支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 164人
- 募集終了日
- 2023年5月31日
国循がXの謎に挑む!遺伝子変異と不妊症の関連を明らかにしたい
#医療・福祉
- 現在
- 18,299,000円
- 寄付者
- 322人
- 残り
- 14日
子どもたちへの読書推進サポーター~声優と一緒に取り組む活動~
#子ども・教育
- 総計
- 2人
「紀三井寺・紀州徳川家御成御殿」からの景観を阻害する樹木の伐採
#地域文化
- 現在
- 760,000円
- 支援者
- 56人
- 残り
- 29日
土津神社|ご神体が鎮座する御社殿を修繕し、「東北の日光」を再び。
#地域文化
- 現在
- 4,855,000円
- 支援者
- 264人
- 残り
- 34日
大谷美術館|貴重な文化財を守り活かすためにご寄付を。
#地域文化
- 現在
- 1,011,000円
- 寄付者
- 32人
- 残り
- 49日
〜甲冑で高知の城下町〜「心に残る高知の思い出」を!
#地域文化
- 現在
- 30,000円
- 寄付者
- 1人
- 残り
- 28日
吉村作治エジプト調査隊、存続の危機!
#地域文化
- 現在
- 7,230,000円
- 支援者
- 359人
- 残り
- 54日
プロジェクト本文
終了報告を読む
>>(English)How to Support by Credit Card
目標達成の御礼
光ミュージアムのプロジェクトを応援くださり、誠にありがとうございます。4月17日よりスタートしたクラウドファンディングですが、この度5月10日に、おかげさまで400万円の目標金額を達成いたしました。
ご支援の金額だけでなく、皆様から寄せられたあたたかな応援メッセージの数々に、館員一同励まされております。ご支援いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。
目標金額を超えていただくご支援金につきましては、当館の運営や子どもたちへの芸術普及活動をより充実した内容にするために、大切に使わせていただきます。
5月31日(水)23時まで、クラウドファンディングは続いております。最終日まで応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
2023年5月10日 追記
一般財団法人 光ミュージアム
光ミュージアムは、岐阜県高山市に1999年にオープンした、美術館・博物館を兼ね備えた総合博物館です。
開館以来、当館所蔵のコレクションを中心に、美術、考古学や自然科学など様々な分野の企画展を開催してまいりました。また市内小・中学校への出張美術館や子どもたちのお仕事体験、大学の合宿受入れなど、教育や地域に根差した活動にも取り組んでいます。
当館のテーマは「光」。「来館される方々が今後の生き方や未来に、希望を見い出せるようなミュージアムでありたい」と願って活動を続けてきました。
このたび光ミュージアムは、大きく変化する社会の中でも、これからも変わらずに活動を続けていくために、はじめてのクラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。運営費と企画展開催費へのご支援を通じて、ご賛同いただける皆さまと一緒に活動の輪を広げていきたいと考えております。
これからも「本物の芸術」「世界の文化」に触れられる機会を提供し続けることで、子どもたちの未来に芸術文化の「光」を灯していくことができますよう、あたたかいご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
光ミュージアムは1999年4月、岐阜県高山市に開館した美術館・博物館を兼ね備えた総合博物館です。木々に囲まれた丘陵地にたたずむ、古代文明の遺跡をモチーフにした地下3階・地上1階建ての館内には、美術品から古代遺物、化石に至るまで幅広く収蔵・展示しています。内装の多くは「土のソムリエ」と称される飛騨の左官職人・挾土秀平(はさどしゅうへい)氏が手掛けています。
コレクションは、西洋絵画、書、日本画、工芸、化石、世界の古代文明や日本で発掘された考古遺物など多岐にわたり、国宝や重要文化財の太刀を含む約16,000点で構成されています。
当館は、生命エネルギーの根源である「光」をテーマに博物館活動を行っています。「光」のテーマは広範囲です。太陽からの光、自然からの光、化石など過去の物質からの光、過去の文明からの光、また芸術・美術、人の心からの光など。
私たちは、こうした人類に向けて放たれる「光」を、多方面にわたり収集・保管、調査・研究、展示・普及することを続けてきました。
