曜変天目庭園美術館

曜変天目庭園美術館
釉薬研究に一生を費やし、作庭も自ら手掛けた最上曜のプライべート美術館。
1,500年前の窯跡、工房遺跡でもある谷あいの山林原野を開墾し、15の池泉回遊式の枯山水庭園と設計デザインした本館と研究所からなる。
曜変天目の発生原理を解明するも「東日本大震災」に続く「福一原発事故」により避難や窟窯、施設の解体を余儀なくされ、更には「平成30年7月豪雨」や「令和元年東日本台風」にも出水被害を被るが、災害対策工事は完了し、庭園の補修工事を進めてきた。 大震災時に倒壊した石垣修復や避難中に失われた多くの植栽や錦鯉などの補充も計画的に行ってきたが今、「コロナ禍」で工事の遅れや経営の見通しがつかなくなっており、苦境が続いている。
 空間線量では年間被ばく線量は漸く1ミリシーベルトラインまで低減してきたが、局所的に高濃度の汚染土撤去が必要なため、当面、会員限定での展覧事業となる。

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