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半年後の殺処分対象犬たち チャイ、サナ、メリア
2月、殺処分再開の予告
3年粘った茨城県の殺処分ゼロ
何とか民間で27頭みな引き出しました。
ボランティアさんが愛情をかけ、ゆっくり丁寧に接しながら、人に慣らしてくださいました。
半年経ち、犬は成長し、お散歩も少しずつできるようになりました。
CAPINで引き出した子たちの様子を見てあげてください。
空の下、草の匂いをかぎ、風に吹かれ、人といっしょに歩き始めています。
チャイ
左前脚が切れていますが、3本脚でうまく歩きます。
場所がないからと、怖がりの人に慣れていない犬を安易に殺処分することを選択した茨城県でした。
殺処分がストップする前の2029年から、私たちは署名や要望書により、笠間一ヶ所でなく、他県のように保健所単位で場所を作り、飼い主のいない犬猫を分散収容してほしいと訴えてきました。
今では茨城県動物指導センターの職員さんたちも収容環境の改善を求め、生活衛生課から、保健福祉部と県知事に予算を求めるように働きかけてくださっていました。
が、2月に予算は下りなかったから、と数を減らす目的の間引き殺処分再開のアナウンスがあり、
せっかくここまで粘ってきたのに、なぜ後戻りしようとするのかと抗議しつつ、緊急なセンターレスキューを呼びかけ、リストにあがった27頭は民間が助けるしかありませんでした。
この間,茨城県は啓発や捕獲にどんな努力をしてくれたのか、ワースト市町村は茨城県動物指導センターに収容させる頭数を減らすため何の仕事をされたのか、せめて市議会や環境課がセンターを見学でもしてくれたのか、
何か良くなったのか、
あるいは
民間任せのままなのか、
どこまで私たち民間がセンターから引き出し続けねばならないのか、
みな、民間は限界を迎えているのに、茨城県はまだ民間を頼っている、
民間を踏み台にした茨城県の殺処分ゼロ実現に、
どこまで甘える気なのだろうか、
チャイ
老朽化した茨城県動物指導センターでは過密収容が続きます。
犬166頭。
働く職員を増やさない。
現場では、少数の働くスタッフへの負担が大きく、労働環境としても疑問です。
職員が体調不良で休みをとる8月は、センターへの見学や引き出しを控えてほしいと言われています。
一頭でも減らさねばならないはずのセンターですのに。
こちらは、サナ
犬たちは一頭ごとに命です。
殺処分ゼロをめざす条例が茨城県にはあります。
健康な生体を安楽死させることがよしとされてきた日本の動物愛護思想。
数を減らし環境をきれいに保つことこそ正しい動物愛護だとの考えは、未だに根強く蔓延って、殺処分を正当化しています。
でも間引かれるのはまぎれもなく命。
目の前の一頭から目を逸らさず、現場で一頭ごとに向き合うことで、助けようと皆で動き、一頭ずつ助けていけると思います。
本来なら行政が主体となり行うべき保護活動。
民間任せから、行政が。
民間を潰さないでください。
民間を育て、支えてください。
宮mさん、いつもお地蔵様のために清掃やお花をありがとう
メリア
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