それにより、長い年月の中で地球や人類が育んできた歴史をたどり、自然と人類が生み出した優れた美・芸術・文化に触れていただくことで、「来館される方々が今後の生き方や未来に、希望を見い出せるようなミュージアムでありたい」と願って、様々な活動に取り組んでいます。
光ミュージアムの主な活動
①:本物の芸術品「浮世絵」に触れる
教育普及活動として、高山市内の小・中学校に「本物の浮世絵版画」を持ち込み授業を行なう「出張美術館」を行っています。児童生徒に本物に触れさせ、優れた作品から感動・喜びを体験してもらうことが第一の目的です。
平成15年から文化庁のモデル事業として始まったこの活動も今年で20年を迎え、毎年20校ほどを対象に、浮世絵の実物を間近で鑑賞し、さらに多色摺りの版画を体験していただいています。江戸時代の芸術・文化を学びながら、世界に誇る浮世絵版画の繊細な技術の素晴らしさを知っていただき、先生方や児童・生徒から好評を頂いています。
②:国際交流の推進
当館では国際交流の推進ならびに地域社会の国際化に貢献するため、毎年積極的に世界の古代文明の遺物や優れた芸術品を展示・紹介する国際的な企画展や行事を実施しています。
また大英博物館やアーサー・M・サックラー・ギャラリーなど、海外への作品貸出や、国際交流事業として、ルクセンブルクでのEU歴史遺産記念日の「葛飾北斎展」「芹沢銈介展」、台湾国立国父記念館にて「張炳煌・手島泰六友好書作展」他を開催し、海外との文化交流も深めています。
昨年はヒエログリフ解読200年、ツタンカーメン王墓発掘100年というエジプト学的記念年にあたり、ツタンカーメン王墓からの発掘品の高精細レプリカ128点による特別展を開催しました。監修者のヒエログリフ研究家・村治笙子氏による講演会や展示解説を実施し、大好評を博しました。
また、高山市は世界遺産「マチュピチュ」を有するペルー国ウルバンバ郡と友好都市を提携しており、本年は日本とペルーの外交関係樹立150年を記念して、古代アンデス文明展を開催予定です。
③:日本の伝統文化を伝える
当館は「日本の伝統文化を後世に伝える」というテーマを掲げています。そのため、近代日本画や浮世絵のコレクションの充実に力を入れており、特に葛飾北斎「冨嶽三十六景」歌川広重「東海道五十三次」「名所江戸百景」、東洲斎写楽、喜多川歌麿などの版画の他、約420点の肉筆浮世絵を所蔵しています。
かつては浮世絵の有名なコレクションが海外に流出してしまうという事例が続き、美術関係者が心を痛めておりましたが、あるプライベートコレクションを紹介された際に「この優れた作品群が海外に散逸することは避けたい。日本の伝統文化、肉筆浮世絵という芸術品を守り、日本の皆様に紹介したい」との想いから、収集したコレクションの展示や巡回展を行っています。
江戸時代の人々に愛された浮世絵は、日本独自の芸術として花開きました。なかでも肉筆浮世絵は量産される版画と違って絵師が直接描く一点物であり、直筆ならではの繊細華麗な筆致と優美な魅力に高い関心が寄せられています。
こうした肉筆浮世絵や近代日本画の名品の巡回展を全国各地で開催しており、今年は4月から6月まで長崎歴史文化博物館にて、7月から9月まで長野県の水野美術館にて巡回展「美を競う 肉筆浮世絵の世界」を開催しています。お近くの方はぜひ足をお運びください。
④:青少年の未来のために
近隣の保育園や幼稚園、小・中学校の遠足を受け入れ、年代に合わせて美術や自然、歴史を学ぶ解説を行なっています。 また、岐阜女子大学書道コースの書道合宿は今年で13年目を迎えました。合宿参加者の中から日展に入選する学生も出てきています。
また「飛騨高山地域お仕事発見隊」という地域の小中学生のお仕事体験を受け入れ、お仕事を通して〝社会や他人様のために〟という想いを伝えています。これは、「地元では夢を叶えられない」という子どもたちの声をきっかけに、有志企業・NPOが立ち上げた「飛騨高山フューチャープロジェクト」*が企画するものです。その主旨に賛同し、当館も初回から参加しています。
体験で来た児童の中には、将来博物館に携わりたいと目標を決めた子や、引っ込み思案だった生活から積極的な学校生活に変化した子、家庭でも積極的にお手伝いをするように変わった子など、様々な良い変化が見られています。
*名称掲載の許諾を得ています。
当館のコレクションは、自然史、人類史(世界の歴史)、美術から構成されています。
自然史(隕石、鉱物、飛騨地域の化石・岩石)は約12,000点、人類史約2,000点、美術は国宝の太刀を含む約2,000点を有しています。主に浮世絵・近代日本画・洋画・モダンアートを展示しています。
その中で浮世絵は、肉筆浮世絵420点・版画220点を収蔵し、近代日本画は横山大観、竹内栖鳳、上村松園、前田青邨、棟方志功など、洋画はモネやゴッホ、ルノワールなどを所蔵しています。そのほか、市川米庵、比田井天来、手島右卿など書のコレクションも充実しています。
