日本のヘレン・ケラー。孤独から再び世界を発見した福島智氏自伝

支援総額

3,715,000

目標金額 3,000,000円

支援者
288人
募集終了日
2018年10月31日

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2018年10月10日 15:55

翻訳者ロバート・チャペスキーさんから頂いたメッセージ

今回、福島智氏の著書『盲ろう者として生きて』の日本語から英語への翻訳作業は、京都在住のフリーランス翻訳家、ロバート・チャペスキー(Robert Chapeskie)さんに引き受けて頂きました。

 

ロバートさんは、日本の障害学関連研究における代表的な著作の一つとされる立岩真也著『私的所有論』の英訳をはじめ、森岡正博著『感じない男』、藤田正勝編『京都学派の哲学』(John W.M. Krummel共訳)など、数多くの本や論文の英訳を手がけてこられました。

 

そんなロバートさんより、本書の魅力についてメッセージを頂きましたので、ご紹介します。

 

区切りリボン青

 

 

 

 

この本は著者が子供の時に目が見えなくなり、高校生の時に耳も聞こえなくなったことについて読み手を引き込むように語りますが、通常の自伝や回顧録と異なります。オートエスノグラフィーという方法を用いて、日記、医者のカルテ、音声録音、作文など資料を参考にしながら著者は自分の経験を分析していきます。

 

その結果、起こった事についての客観的視点と主観的視点が結合された描写と評価が含まれ、著者、家族や関係者のその時々に記録された言葉や後年のインタビューで述べた言葉で語られた物語になっています。

 

ここに書かれている個人の盲ろう者になった経緯は、その時代の日本の生活や制度の独自性を紹介しながら、同時に損失、孤独、家族の絆、そして人間にとってのコミュニケーションの必要性という普遍的なテーマにも触れています。他の国の人々にとっても大変読む価値がある本で、できるだけ広く読む機会が与えられるべきです。

 

(English)

This book offers a compelling account of the events surrounding the author’s loss of sight and hearing in his childhood and adolescence, but it does not take the form of a traditional memoir. Using an approach called “autoethnography,” the author draws on various primary sources such as diaries, doctor’s charts, voice recordings, and his own writings at the time to analyze his own experiences.

 

The result is a combination of subjective and objective descriptions and assessments of what occurred, both in the author’s own words and those of the people around him, in some cases preserved in contemporaneous documents and in others spoken in interviews conducted many years later.

 

This story of one person’s experience of becoming deafblind introduces readers to distinctive aspects of Japanese life and institutions during the period in question, and at the same time explores the universal themes of loss, isolation, family bonds, and the human need fo
 r communication. A book with much to offer people not only in Japan but all over the world, it deserves to be made as widely available as possible.

リターン

3,000


【税制優遇あり】みなさんの応援が集まれば大きな力になります!

【税制優遇あり】みなさんの応援が集まれば大きな力になります!

●お礼状
『盲ろう者として生きて』の著者:福島智さんのサイン入りメッセージをお送りいたします。(サインはコピーになります。)

●寄附領収証

※今回、書籍無しのコースへのご寄附に限り、税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。

※複数口でのご支援も可能です。ご自由にご支援額をご調整いただければと思います。

支援者
133人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

10,000


【税制優遇あり】盲ろう者:福島智さんの生き方を世界へ発信!

【税制優遇あり】盲ろう者:福島智さんの生き方を世界へ発信!

●お礼状
『盲ろう者として生きて』の著者:福島智さんのサイン入りメッセージをお送りいたします。(サインはコピーになります。)

●書籍:『盲ろう者として生きて』の翻訳版に、支援者様のお名前を掲載いたします。
*書籍はリターンに含まれません。

●寄附領収証

※今回、書籍無しのコースへのご寄附に限り、税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。

※複数口でのご支援も可能です。ご自由にご支援額をご調整いただければと思います。

支援者
115人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

30,000


【書籍つき応援コース!】

【書籍つき応援コース!】

●書籍:『盲ろう者として生きて』の翻訳版に、支援者様のお名前を掲載いたします。

●書籍:『盲ろう者として生きて』
※日本語版または英語版からお一つお選びください。
※英語版の場合は、2019年5月送付を予定しています。

●お礼状
『盲ろう者として生きて』の著者:福島智さんのサイン入りメッセージをお送りいたします。(サインはコピーになります。)

支援者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

30,000


【税制優遇あり】ブロンズサポーター

【税制優遇あり】ブロンズサポーター

●お礼状
『盲ろう者として生きて』の著者:福島智さんのサイン入りメッセージをお送りいたします。(サインはコピーになります。)

●書籍:『盲ろう者として生きて』の翻訳版に、支援者様のお名前を掲載いたします。

●寄附領収証

※今回、書籍無しのコースへのご寄附に限り、税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。

※複数口でのご支援も可能です。ご自由にご支援額をご調整いただければと思います。

支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

50,000


【税制優遇あり】シルバーサポーター

【税制優遇あり】シルバーサポーター

●お礼状
『盲ろう者として生きて』の著者:福島智さんのサイン入りメッセージをお送りいたします。(サインはコピーになります。)

●書籍:『盲ろう者として生きて』の翻訳版に、支援者様のお名前を掲載いたします。

●寄附領収証

※今回、書籍無しのコースへのご寄附に限り、税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。

※複数口でのご支援も可能です。ご自由にご支援額をご調整いただければと思います。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

100,000


【税制優遇あり】ゴールドサポーター

【税制優遇あり】ゴールドサポーター

●お礼状
『盲ろう者として生きて』の著者:福島智さんのサイン入りメッセージをお送りいたします。(サインはコピーになります。)

●書籍:『盲ろう者として生きて』の翻訳版に、支援者様のお名前を掲載いたします。

●寄附領収証

※今回、書籍無しのコースへのご寄附に限り、税制優遇の対象となります。詳しくはプロジェクト概要の末尾をご確認ください。

※複数口でのご支援も可能です。ご自由にご支援額をご調整いただければと思います。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

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