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クラウドファンディングにおける理想のプロジェクトページの作り方

こんにちは、​​達成サポートチームのうすいよしきです。


この記事では、クラウドファンディングにおける理想のプロジェクトページの作り方について記事を書かせていただきます。

 

クラウドファンディングにおいて、理想の文章とは一体どんな文章なのでしょうか?私はこれまで、1,000件以上のプロジェクトページにアドバイスを行ってきました。同時に、クラウドファンディングにおける理想のプロジェクトページを長い時間をかけて研究してきました。

 

分析を続ける中で、見えてきた事があります。

 

それは、クラウドファンディングにおいては、一般的に良いとされる文章と支援される文章は異なる点があることです。そして、成功しているプロジェクトページの文章には、幾つかの共通する項目が存在していることも分かりました。

 

今回は、クラウドファンディングを成功させるために、理想のプロジェクトページの作り方を伝えていきたいと思います。

プロジェクトページの研究を重ねる中で、支援される文章には共通するポイントに気づきました。今回はそのポイントをご紹介していこうと思います。

 


支援されるプロジェクトページは
冒頭が重要!

 

 

1つ目のポイントは、プロジェクトページの冒頭にあります。

 

Webページ全般に言えることですが、読者は冒頭の約500字部分で読み進めるかを判断します。これは、プロジェクトページの場合も同様です。

 

そのため、プロジェクトの要約概要やあなた自身の紹介、プロジェクト発案のきっかけなどが冒頭で端的に伝えることができるかが重要になってきます。

 

1つプロジェクトページをご紹介いたします。
柑橘畑よ、よみがえれ。広島県内海町の柑橘を復活させたい!

 

こちらのプロジェクトの冒頭部分が以下になります。

 

 

はじめまして、tachimachi工房代表 倉田 敏宏と申します。私は広島県の沼隈町で生まれ育ちました。大学に進学後、休学し、東京のベンチャー企業でインターンとして働いていました。インターンとしての仕事を終えた後に地元に戻り、沼隈町から橋を渡って訪れることができる内海町で現在活動しています。

 

小さいころにたまに遊びに行っていた内海町は、地元に帰ってくるまで、特になにがあるのか知りませんでした。しかし、東京から久しぶり戻ってきた僕は、こんなにたくさんの資源があることを知り、内海町の魅力に気がつきました。そして、地元のことをとても誇りに思いました。と、同時に島が衰退していることも感じました。

 

島のかつての名産品であり、象徴的存在だった柑橘畑が後継者不足などの理由で、耕作放棄地へと変わってしまったというお話しを地域のおじいちゃんから聞きました。せっかくの畑がもったいないなと思い、この状況を変えようと約3年前から島の象徴ある柑橘畑復活のために、山の開墾と苗木の栽培を行っている地域の兄貴と共に、畑の開墾をはじめました。

 

今回、島の象徴だった色鮮やかな柑橘畑「シトラスの谷」を復活させるために重機の購入を行います。 そのためには150万円という大金が必要です。どうかご協力いただけないでしょうか?

 

 


このプロジェクトは、結果的に200万円を超える支援が集まりました。

 

実行者の方は、地方出身の大学生でした。ではなぜ、地方の大学生が200万円を超える支援を集めることができたのでしょうか?いくつか冒頭部分に施されたポイントを整理してお伝えします。

 

プロジェクトの概要をはじめに明記しよう!


まず、SNSなどでプロジェクトを知った方は、ほとんどの場合あなたのことを知りません。もちろん、あなたがどんなプロジェクトを実行したいのかもわかりません。

 

冒頭の読まれる可能性が高い部分で、何をしたいのかを明確に伝えることで、あなたの挑戦をはじめて理解していただくことができます。プロジェクトの概要を冒頭で読み手に伝え、興味を持ってもらえるような文章を意識してみましょう。

 

自己紹介とプロジェクト発案の動機


プロジェクトの要約の後は、自己紹介とプロジェクト発案の動機を伝えましょう。

 

実は日本人の45%が寄付の経験があることが、日本ファンドレイジング協会が算出したデータから読み取ることができます。

 

調査研究(寄付白書)より引用


その時、寄付者が重視したポイントの中に、活動の趣旨や目的に賛同・共感・期待できること。が上位に入っています。支援者は、どんな人がどんなプロジェクトをしているのか?そこに共感や期待を感じることができれば、支援を行いやすくなります。

 

プロジェクトの要約の後には、安心して支援ができるように、自己紹介やプロジェクト発案の動機を書いてみましょう。

 

支援されるプロジェクトページは、
資金の使い道が明確になっている!