人類史展示室は旧石器や、メソポタミア文明、ギリシャ・地中海文明、エジプト文明、インダス文明、メソアメリカ文明、アンデス文明、中国文明、日本の縄文・弥生・古墳時代の古代遺物や文物を展示しています。飛騨展示室には化石・岩石の他、鉱物や隕石、古代飛騨のジオラマや恐竜の実物大模型があります。
お蔭様で当館のコレクションに対し、国内外の美術館・博物館から作品の貸し出し依頼も増えており、これに応えて他館との連携も深めています。
代表的なコレクション作品
■刀剣
国宝 太刀 銘「康次」
重要文化財 太刀 銘「了戒」
■西洋絵画
フィンセント・ファン・ゴッホ「洗濯をする農婦」
ピエール=オーギュスト・ルノワール「柳のある川の風景」
クロード・モネ「ジヴェルニーの草原、朝」
■日本画
横山大観「不二霊峰」
川合玉堂「山村積雪」速水御舟「牡丹睡猫」
上村松園「紫式部図」「三美人之図」
谷文晁「月下漁夫図」重要美術品
■浮世絵
葛飾北斎「冨嶽三十六景」
歌川広重「名所江戸百景」
東洲斎写楽「市川鰕蔵の竹村定之進」
■彫刻
コンスタンティン・ブランクーシ「プライド」
ブールデル「雄弁」「自由」「勝利」「力」
■書
千利休「墨木の文」
手島右卿「崩壊」
当館ではこれまで、館の所蔵品を中心に企画展を開催してまいりました。
このようにして作品をお借りしての企画展に挑戦することにより、多種多様なニーズにお応えすることができるようになります。
展覧会のほか、施設を利用して講演会や演奏会、ブライダル、ミュージックビデオなどの撮影依頼も多くあります。 館内には可変式の能舞台やステージが設置されており、各種イベントや記念の催しの際に能や狂言等の公演を行うことができます。
昨年8月には約650年の歴史を継承する「大蔵流」の狂言公演が行われました。開演直後には、過疎・高齢化が進む飛騨地域で伝統芸能「獅子舞」を継承する「北振若連中」による獅子舞が披露されました。
当館はこれからも、長い年月をかけて自然や人類が生み出した優れた作品や価値ある資料、それらに関する最新の情報を広く公開することで、来館される皆様の暮らしや心に光を放つことのできるミュージアムでありたいと願っています。
このように幅広く様々な活動を続けてきた光ミュージアムですが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年には長期休館を余儀なくされ、来館者数も前年の半分にまで落ち込みました。
そんな苦しい中でも、近隣の方々や遠方で来館できない方々からも、心温まる励ましのお言葉やご支援をいただき、無駄を省いた運営と節約を心がけ、現在まで活動を続けることができました。
最近では次第に来館者は戻りつつありますが、光熱費の高騰、物価上昇など昨今のさまざまな社会情勢の変化の影響により、これまで通りの活動を続けるには難しい点も出てきています。
そこで今回、クラウドファンディングという新たな形で皆さまからのご支援を募ることにいたしました。この取り組みをきっかけとして、これまで応援してくださっていた方々と当館の活動をより密接に結びながら、いまだ当館の存在を知らない方々にも私たちの活動や取り組みを知っていただき、ぜひご来館いただきたいと思っています。
また、今年施行の博物館法改正により、博物館は「地域の活力の向上にも寄与すること」が求められるようになりました。光ミュージアムも登録博物館として、より魅力ある施設を目指し、「文化観光の推進」と「地域の活力向上」に貢献していきたいと思っております。
今回のクラウドファンディングを通じていただくご支援は、企画展の開催費、及び当館の運営費として大切に使わせていただきます。大勢のお客様がご来館されるその日まで、当館の理念や皆様と芸術との出会いの場をしっかりと守り、つないでいきたいと考えております。皆様からのあたたかいご支援を、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
クラウドファンディング概要
■第一目標金額:400万円
■資金使途:光ミュージアムの運営費、企画展の開催費、クラウドファンディングの諸経費
※当館は一般財団法人光ミュージアムが運営を行っております。今回のご支援金も、財団資金として使わせていただきます。
※本プロジェクトはAll or Nothing方式です。目標金額に1円でも満たなかった場合、ご支援者様に全額返金となります。なお、その場合でも企画展は実行いたします。
岐阜県高山市は、東京都とほぼ同じ面積という日本一広い市ですが、その9割以上が森林という自然豊かな地域です。古い町並みや風光明媚な土地に癒やされようと、国内外から観光客が訪れています。
古くから飛騨の匠と呼ばれる優れた職人を生み出し、洗練された文化・芸術が息づく町ですが、全国の地方都市と同様に少子高齢化や過疎化が進み、様々な課題を抱えています。
