「こどもホスピス」普及のためのイベントを元タカラジェンヌが実施

▼自己紹介

　病気とともにある子どもたちと家族の大切な時間を支え、子どもたちの願いを叶える、そんな「おうち」の普及を目指して、私たち一般社団法人日本こどもホスピス普及協会は、生命にかかわる病気や状況（Life-threatening conditions : LTC）によって治療や療養中心の生活を送るお子さんとご家族を対象とした施設の普及を目的とした団体です。

　現在、難病や重い障害がある子どもは全国に約20万人、また生命が脅かされている病気や重度の障害がある子ども達は約2万人いるとされています。また、これと同じ数だけ、ケアをされているご家族がいらっしゃるなか、医療・福祉制度の支援が十分ではない状況です。私たちは、こどもらしい時間、家族らしい時間を少しでもサポートしたいと考えています。小さな命、そして笑顔が、少しでも輝ける場所として、「こどもホスピス」の設立、普及に向けた活動をしてまいります。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

    数年前に、英国で訪れた「ヘレンダグラスハウス」という、「こどもホスピス」に感銘を受けたことがきっかけです。そこは、外出もままならないこども達に学びや遊びの機会を提供すると共に、ご家族と楽しい思い出をつくったり、夢を育んだりしてもらおうという「おうち」でした。このような「こどもホスピス」が、英国には実に50ヶ所以上あるそうです。そして、欧州を中心として世界各国で広がっています。

    一方、わが国においては、小児緩和ケアの歴史自体が浅く、「こどもホスピス」は、全国で数カ所しかありません。「こどもホスピス」という制度の設計自体がなされていないため、多くの方が、医療・介護・福祉・教育のはざまに落ちて苦しんでいる状況です。

    私たちは、何とかお手伝いしたいという思いを持って、病気とともにある子どもたちとご家族の大切な時間を支え、子どもたちの願いを叶える、そんな「おうち」の普及の輪を、日本国内でも広げていきたいと考えています。みなさんも、ぜひ、一緒に仲間になっていただけますと幸いです。

▼プロジェクトの内容

　元タカラジェンヌによる「こどもホスピス普及」に関するチャリティイベントを都内で実施する予定です。イベント内容はまだ未定ですが、元タカラジェンヌ数名によるトーク・歌唱・ダンスを予定しています。イベント会場では、「こどもホスピス」を運営する団体の挨拶、寄付の受付などを予定しています。なお、プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情（緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む）によりイベントが開催できなかった場合は、返金します。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

　「こどもホスピス普及」に関するチャリティイベントを、もっと多くの元タカラジェンヌに広めていき、支援の輪を拡げていきたいと考えています。