岡野栄之(慶應義塾大学医学部 生理学教室 担当:森本悟)

岡野栄之は、慶應義塾大学医学部生理学教室教授で、神経科学を専門としています。1983年に慶應義塾大学医学部を卒業し、その後、米国ジョンス・ホプキンス大学医学部で研究を行いました。筑波大学教授、大阪大学教授を経て、2001年からは、慶應義塾大学で生理学教室の教授として教鞭をとり、神経再生、神経疾患克服をテーマに研究を進めています。近年では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療法開発に注力し、ALS治療薬候補のロピニロールの研究で世界的に注目を浴びています。主な受賞歴としては、2004年に日本医師会医学賞、2009年に紫綬褒章「神経科学」、2014年にベルツ賞(1等賞)、などがあります。また、日本再生医療学会の理事長、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)の理事長として、世界の人々がより健康に暮らしていけるよう貢献し続けています。

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