#将棋を次の100年へ|新・将棋会館建設プロジェクト【第一期】

#将棋を次の100年へ|新・将棋会館建設プロジェクト【第一期】

支援総額

145,260,000

目標金額 100,000,000円

支援者
2,113人
募集終了日
2021年12月24日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

 

 

 

ご挨拶

 

将棋会館建設委員会 委員長 

羽生善治

 

日本将棋連盟会長

佐藤康光

 

 

戦い、学びあう場。
それが東京・将棋会館です。

 

現会館は設立1976年。日本将棋連盟創立50周年を記念して建設されました。

 

建設費にはおよそ5億円を要しましたが、全国の将棋ファンや各業界から、また全国の支部の皆様からのご寄付により、地上5階、地下1階の、重厚にして近代的な「将棋の城」とも言えるような「将棋会館」が完成しました。

 

 

当時は寄付金を集めるため、記念免状の発行、将棋ファンの皆様への募金要請などを行うとともに、建設委員会委員長だった大山康晴十五世名人をはじめ、副委員長の塚田正夫名誉十段、升田幸三実力制第四代名人、中原誠十六世名人らを中心に、将棋界が一丸となって全国を奔走しました。

 

現会館は、2階が入門者から有段者まで入れる道場、4階がプロの対局が行われる対局室となっています。棋士・女流棋士にとっては、道場や会館で開催されている教室はプロを目指して通い詰めた場所であり、棋士養成機関である奨励会は研鑽を積んだ場所で、将棋会館はまさに将棋の本拠地と言えます。 
 

特別対局室

 

この場所で、半世紀近くの間、数多くのドラマが繰り広げられました。

 

● 1982年 第40期名人戦

(中原誠名人vs加藤一二三十段)

中原誠にとっては名人10連覇のかかった、加藤一二三にとっては悲願の名人位獲得に挑戦した七番勝負(33歳の時に挑戦して以来9年ぶり)。七番勝負は第1局から持将棋で始まり、千日手2回を挟み全10対局に及びました。第8局指し直し局で加藤一二三が勝利し、名人位を獲得(最初に名人に挑戦してから22年後、42歳で初の名人位獲得)。将棋史に残る激闘となったタイトル戦でした。

 

● 1988年 第19期新人王戦

(羽生善治五段vs森内俊之四段)

当時両者とも高校3年生、高校生同士の番勝負はこれが初めてでした。この後二人は何度も番勝負やタイトル戦を戦うことになります。2021年現在まで、全138局に及ぶ二人の激戦の始まりでした。


● 1996年 第18期女流王将戦

(清水市代女流三冠vs中井広恵女流王将)

清水女流三冠が、当時四大タイトルであった女流棋戦の最後の頂をかけた第5局。女流王将を奪取し、史上初の女流四冠全制覇の瞬間を迎えました。

 

● 藤井聡太四段の公式戦連勝記録更新 歴代単独トップ   

62年ぶりに史上最年少記録を更新し、デビューした藤井聡太は、現在もさまざまな歴代記録を塗り替えています(写真は2017年 第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦(vs増田康宏四段)の様子)。

 

 

100周年を目前にして、移転が必要な状況です。

 

そんな歴史ある会館の移転を決意したのには、いくつか理由があります。


東京・将棋会館は開館から半世紀近くが経過し、耐震性の問題から、2015年7月から9月、2016年3月から5月の2期に分けて耐震工事を実施しました。しかし、近年老朽化が著しく、随時補修などを行っている状況です。


また、さまざまな企業や自治体の皆様方から将棋界を応援していただけるようになったため、棋戦数も増加し、それに伴い対局数が増えたことから、現在の会館の対局室だけでは不足しています。


さらに、時代に合わせて将棋の魅力を届けていけるようにと、棋戦の対局中継やオンライン指導対局などが多数行われるようになったため、機材などの設営も必要になり、対局室の設備の増築なども急務となっています。


半世紀近く将棋界を支えてきた現会館を離れることには、当然迷いや葛藤もありました。「先輩諸氏が一丸となって建設した会館を守り、現会館を残したい」という想いもありました。


