中村敦夫「線量計が鳴る」舞台を完全映像化

支援総額

2,622,000

目標金額 500,000円

支援者
449人
募集終了日
2022年3月11日

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プロジェクト本文

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▼中村敦夫の朗読劇「線量計が鳴る」を届けたい!

 

第2ステージの目標達成。ありがとうございます。

これで「英語字幕版」追加制作にも目処が立ちました。次なる目標は、さらなる広報資金と追加枚数の制作資金の確保を目標とし、第3ステージである300万円を目指したいと思います。1人でも多くの方々にこの作品をお届けするために、でき得ることなら原発推進派の人たちにも観てもらえるまでに、集まった浄財を活用させていただければと考えています。ぜひ、さらなるご協力をお願いします。

 

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1972年、「あっしには関わりのねえことでござんす」の決め台詞で一世を風靡したT Vドラマ「木枯し紋次郎」。その主演を務めた中村敦夫さんは、その後も俳優として活躍しつつ、作家、T Vキャスター、ジャーナリスト、政治家と、様々な分野で活動を続けてきました。

 

そんな中、2011年3月11日に東日本大震災によって福島第一原発事故が発生。翌年2012年に中村さんは、「数十年後の福島を見てみたい」という思いで、原発事故から26年経過したウクライナ・チェルノブイリを訪問します。そして2017年に朗読劇「線量計が鳴る」を完成させ、全国からの要望に応えて公演を開始。しかし2020年から世界を覆ったコロナ禍のため95回の公演を最後に、その活動を中止せざるを得なくなります。

 

ウクライナ・チェルノブイリ原発事故現場前に立つ中村敦夫さん。

 

中村敦夫さんからのメッセージ

 

コロナ禍で、表現者たちが「出口なし」に直面しています。朗読劇「線量計が鳴る」も、95回公演でストップし、休演が続く。私自身も高齢化に逆らいつつ、いつ活動再開ができるか定かでありません。

多くの気骨ある大人たちが、全国あちこちで原発廃止を訴え、貴重な人生の時間を差し出してきました。その事実を、若い世代に伝えるためにも、このDVDが役に立てば幸いです。これは大人たちのエヴィデンスです。

 

中村敦夫・公式サイト

http://monjiro.org

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

そこで持ち上がったのが、舞台をそのまま映像化しようというこのプロジェクトです。コロナ禍の中ではありますが、「線量計が鳴る」制作委員会が立ち上がり、有志によってDVD化の実現を目指しています。1人でも多くの人に、中村敦夫さんの集大成ともいえる朗読劇「線量計が鳴る」を届けたい。これは、そんな思いが集まって制作されるDVDです。

 

81歳を迎えた元・木枯し紋次郎は「あっしには関わりのねえことでござんす」と呟くことなく、今も時代に、社会に、地域に、人々に、関わり続けているのです。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

2021年11月に、徳島県徳島市の名刹・般若院で撮影が行われました。

 

あらすじ

 

原発の町で生れ育ち、原発で働き、原発事故ですべてを奪われた、元・原発技師だった老人の独白が展開されます。これは天命か、それとも陰謀か? 老人は、謎解きの旅に出ます。原発が作られ、日本に入ってきた事情。原発の仕組みや福島事故の実態。さらに、主人公のチエルノブイリ視察体験から被曝による医学上の諸問題と現実に加え、原発を動かしている本当の理由と利権に群がる原子力ムラの相関図までを網羅し、放射線医学界の謎に迫ります。

 

全国で95回の公演が実施されていますが、実際の舞台をご覧になった方も、ぜひこの機会にDVD版としてお手元に置いてください。保存版にもなりますし、舞台とはまた違った作品としてご覧いただけるはずです。

 

脚本・出演   中村敦夫

カメラ     水口知己・縄田誠・斎藤千晶

照明      佐野倫太郎

設営      川田春夫

助監督     生田真紀

監督      岨裕士

音楽      「キミガココニイルカギリ」

        作詞/作曲/編曲・おおたか静流

        コントラバス・沢田穣治

        唄・おおたか静流

        「東北/TOHOKU」

        作詞・おおたか静流

        作曲/編曲・梅津和時

        ピアノ・久米大作

        クラリネット・梅津和時

        唄・おおたか静流

グラフィック  藤本孝明(如月舎)

デザイン

撮影協力    宮﨑厚子(般若院)

