全都道府県の小学校の子どもたちにプロのピアノの音色を届けたい

支援総額

1,432,000

目標金額 1,000,000円

支援者
150人
募集終了日
2017年5月31日

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2018年02月02日 22:59

【開催レポート】対馬市立南小学校・鶏鳴小学校でコンサート

ピアニスト赤松林太郎の「超絶」授業

 

長崎県にある、南北に細長い国境の島、対馬。

この島に再度お迎えする事が出来た「ピアニスト赤松林太郎」に同行し、

記録的寒波で小雪が舞う中、子供たちが待つ学校へと急ぐ。

 

午前中の訪問校は、豊玉町唐洲(からす)にある対馬市立南小学校。

全校児童15名。

過疎化、高齢化が激しく進むこの地域は漁業が盛んで、

子供たちも家族と共に出漁する事が少なくない。

聞き慣れた音楽と言えば演歌が主流。

 

そんな環境で伸び伸び育つ子供たち15名のキラキラした目、透き通った心に

ピアニスト赤松林太郎が全身全霊をかけて音楽のプレゼント。

 

初めて見たピアノの内部。初めて知ったピアノの名前、鍵盤の数。

初めて聞いたとても楽しい音楽史。

 

赤松ワールド全開!の言葉の数々が、子供達の興味を一気に引きつける。

普段は子供たちから見向きもされないであろう音楽室の年表も

今日ばかりは誇らしげ(に見えた)。

そしていよいよ・・・

 

ポーン・・・

 

最初の1音で、教室の空気が一瞬にして変わった。

「すご!」1人の小さな男の子がつぶやく。

どの子供たちも身を乗り出して、美しい音色を奏でる指先に一点集中!!

 

「この箱型のピアノって、こんなに音が出るんですね!」

「なんでそんなに指が動くんですか?」

「どうしてそんなに優しい音が出せるんですか?」

「モーツアルトの髪はどうして白いんですか?」

「ショパンってなんですか?」(笑)

「マリオの音楽弾いてください!!」

 

普段は決して尋ねられる事がないであろう素朴な質問のオンパレード。

しかし、少しでも興味を持ってもらえるように、音楽の素晴らしさをもっと分かってもらえるようにと

その質問すべてに、真摯に向き合ってくれた「ピアニスト赤松林太郎」。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ最後のプログラム。

全校児童とピアニストとの夢の共演、「南小学校校歌」。

楽しい音楽の時間を過ごせた事への感謝の気持ちを込めつつ

誇らしげに歌う子供たちの姿に感動を覚えたのは言うまでもない。

 

お決まりの「みんなで記念撮影!」の際、粋なサプライズ!

子供達が整列を始めると、あの曲が聞こえてきた!

「ピアニスト赤松林太郎」が奏でる「即興スーパーマリオブラザーズのメインテーマ」だ!

 

最後の最後まで子供たちを喜ばせてあげたいと

無茶振りにも果敢に挑戦する姿に頭が下がる。

教室は大きな笑いに包まれ、最高の笑顔の中、午前中の授業は終了した。

 

そして午後。次の訪問校である対馬で一番のマンモス校、

6年生だけで54名が在籍する対馬市立鶏鳴小学校へ。

到着してすぐ6年生の男の子達に誘われ、驚きの給食ランチ会!

 

一瞬にして子供達との壁を払い、溶け込み、同級生目線で会話ができる・・・

これもまた、「赤松林太郎」の魅力ではないだろうか。

 

給食の後は・・・待っていました!楽しい音楽の時間!!

 

「ちか(近い)!」

「すご(凄い)!」

「はや(早い)!」

 

最前列、SSS席に座る男の子達は目を丸くして顔を見合わせる。

6年生が対象のため、社会や理科の授業内容も織り交ぜながら、

理論的に、でも分かりやすいように音楽の分野へとアプローチしていく。

午前中とは内容も口調も全く違う事に驚きを隠せない。

 

これぞまさしく「超絶」授業!そんな言葉が頭をよぎった。

 

この時間いちばんの盛り上がりを見せた「剣の舞」の後には、首を振りながら割れんばかりの拍手をしている子供たち。

鶏鳴小学校の年季の入った古いヤマハグランドピアノに魂が宿り

子供たちの笑顔に囲まれたそのピアノはしっかりと声を上げていた。

「子供達の反応はとても素直で、ダイレクトに伝わってきます。

対馬の子供達は失敗を恐れずに、自分の意見をはっきりと伝えることができます。

自分の意見を伝えることができるという事は、表現力なんです。」

 

ピアニスト赤松林太郎の発する言葉に共感し、

自分が褒められている錯覚にさえ陥った。

 

担任の先生の熱い思いを乗せた指揮に合わせて

子供たちからのリクエスト曲「情熱大陸」をアンサンブルで。

限られた時間の中で、子供たちなりに頑張って取り組んできた事を音色は物語っていた。

小学校生活の中で忘れられない思い出の一つになったに違いない。

 

そして最後に「ピアニスト赤松林太郎」伴奏による「鶏鳴小学校校歌」。

 

本物に触れる機会の少ない島の子供たちに

一流の音楽、音楽の楽しさを再度届けてくれた「ピアニスト赤松林太郎」。

目の前のはつらつとした元気な姿と伸びやかな歌声が

子供たち一人一人の感動を物語っているようで

鼻の奥がツーンとなり、自然と涙が溢れていた。

 

昨年夏に開催した「 Summer Festival 2017 」のゲストとしてお迎えした事がきっかけとなり

実現された今回の「ピティナ学校クラスコンサート」

今回は本当に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

 

リターン

3,000


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子どもたちの喜びのこえブック+お名前掲載権+実施報告書

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