当館は、都会ではなくても本物の芸術に触れ、地方にいながら世界の文化にも触れられる機会をこれからも提供し続けていきたいと考えています。
一方、世界に目を向ければ、まだまだ戦争や紛争は絶えず、様々な問題を抱える国や地域が数多く存在します。そうした対立や問題の解決には、お互いへの理解が不可欠です。
2019年、世界の博物館関係者が集ったICOM京都大会において、組織委員長を務めた佐々木氏は次のように述べています。
行き着くところ、博物館は、人類の平和と幸福に貢献することに尽きます。そのためには世界の博物館が手をつながなければなりません。国と地域の境を超え、人種の境を超え、時には過去・現在・未来といった時間の軸を超えて、手を繋がなければなりません。そうした空間軸、時間軸を超えて、人々が集まり、手を繋ぐことができる公共空間、すなわち「文化の結節点」は博物館をおいて他には存在しないでしょう。だからこそ、博物館の存在意義があるのだと思います。
私たちは「博物館は、過去・現在・未来をつなぎ、国境や人種の境を超えて、人類が抱える問題を解決するための力になりうる」と信じています。博物館活動を通して、国際交流や異文化理解が進むことで、国籍や宗教、人種の違う人々が、「かけがえのない地球という星に住む、ひとつの家族・兄弟同胞である」という想いを共有していただければ幸いです。そしてこうした博物館活動が、未来を担う子どもたちの成長の糧になることを願っています。
また、かつて自然と共存共栄していた世界各地の古代文明を学ぶことが、かけがえのない地球環境をこれ以上破壊することなく、共生していく社会をめざすきっかけになればと願っています。
そのためにも、当館は信念をもって博物館活動を続けてまいります。ご賛同いただける皆様からの、あたたかいご支援を何卒よろしくお願いいたします。
一般財団法人 光ミュージアム 館長|小林 秀明
平素、光ミュージアムの活動に対しご理解、ご協力をいただいておりますこと、心より厚く御礼申し上げます。
光ミュージアムは、国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れる、国際観光都市・岐阜県高山市に所在します。 岐阜県より認可をいただいた登録博物館として、地域に根差しつつ、優れた芸術・文化や先人が遺した歴史を伝える活動を行っております。
当館に所蔵されている数々の美術品、考古資料、化石、鉱物などを大切に保管し、それらを展示して訪れる人たちに新たな発見、感動を与え、更には次代の人達に伝えていくのがミュージアムの役割です。
多くの来館者に喜んでもらうためには何を、どのように展示したらよいのか、スタッフは常に試行錯誤の連続です。そして「コロナ禍」による休館措置をはじめ、刻々と変化する社会情勢に直面している今日、これまでの運営方針を見直す時機に来ていると感じております。
このたび光ミュージアムは「クラウドファンディング」を試みることとなりました。これは、ファンディングを通じてミュージアムの財政支援をお願いするばかりでなく、当館の文化活動を理解、賛同していただける方々との「絆」を深めるきっかけと考えております。
幼少期にミュージアムで出会った美術品に感動し、社会人になってからその思い出を嬉しそうに語ってくださった来館者がおられました。美術館としての冥利に尽きる体験です。
また、本年5月の博物館法一部改正の一つとして、「地域の活力の向上への寄与を努力義務」がございます。これまで以上に魅力ある企画展を開催するため、今回は文化人から芸術的価値の高い作品をお借りしての企画展に挑戦することとなりました。
美術品、歴史遺物の鑑賞を通じて、豊かな感性が養われ、価値あるものを敬う心、学びの意欲が培われてまいります。これからもより多くの人にこの機会に触れていただけるミュージアムで有り続けたいと思います。
皆様の温かいご支援をお待ちしております。どうか応援よろしくお願いします。
能楽師狂言方大藏流 公演プロデューサー |大戸 剛
2022年、狂言大藏流の飛騨高山での夏合宿のタイミングで光ミュージアムにて能楽大藏流狂言のイベント「伝楽笑継〜楽しさを伝え、笑顔を繋ぐ」と銘打って公演をさせていただきました。岐阜県高山市内に能楽堂があることを市民有志の方から教えていただき、光ミュージアムを訪問させていただいたのがきっかけでした。ホームページの写真からは想像できない圧倒的な空間に驚きました。
公演では、飛騨高山の地域伝統芸能である獅子舞と共演させていただき、地域住民の皆様にも好評をいただき盛況に終わりました。