プロデューサー 住友達也・宮﨑信也

制作      「線量計が鳴る」制作委員会

 

おおたか静流さんの快諾で、オープニング、エンディングに楽曲を提供していただきました。これらの曲が加わることで、映像作品としての完成度がさらに高まりました。おおたか静流さんをはじめ、協力いただいた音楽メンバーの皆さんに心から感謝します。

 

おおたか静流・公式サイト

http://sizzle-ohtaka.com/

 

よこくへん

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

皆さんの支援が広くいただけるようであれば、DVD追加枚数の制作費用に充当し、さらに英語の字幕を追加する費用に当てて、海外の方々にも観ていただける作品に仕上げられればと考えています。日本から海外に向けて、原発事故の実態を伝えることはとても重要です。単なる物語の紹介ではなく、なぜ日本でこのような大惨事が引き起こされたのか? 中村敦夫さんの「想いのこもった」舞台という形で分かりやすく世界の人々にも伝えたいのです。

プロジェクト実行責任者:
中村敦夫「線量計が鳴る」制作委員会
プロジェクト実施完了日:
2022年3月11日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

2022年3月中旬の仕上がりを目処に、映像制作作業はすでに行われています。制作費は制作委員会で、そのほとんどを負担しますが、集まった資金で、追加するDVD増刷費用、追加の宣伝材料費、あるいは英語字幕の追加費用に当てます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
現在1,000枚のDVD制作費用を予定しています。そこまでの制作費は、制作委員会が負担します。クラウドファンディングで集まった資金は、さらに増刷するために使用させていただきます。また再チャレンジ可能な場合は、英語字幕を追加するための費用に当て、広く海外への情報発信に活用させていただこうと考えています。ぜひ、再チャレンジさせてください。日本のメディアではなかなか伝えることのできない原発の実態を、この作品を通じて発信することを最終目標にします。

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プロフィール

1981年、23歳の時に徳島で、タウン誌「あわわ」を創刊し、株式会社あわわを創業。2000年1月23日、全国初となる公共事業の是非を問う吉野川住民投票実施にあたり、代表世話人の1人となる。この頃、住民投票を応援してくれていた中村敦夫さんとお付き合いがはじまる。2012年、買物難民問題に出くわし、移動スーパーとくし丸の事業をスタート(全国で約1,000台の移動販売車が稼動中)。同年、中村敦夫さんと共に日本ペンクラブ環境委員会メンバーとして、ウクライナ・チェルノブイリの原発事故現場を訪問。現在、株式会社とくし丸取締役ファウンダーを務める。今回の映像化にあたり、プロデューサーの1人として制作委員会に参加。著書に「あわわのあはは」「とくし丸のキセキ」がある。また、株式会社とくし丸創業者として、テレビ東京の「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」等をはじめとする、多数のメディアにも出演。

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リターン

1,500


DVD1枚

DVD1枚

中村敦夫「線量計が鳴る」DVDを1枚をお贈りします。

申込数
278
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

3,000


DVD2枚

DVD2枚

中村敦夫「線量計が鳴る」DVD2枚をお贈りします。

申込数
90
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

1,500


DVD1枚

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中村敦夫「線量計が鳴る」DVDを1枚をお贈りします。

申込数
278
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

3,000


DVD2枚

DVD2枚

中村敦夫「線量計が鳴る」DVD2枚をお贈りします。

申込数
90
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月
1 ~ 1/ 6

プロフィール

1981年、23歳の時に徳島で、タウン誌「あわわ」を創刊し、株式会社あわわを創業。2000年1月23日、全国初となる公共事業の是非を問う吉野川住民投票実施にあたり、代表世話人の1人となる。この頃、住民投票を応援してくれていた中村敦夫さんとお付き合いがはじまる。2012年、買物難民問題に出くわし、移動スーパーとくし丸の事業をスタート(全国で約1,000台の移動販売車が稼動中)。同年、中村敦夫さんと共に日本ペンクラブ環境委員会メンバーとして、ウクライナ・チェルノブイリの原発事故現場を訪問。現在、株式会社とくし丸取締役ファウンダーを務める。今回の映像化にあたり、プロデューサーの1人として制作委員会に参加。著書に「あわわのあはは」「とくし丸のキセキ」がある。また、株式会社とくし丸創業者として、テレビ東京の「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」等をはじめとする、多数のメディアにも出演。