線量計が鳴る・完全映像化への支援、ありがとうございました。
3月11日の締め切りを無事に迎え、プロジェクトを成立させることができました。皆さんのご協力に、心から感謝します。
初めての経験のため、当初、恐る恐る50万円からスタートしたところ、2日目で目標を達成するという大きな反響をいただきました。皆さんの、原発に対する、福島に対する「想いの表れ」だと感じ、我々制作委員会も勇気をいただきました。
英語字幕版の目処も立ち、現在、強力な協力者の方に翻訳を依頼中です。今夏までには英語字幕版も仕上げて、英語圏の方々にもこの作品を届けることができればと考えています。
日本語版の制作は当初予定の1,000枚から2,000枚に引き上げましたが、さらに追加発注する必要がありそうです。今後の一般販売の状況を睨みながら、皆さんからいただいた浄財を有効に使わせていただきます。
引き続きになりますが、一般販売が始まりますので、ぜひ周りの方々にお知らせいただくとありがたいです。
また、ハードルは非常に高いですが、映画館への配給もできないかと考え、現在、某映画配給会社と交渉中です。あるいは可能であれば、皆さんの「自主上映」など開催していただくこともご検討ください。必要に応じて、相談に乗らせていただきます。大きな会場の場合は、DVDではなく4K映像のデータを提供させていただきます。
さらに広がるよう、今後も地道に、粘り強く、諦めず、活動を進めていきます。本当にありがとうございました。心から感謝します。
中村敦夫さんからも、手書きのメッセージをいただきました。
現在までの概算収支
1収入
制作委員会出資金 200万円
CF支援金 262万円
手数料 △31万円
合計 431万円
2支出
映像制作費 160万円
DVD製造費2,000枚 60万円
印刷費 20万円
送料 20万円
諸雑費 10万円
合計 270万円
現在の資金
1−2=161万円
上記資金を、コレからの英語字幕版制作費とDVD追加枚数の制作費に充当しつつ、今後必要となるであろう、上映会開催費用、販促費用、印刷費用、送料、PR費用等の活動資金にさせていただきます。
ちなみに、Amazon経由での販売については、当制作委員会に入る売上金は50%ほどになるため、1枚1,500円で販売し原価を引くと手元には400円ほどしか残らない計算になります。決して潤沢とは言えない資金状況ですが、1人でも多くの方々に観てもらうために大切に使わせていただきます。
DVDの発送は、3月末までにはお手元に届くよう、宅配便、あるいは郵便にて手配します。今しばらくお待ちください。
今春、カタログハウスから発行される雑誌「通販生活」に、中村敦夫さんのインタビューが4ページにわたり掲載される予定です。また、月刊「俳句界」でも、評論家・佐高信さんと中村敦夫さんの対談が掲載予定です。機会がありましたら、ぜひご覧ください。
「線量計が鳴る」制作委員会
プロデューサー
住友達也・宮﨑信也