
例)実行資金を確保済み/支援総額に応じ、プロジェクトを適宜規模を縮小する等


③クラウドファンディングで集まった資金が、希望金額に満たない場合でもリターンの提供ができる理由をご教示ください。
例)リターンの原価がかからない/リターンの提供に必要な資金を確保済み等


④団体のホームページ(任意)


(3)税制上の寄付金控除の適用対象である法人その他の団体が寄附金を募るプロジェクトの場合、リターンの性質によっては「寄付金控除型」のプロジェクトとして公開することができますので、ご希望がありましたらお知らせください。


なお、寄付金控除型としての公開を希望される場合は、リターンに対価性がないものの設定をお願いいたします。対価性がある場合は、予め税務署や税理士に寄付金控除として扱われるか実行者様にてご確認のうえ、設定いただく必要がありますのでご留意ください。


ご参考:
https://faq.readyfor.jp/rsp-612e1b20a6660f0020837655
https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/

 

 

サポートプラン・旧フルサポートプランの場合:

弊社担当者までご連絡をお願いいたします。

 

 

 

2.目標金額達成時のみ手数料が発生します


 

READYFORのクラウドファンディングでは、目標金額を達成した場合にのみ手数料が発生する仕組みになっています。最後までご挑戦をいただき、残念ながら不成立となってしまった場合は、支援者様への返金はREADYFORが行い、実行者様には手数料は一切発生致しません。

 

 

【手数料について】

 

お手元の「プロジェクト編集」画面「ページ情報タブ」の「クラウドファンディング達成時の金額見込み」をご確認ください。

 

また、申請に進まれる際の確認画面でもご確認が可能です。

 

 ※下記画像は旧シンプルプランのものです

 

 

3.「目標金額」と「必要金額」


 

【目標金額とは】

今回ご挑戦されるクラウドファンディングで集める支援金額のことです。

 

【必要金額とは】

今回、資金使途としている内容を実施する上で、クラウドファンディングでは集めない資金も合わせて全体で必要となる金額のことです。

 

例えば、雑貨屋をオープンするプロジェクトを立ち上げたとします。

お店のオープンに向けて、開業資金200万円が必要です。そのうち、100万円は自己資金で賄えるので、クラウドファンディングで残りの100万円を集めることにしました。

 

この場合、

 

必要金額:200万円

目標金額:100万円

 

となります。

 

 

【目標金額設定のポイント】

 

ベーシックプラン・旧シンプルプランでの最低目標金額は5万円、サポートプラン・旧フルサポートプランでの最低目標金額は26万円です。

 

All or Nothing型の場合、達成しなければ支援金を受け取ることができません。そのため、まずはプロジェクトに必要な最低限の金額でお考えいただくことをお勧めします。

 

弊社の手数料やリターンの郵送費なども考慮して設定をお願いします。また、募集期間中に目標金額を達成した場合は、「第2の目標金額(ネクストゴール)」の設定が可能です。

 

 

4.目標を超えて集まった支援金も

受け取ることができます


 

支援募集開始後、募集終了日よりも前に目標金額を達成した場合は、「ネクストゴール」(第二目標金額)を設定し、引き続き終了日まで支援を集めていただくことが可能です。

 

なお、All or Nothing型にてご挑戦の場合でも、ネクストゴールからは目標金額を達成しなくても、集まった支援金は手数料を差し引いた金額すべてをお受け取りいただけます。(手数料は、最終的に集まった金額全体に対し発生致します。)

 

例)ベーシックプラン(14%+税)で、第一目標100万円で挑戦し、ネクストゴールを120万円で設定。最終的に150万円が集まった場合
 
150万円 × 0.14 × 1.1=23万1000円が手数料となりますので、こちらを集まった支援額から差し引き、弊社から実行者様へは126万9000円をお振込いたします。

 

 

ネクストゴールは達成すれば何度でもご設定可能ですが、いただいたネクストゴールのご申請は3営業日以内の対応となるため、ある程度まとまった資金使途でのご設定をおすすめいたします。(平均1~2回程度設定される実行者様が多いです。)

 

ネクストゴールの設定方法は、目標金額達成時にご案内いたします。募集開始前の準備段階で設定いただく目標金額は、第一目標の金額をご入力ください。募集開始前にネクストゴールについて記載いただく項目はございません。

 

※ネクストゴールの設定は必須ではありません。ネクストゴールを設定しなかった場合でも、目標金額を超えて集まった支援金は、手数料を差し引いた金額すべてをお受け取りいただけます。

 

ネクストゴールの設定方法についてはこちら

 

 

5.募集期間


 

All or Nothing型のプロジェクトの場合、公開当日を含まず10日〜59日間の間で、All In型のプロジェクトの場合、10日〜90日の間で設定できます。

 

期間が長いほど多くの支援が集まるわけではございませんので、目標金額や広報活動に無駄なく時間を割ける期間をご検討ください。

 

なお、目標金額が100万円のプロジェクトでは、25日~30日が平均です。

 

 