飛騨高山は国内外の観光客が訪れる日本有数の観光地であり、3年以上にも及ぶコロナ禍、ホテル旅館をはじめ、飲食店など全ての観光に関わる産業が大きな影響を受けました。 ミュージアムという環境、様々なコロナ禍の制限の中、大変前向きに狂言公演に対し、ご協力ご支援いただいたことは、本当に有り難く、またコロナ禍で世の中が暗く不安を抱える中、狂言の「笑い」を能楽の専門舞台である「能楽堂」で地域の方々に届けられたことは、光ミュージアム能楽堂があればこそ、と感じました。地域には能楽堂は多くはなく、大変貴重な存在であると共に、国宝を有するミュージアムということでさらに大変稀有な「場所」であるといえます。
そんな光ミュージアムがクラウドファウンディングにチャレンジします。 国内外の観光客、地域の子ども達や住民にとって、芸術やアート、歴史を積み重ねた展示品に触れる機会は大変貴重です。 伝統を伝え継続していくには「場」も同様に重要であり、継続していく必要があります。 微力ながら、少しでも力になることができればとメッセージを書かせていただきます。 光ミュージアムのクラウドファンディングの成功を心より祈っております。
岐阜女子大学 文化創造学部 教授・書道家|中根 海童
光ミュージアムのバックヤードをお借りして、岐阜女子大学書道部が錬成会(2泊3日)を実施してはや13年が経とうとしています。この間献身的な館員の方々のおかげで順調に成果を挙げ、のべ11人の日展入選者を輩出するに至りました。 練習の合間に毎年館内の美術品を鑑賞する時間を設け、「書」の特質を認識し、また〝本物ならではのオーラ〟を体に受けて制作に向かうことができるのは、理想的なありがたく素晴らしい環境です。
本学書道部では「伝統書」から「現代書」まで多様な作品制作に取り組んでいます。中でも「現代書」の一つである「少字数書」に力を入れていますが、何と光記念館内にその創始者である手島右卿の「記念室」があるのです。定期的に陳列替えがあり、常時40点ほどの作品を鑑賞できます。「少字数書」の成り立ちから今後の書の在り方まで思索できる静謐な空間です。まさに〝現代書の聖地〟です。末永く書家が巡礼のように訪れることを願うばかりです。
この奇縁に感謝すると共に〝永遠なる光ミュージアム〟を念じていたところ、この度クラウドファンディングを募集されると聞き、応援の一文をしたためました。是非皆様方にご賛同いただきこの〝類い希なる光ミュージアム〟が盤石のものとなるようご協力を切に願う次第です。
エッセイスト|岡部 まり
高山の高原に悠然と現れる「光ミュージアム」は、先ずその御建物の壮麗さに圧倒されます。また乗鞍をはじめ北アルプスを一望できる立地は、人が雄大な大自然とともに育まれてきたことを実感できます。
私は訪れるたびに日本の故郷の美しい原風景を想います。果てしなく広がる大空に雄大な山々が並び立ち、眼下には人々の温かな営みを想わせる家々が寄り添っている景色を眺めているだけで何度癒されたことでしょう。今、現代人の多くが少なからずストレスを抱えています。光ミュージアムは、そんな現代人に様々な光を与えてくれます。
これまで私は音楽会や落語会などのイベントの企画や開催でお世話になってまいりました。光ミュージアムには、多機能を備えた個性的な空間がいくつもあり、落語会では共に笑い合い、音楽会では共に美しい音色に酔いしれました。すべての年代層にその生涯を通じて光を当てていかれる博物館として光ミュージアムを応援しています。
収蔵資料は、現代書の大家「手島右卿記念室」をはじめとした現代書、西洋美術、日本画、その他にも人類史、自然史展示室まで幅広く、複合型博物館として現在も多様な情報を発信しています。こうした博物館本来の役割として「展示公開」も地道に行いながら他館との連携をはじめ、地域との連携など生涯学習活動にも取り組んでおられます。
人はいくつになっても「学び」を欲してより豊かで潤いのある生き方を求めています。これから私たちの暮らしにより近い存在として博物館は大切な役割を果たす使命を有していると思います。
どうか、クラウドファンディングへのご理解とお一人でも多くの方の応援と参加をお願い致します。
株式会社竹中工務店 常務執行役員|風岡 慶彦
光ミュージアムは1999年にオープンした博物館と美術館の機能を兼ね備えた複合型ミュージアムとして、当社が建築し、設計施工で携わらせていただきました。 建築面積約14,097㎡、延床面積約32,668㎡もの壮大な規模で、マヤ文明の美しい遺跡をモチーフに、フランス産のライムストーンを屋内外にふんだんに使用した、他に例を見ない美術的な建築となりました。
回廊型の建物の中庭にはピラミッド型のマヤ遺跡、その内部の高さ20m以上の吹抜け空間には能舞台と、建物を見て廻るだけでも見応えは十分です。
竣工して早20数年、観光都市高山のランドマークとなった光ミュージアムは、国内外の素晴らしい美術品の収蔵、展示にとどまらず、地元の学校や生涯教育の学びの場としても、その存在は今後も益々大きくなっていくことでしょう。