日本人が寄付や支援を行う際の動機が、寄付白書という書籍にまとめられています。こちらのデータを見ると、日本人が寄付や支援を行う際に重要にしている事が見えてきます。

 

 

なんと、約40%以上の方が寄付金の使い道が明確で有効に使ってもらえることを挙げています。

 

プロジェクトの目標金額をどのように使用するのか?明確に記載しておく事で、支援しやすいプロジェクトページに変化していきます。支援者の方が安心して支援できるように資金使途を明記しておきましょう。

 

〜資金使途の書き方例〜

資金使途は、冒頭だけではなく、プロジェクトページの後半でも詳細な内容を明記してみましょう。冒頭では簡単に、後半には詳細に明記することで支援者に安心感を与え、支援の可能性を上げる効果があります。

 

 

例)資金使途詳細

今回、募集する100万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。


・図書館改修のための修繕費/建築資材購入費 400,000円
・建築作業費 100,000円
・図書館運営人権費(6か月間) 150,000円
・現地語翻訳代 50,000円
・READYFORへの手数料 170,000円
・支援者様へのリターン費 130,000円
 

太平洋のど真ん中、マーシャル諸島共和国で図書館を作りたい!より抜粋

 


支援されやすい文章は
どんな流れで書かれているのか?

 


プロジェクトページの顔である、冒頭部分のポイントはいかがでしたか。

冒頭で書くことは理解できたとはいえ、実際に文章を書くとなると、その後に何を書いたらよいかわからない。そんな文章に苦手意識を持つ方もいらっしゃるかも知れません。


安心してください。

 

クラウドファンディングは伝えるべき項目がある程度決まっています。文章が苦手だという方は、特に書くべき項目から順番に文章を作っていくとわかりやすいプロジェクトページを制作することが可能です。是非、参考にしてみてください。

 

①プロジェクトの要約を伝える冒頭

 

冒頭パートでは、前章の通り
・プロジェクトの要約をはじめに明記しよう。
・自己紹介とプロジェクト発案の動機を明記しよう。
・目標金額で何をするのか?資金使途を明記しよう。
を意識して書いていきましょう。

 

500字ほどを目処にまとめることができると長すぎず、端的にプロジェクトを伝えることができます。

 

②プロジェクト発案のきっかけ

 

成功しているプロジェクトの多くは、冒頭パートの後にプロジェクト掲載に至るまでのきっかけを書いています。

 

なぜあなたがクラウドファンディングに挑戦しようと思ったのか?具体的なエピソードやきっかけ等を読み手に伝えることで、共感を得ることができます。プロジェクト立案を思い立った想いをまとめてみましょう。

 

③プロジェクト発案から現在までの想いや過程について


プロジェクト発案から現在まで、たくさんの苦悩や出来事があったかと思います。どうしてもこのプロジェクトを成功させたい!そんなあなただけの想いは、支援者の賛同を得ることができます。

 

これまでの過程を分かりやすく伝え、支援者に賛同してもらえる内容を書いていきましょう。

 

④プロジェクトについての説明


次に、プロジェクトの紹介を書いていきましょう。

 

今回のプロジェクトは何をするのか?プロジェクトが成功した時にどんな効果がもたらさせるのか?あなたが頭の中で思い描いているイメージを共有することで、支援者に期待を感じていただくことができます。

 

プロジェクトの実現は、何を可能にするのか?具体的な未来図を分かりやすく書いていきましょう。

 

⑤資金使途について


資金使途については前章の通り、明確に記載しておくことで支援者の安心が担保され、プロジェクトが支援されやすくなります。可能な限り明確に、資金使途について明記しておきましょう。

 

⑥プロジェクトが成功したあとの未来について


終わりよければ全て良し。というわけではありませんが、プロジェクトの最後の段落は読み手の印象に残りやすくなっています。すなわち、支援につながりやすい部分でもあります。

 