それでも、「棋士・女流棋士にとっても、将棋界にとっても、また将棋ファンの皆様にとってもベストな形を取りたい」と、佐藤康光会長、羽生善治九段、谷川浩司九段、森内俊之九段をはじめとする永世称号保持者らが名を連ねる委員会などで何度も協議・検討を重ね、3年という時間をかけて会員の棋士・女流棋士へのからの理解・賛同を得て、総意をまとめることができました。 


創立100年という節目に体制を整え、時代の変化に対応して新しい将棋の歴史を作つくっていくために、今、移転が必要であると皆で思い定め、本プロジェクトに踏み切りました。

 

8月23日、「創立100周年記念事業・東西将棋会館建設委員会」発足式の様子

 

 

移転計画について:
全6期計画で、クラウドファンディングに挑戦します。

 

新しい東京・将棋会館はJR千駄ケ谷駅から徒歩2分、通りを隔てて反対側には東京体育館がある、ヒューリックの千駄ケ谷センタービル1階に移転する予定です。


現在は地下1階、地上5階と縦長にスペースをまかなっていますが、新しい会館はすべてを一つのフロアに集約できるのが特徴です。


計画では、棋士・女流棋士の意見も取り入れて、現会館で足りていないものを増設すべく新会館の図面を作製しており、一日あたりの対局数を増やせるように対局室を増築するほか、中継するための施設やオンライン配信のためのスタジオなども追加する予定です。


対局室にしても、棋士・女流棋士が対局に集中できる空間にしつらえるだけでなく、対局中の盤面を写すカメラを各室に設置するなど、さまざまなニーズに応えられるよう設備を整えていく必要があります。 


さらに、将棋ファンの方はもちろんのこと、将棋に詳しくない方でも気軽に立ち寄ることができる販売ブースや将棋道場なども充実させ、将棋文化の発信拠点としても、よりよい役割を果たしていきたいと考えています。


こうしたさまざまな機能を備えた将棋会館を新たに建設するためには、多額の資金が必要となります。


しかし、日本将棋連盟は公益社団法人という企業形態のため、毎年協賛などでいただくお金は将棋の普及や対局運営などに利用しているため、会館建設のために一度に多額な金額を用意するのは困難な状況です。


そこで、多くの方々から広くご支援を募ることのできるクラウドファンディングに挑戦することにいたしました。非常に大きな金額の挑戦となるため、全6期に分けて、合計6億円を募らせていただく計画です。 


 

・移転先:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-5
(JR総武線 千駄ヶ谷駅 徒歩 2分 地下1階、地上4階建て、延べ床面積約15200㎡の1階部分)

・完成予定日:2024年9月

==

・第一期目標金額:1億円
・目標金額の使途および実施内容:新しい将棋会館の建設費用(東京・将棋会館と関西将棋会館どちらの費用にも充てさせていただきます。)
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行いたします。

 

 

将棋界の次の100年に向けて。

 

これまで皆様とつくり上げてきた繋がりをより強く、目に見える確かなものにするために、日本将棋連盟の総員で今回のクラウドファンディングに取り組みます。


私たちは、新会館が将棋の歴史を刻む総本山として、将棋を通じて人と人を繋ぐ場として、さらなる発展を遂げるよう一致団結して尽力してまいります。この新たな舞台で、将棋界の未来を皆様とご一緒に創造していけることを心より願っております。


どうか温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

応援メッセージ

 

伊藤かりん様

将棋親善大使

 

将棋を本格的に指すようになってから7年、これまでプライベートでもお仕事でも、何度も将棋会館へ伺わせていただきました。将棋は年齢問わず戦えるものなので、将棋会館の道場はいつも老若男女たくさんの方々の憩いの場となっていて、とても素敵な場所です。創立100周年という記念すべき年に新しい将棋会館が建つということで、また新たな将棋の歴史が紡がれるのがとても楽しみです。私も微力ながら、将棋親善大使として活動出来ればと思います。

 

波戸康広様

将棋親善大使

 

 

渡辺徹様

将棋親善大使

 

 

 

返礼品のご紹介

 

今回のクラウドファンディングでは、「税制優遇あり」のコースに加え、多くの棋士の協力のもと、多数のリターンコースもご用意いたしました。その内の一部をご紹介します。

 

● 藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット

 

● オリジナル直筆色紙

(写真は10万円「2名まで指名可!台紙付き色紙」コースの見本です。5万円「オリジナル直筆色紙」コースは通常色紙1枚になります。)

 