6.支援金入金スケジュール


 

【通常スケジュールの場合】

 

目標金額を達成した場合、集まった支援金は、募集終了月の翌々月10日(※10日が土日祝日の場合は、直前の平日)に、「実行者情報タブ」のクラウドファンディング成立時の振込先」にてご指定の口座へ弊社より入金いたします。

 

例えば2021年12月1日にクラウドファンディングの募集が終了した場合、支援金は2022年2月10日に入金いたします。

 

 

【早期入金オプションをご利用の場合】

 

目標金額を達成した場合、集まった支援金は原則、支援募集終了日の翌週第3営業日に入金いたします。支援募集終了日が土日祝日の場合、入金は翌々週の第3営業日となります。

(※年末年始等はスケジュールが異なる場合がございますので、お問い合わせください)

 

例えば2021年12月1日(水)にクラウドファンディングの募集が終了した場合、支援金は2021年12月8日(水)に入金いたします。

 

 

早期入金オプションをご利用の場合、手数料が発生致します。

詳しくはこちらをご確認ください。

 

 

7.プロジェクト実施ルール


 

クラウドファンディングが目標金額達成となった場合、実行者様は支援者様とのお約束として、必ず「資金使途」として掲げている内容を実施いただく必要がございます。

 

この「資金使途」として掲げている内容の実施が完了する日を「プロジェクト実施完了日」と呼びます。

 

「ページ注記タブ」の「いつまでに(プロジェクト実施完了日)」にて設定いただく必要がございますので、余裕を持った日程にて設定をお願いいたします。

 

支援募集終了日ではありませんので、ご注意ください。

 

 

また、「ストーリー」に記載いただいた内容は、クラウドファンディング募集ページ本文として公開されます。

 

こちらに記載いただいた内容は、同じく支援者様とのお約束事項となりますので、ストーリーにご記載いただく内容と、「ページ注記タブ」の「上記完了日までに何をするのかと、資金の使途」にてご記載いただく内容を一致させるようにお願いいたします。

 

クラウドファンディング成立となった場合は、支援募集終了後、設定した「プロジェクト実施完了日」までにプロジェクトの実施をお願いいたします。

 

プロジェクト実施完了後、支援者様に向けて実施の結果をお伝えする「プロジェクト終了報告」を投稿いただく必要がございます。プロジェクトを応援してくださった支援者様へ、お礼をかねて無事プロジェクトの実施ができたことをお知らせしましょう。

 

クラウドファンディング成立後の流れはこちら

終了報告についてはこちら

 

 

8.リターンの購入を通じて

支援金を集めます


 

READYFORのクラウドファンディングでは、「リターンの購入」(寄附金控除型の場合は「ギフト」の購入)を通じて支援金を集める仕組みになっています。

 

 

「リターン価格」は、支援者様にご支援いただく金額です。リターンの原価や支援者様への返金額ではありませんのでご注意ください。(※READYFORのクラウドファンディングでは、支援の返礼として支援者様にお金を返す仕組みはありません)


例えば、「お礼のメール/3,000円」と設定すると、支援者様から1口あたり3000円の支援金が入り、支援への返礼品として「お礼のメール」を、支援者様にお送りいただくことになります。

 

支援者様が自由に支援金額を設定できるわけではなく、設定されたリターン価格を1口の金額として、支援が入ることになります。目標金額を集めるためには、複数の価格帯(3000円、10000円、30000円など)で、設定していただくことをお勧めいたします。

 

支援者様の個人情報は、個人情報保護の観点から、目標金額を達成した時点で閲覧可能となります。そのため、クラウドファンディング掲載期間内に含まれる形で、「リターン発送完了予定月」を設定をいただくことはできかねますのでご注意ください。

 

リターンの設定方法についてはこちらをご覧ください:

【プロジェクト編集】される方へ ー審査通過のためのノウハウ集ー(4)【 リターン 画面】の入力ルール

 

参考:成功のためのリターン設計
 

 

なお、実施完了日より前にリターンを発送いただく必要はありません。ただし、資金使途にリターンを発送するための費用が含まれている場合は、実施完了日に含めてください。

 

 

 

9.支援者情報の取り扱いには注意しましょう



実行者様はリターンの提供等に伴い、支援者様の個人情報を取り扱うこととなります。
支援者様の個人情報は、リターンの提供等、規約上認められた範囲でご利用いただくことが可能です。

 

それ以外の用途で支援者情報をご利用いただく可能性がある場合(例えば、READYFORのサービスとは別の寄付勧誘を行う場合)は、プロジェクトページにその詳細を明記するなど、予め支援者の同意を得ていただくようお願いいたします。(詳細はこちらのガイドラインをご確認ください。)

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参考情報

 

 

公開までの流れ: https://faq.readyfor.jp/rsp-612e227a4aee1d0020dfa1f2

申請方法について:https://faq.readyfor.jp/rsp-612e228b4aee1d0020dfa2ab

クラウドファンディングを成功させる上で知っておきたいポイント:https://readyfor.jp/sapuris/1