プロジェクトが成功することによって、どれだけ明るい未来を作ることができるか?を最後に読み手に伝えましょう。

 


文章のレベルを
一段上げるテクニック

 


本文やタイトルや写真が決まり、プロジェクトページが完成した時、あなたはこんな事を思うかも知れません。

 

「これって、果たして良いプロジェクトページになっているんだろうか?」


2000字以上の文章を世の中に公開する経験は、あまりないと思います。なので、不安になるのは当然のことだと思います。

 

最後に、あなたの文章がより支援されやすくなるテクニックをお伝えしていければと思います。

 

①形容詞を自分の表現に変えてみよう。

 

文章の世界ではよく言われることですが、「美しい」や「きれい」などの形容詞は、注意すべき点です。形容詞で表現することは非常に便利ですが、相手に想いを伝えるときには注意が必要です。

 

例えば、アフリカのスラム街に学校を作るというプロジェクトがあったとしましょう。

 

その状況を伝える時に、

 

すごく汚い環境の中で、子供たちが遊んでいた。

 

この文章の「汚い」という形容詞を自分の感じた表現に変えてみます。

 

尖った金属がそこら中に散らばっている。
ここでは腐った魚のような悪臭が漂っている。
そんな環境の中、子供達が遊んでいた。

 

いかがでしょうか?「汚い」という形容詞を自分の感じた表現に変えるだけで、その状況がリアルに伝わってきませんか?

 

一度文章を読み返して、形容詞があったら、自分なりの表現に変えることができないか?一度見直してみてください。

 

 

②物語の追加してみよう。

 

プロジェクトページを読み返して、共感してもらえるか自信がない。もしそう思ったのなら、物語の具体化ができないか考えてみてください。

 

先ほどと同様に、アフリカのスラム街に学校を作るというプロジェクトがあったとしましょう。

 

その状況を伝える時に、

 

尖った金属がそこら中に散らばっている。
ここでは腐った魚のような悪臭が漂っている。
そんな環境の中、子供達が遊んでいた。

 

その子供たちは、当然学校に通うこともできず、教育を受けることができないまま大人になります。そんな断ち切れないスパイラルがここでは起こっているんです。

 

この文章に、物語を追加してみます。

 

尖った金属がそこら中に散らばっている。
ここでは腐った魚のような悪臭が漂っている。
そんな環境の中、子供達が遊んでいた。

 

私はその中で、ケビン君という6歳の男の子と仲良くなりました。
僕はケビンくんに、あなたの夢はなんですか?と質問しました。
すると、こんな返答がありました。

 

「僕はお医者さんになりたいです。ここの地域の誰かが病気で苦しんでいたら、それを助けたいから」

 

しかし、ケビンくんを含んだ子供たちは学校に通うこともできず、教育を受けることができないまま大人になります。
きっとこのままではケビンくんの夢は叶うことはありません。その時僕は、この地域にどうしても学校を作りたいと思ったんです。

 

いかがでしょうか?あなたが心の中に秘めている素敵な物語をどこかに表現できないでしょうか?一度文章を読み返して、自分だけの具体的な想いを表現できないか?一度文章を見直してみてください。

 

 

③その文章に自分が納得しているか?

 

最後に、クラウドファンディングの文章で重要なことをお伝えします。

 

それは、完成した文章に自分が納得しているかどうかです。

 

文章には決して正解はありません。いくら編集を重ねても、これが正解だ!というものは存在しません。

 

しかし、成功するプロジェクトページには共通していることがあります。それは、自身のプロジェクトページに自信を持っているかどうかです。人にプロジェクトを伝える時、どうしてもプロジェクトページへの自信が相手にも伝わります。なので、自身のプロジェクトページに自信を持てる文章を目指していただければと思います。

 

 


最後に
 


いかがでしたでしょうか?これからプロジェクトページを制作される皆様の少しでもお役に立てれば、こんなに嬉しいことはありません。

 

クラウドファンディングにおける理想のプロジェクトページとは、あなたのプロジェクトを正しく理解していただき、共感していただくことです。

 

あなたがプロジェクトを成功させ、夢の一歩を実現した時、支援してくれた仲間はきっと一緒になって喜んでくれるでしょう。そのために、あなたにしか書けないプロジェクトページを作っていきましょう。