● 台紙付き感謝状

 

● 駒形ノベルティ

オリジナルデザインの付箋、クリップ、ポーチの3点セットです。

画像はイメージです。

 

● オリジナルクリアファイル

画像はイメージです。

 

ポストカード

表面
裏面

 

● 寄付者銘板掲載(【税控除対象コース】50,000円〜)

皆様からのご寄付によって建てられたということを棋士、職員、ファンの方々と共有し、さらに将棋の普及に邁進してまいります。

 

 

税制上の優遇措置について

 

日本将棋連盟は将棋の普及振興活動を通じて社会に貢献する公益社団法人です。公益社団法人への寄付は、寄付金控除を受けることができます。

 

個人寄付に対する優遇税制
所得控除の計算
(寄付金合計額 - 2,000円) × 所得税率 = 寄付金控除額
※寄付金合計額は、年間所得金額の40%が限度額になります。
※所得税率は、年間の所得金額によって異なります。所得税率については、国税庁のホームページにてご参照ください。
税額控除の計算
(寄付金合計額 - 2,000円) × 40% = 寄付金控除額
※寄付金合計額は、年間所得金額の40%が限度額になります。
※寄付金控除額は、所得税額の25%が限度となります。


法人寄付に対する税制優遇
公益社団法人日本将棋連盟に対する寄付金は、一般の寄付金とは別枠で、以下の金額を限度として損金算入することができます。

損金算入限度額=(資本金等の金額 x 0.375% + 所得金額 x 6.25%)÷ 2
※資本金等の金額は、資本の金額と資本積立金の合計額を指します。

限度額は、その法人の資本や所得の金額によって異なります。
 

寄付金を損金に算入するには、確定申告書に寄付金額を記載し、寄付金の領収証及び領収書に添付される証明書をご提出ください。詳しくはお近くの税務署、税理士までご確認ください。

 

<寄付金品領収証明書の発行について>
【税控除対象コース】に寄付をされた方には、後日「寄付金品領収証明書」を送付致します。
領収書名義:ご支援時に入力いただいたご氏名を宛名として作成します。
領収書発送先:ご支援時に入力いただいた「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします
寄付の受領日(領収日):READYFORから実行者に入金された日(2022年2月10日)となります。

領収書の発送日:2022年3月末までを予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。

 

 

ご支援にあたっての注意事項

 

ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力したお届け先の宛名と住所となります。

なお、ご支援後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。

銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

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プロフィール

創立・沿革 1924年9月8日に東京の棋士が団結し、「東京将棋連盟」を結成。 名誉会長に関根金次郎、会長に土居市太郎が就任。 1927年、関西の棋士も合流し「日本将棋連盟」となり、 その後1936年に「将棋大成会」と改称しますが、戦後の1947年、 再び名称を「日本将棋連盟」として、会長に木村義雄が就任。 1949年7月29日に社団法人、2011年4月1日には公益社団法人となり、 2024年には創立100周年をむかえます。

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リターン

5,000


alt

お礼のメールコース

●お礼のメール

※本リターンでは寄付領収書の発行は致しません。

申込数
104
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット

藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット

●お礼のメール
●藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット
本リターンは第一期から第六期まで色紙の揮毫が異なるものをご用意しております。第二期以降のデザインにもご注目ください。

※本リターンでは寄付領収書の発行は致しません。

申込数
735
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

5,000


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お礼のメールコース

●お礼のメール

※本リターンでは寄付領収書の発行は致しません。

申込数
104
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット

藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット

●お礼のメール
●藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット
本リターンは第一期から第六期まで色紙の揮毫が異なるものをご用意しております。第二期以降のデザインにもご注目ください。

※本リターンでは寄付領収書の発行は致しません。

申込数
735
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月
1 ~ 1/ 25

プロフィール

創立・沿革 1924年9月8日に東京の棋士が団結し、「東京将棋連盟」を結成。 名誉会長に関根金次郎、会長に土居市太郎が就任。 1927年、関西の棋士も合流し「日本将棋連盟」となり、 その後1936年に「将棋大成会」と改称しますが、戦後の1947年、 再び名称を「日本将棋連盟」として、会長に木村義雄が就任。 1949年7月29日に社団法人、2011年4月1日には公益社団法人となり、 2024年には創立100周年をむかえます。

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