今回クラウドファンディングに挑戦されると伺い、建物の建築に携わった者としてぜひ応援させていただきたいと存じます。今後より多くの方々に末長くご利用いただくために、未来に亘って貴重な文化的財産を守り続けていただけるように、此の度のクラウドファンディングのご成功を心よりお祈り申し上げます。
元アサヒビール株式会社 会長・元日本放送協会 会長|福地 茂雄【4/21追加】
高山の光ミュージアムにお誘いいただいたのは、今から10年ほど前になります。
私は公私にわたって世界中の博物館や美術館を巡ってまいりましたが、訪れた時に外観のスケールと美しさに驚きました。次に収蔵品のすばらしさに驚きました。中でも「現代書」の作品が印象に残っています。
「書は画に通ず」
これは、私個人が予てより常々想っていたことです。
光ミュージアムの現代書をしみじみ鑑賞させていただきながらその想いが確信へと導かれました。
この度、この光ミュージアムがクラウドファンディングを始められたと窺いました。
皆さまも是非一度ご内覧されましてご理解とご協力をお願いします。
ご留意事項
▽本プロジェクト(クラウドファンディング)の企画には、光ミュージアムにて企画展の開催を予定しているキャシー中島様および株式会社スタジオ・ケイグループ様は関与されておりません。
▽写真はご本人および保護者様より許諾を得て掲載しています。
▽ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽ご支援完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
▽本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
▽天災や新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、中止・延期・展示内容の変更等が生じる可能性がございます。その場合、皆さまからいただくご支援は中止・延期開催にかかる費用等にあてさせていただくこととし、ご支援の返金は行わない形とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 光ミュージアム
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年10月15日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
光ミュージアムの運営費、企画展の開催費を募らせていただきます。
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プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円+システム利用料
ポストカード
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●ポストカード2枚
※画像はイメージです。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
10,000円+システム利用料
ご招待券+謎解きゲーム参加権
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●ポストカード2枚
●無料招待券1名様分
●謎解きゲーム参加権1名様分 ※
※ 複数名でご参加可能(ご支援者様以外は入場料のみでご参加可能)。参加期間:2023年9月〜2024年12月。会場:光ミュージアム。ご来館時に複数の謎解きゲームから1つお選びいただけます。詳細は2023年8月までにご連絡いたします。
※画像はイメージです。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
5,000円+システム利用料
ポストカード
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●ポストカード2枚
※画像はイメージです。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
10,000円+システム利用料
ご招待券+謎解きゲーム参加権
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●ポストカード2枚
●無料招待券1名様分
●謎解きゲーム参加権1名様分 ※
※ 複数名でご参加可能(ご支援者様以外は入場料のみでご参加可能)。参加期間:2023年9月〜2024年12月。会場:光ミュージアム。ご来館時に複数の謎解きゲームから1つお選びいただけます。詳細は2023年8月までにご連絡いたします。
※画像はイメージです。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月