国内で製品安全性試験の受託事業を立ち上げたい

▼自己紹介

長年にわたり実験動物・家畜そしてヒトの配偶子・胚を用い、生殖工学・医療分野において基礎・臨床の研究開発に従事してきました。これまでに培った技術・知識を基盤として、生殖工学・医療の市場に革新的な製品やサービスの提供を目指すために起業致しました（合同会社 サイテクスラボ　https://scitechslab.com）。常に協調性に重きをおき、立場の異なる人と協力しながら成果に繋げることをモットーとしています。生殖工学・医療領域における基礎・臨床の両分野で現場の声を最重要視し、幅広いサービスを提供できる会社づくりを進めています。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

これまでの研究・開発を通じて、ライフサイエンス分野における製品の安全性評価の重要性が増していることを強く感じてきました。特にマウス胚毒性試験は、製品開発の初期段階での安全性確認に不可欠な試験です。一方で、本試験は海外事業所への依存度が高く、高額で期間を要する試験となっています。そこで弊社は、国内でMEA受託事業を展開し関連業界に貢献するために、このプロジェクトを立ち上げることを決意しました。

▼プロジェクトの内容

ライフサイエンス関連製品の開発や上市において不可欠な、マウス胚毒性試験を提供することです。この試験により、製品の安全性を確認し、より安心してご利用いただける製品を市場に提供できるようになります。国内の受託事業として、この分野における新たなスタンダードを確立したいと考えています。また、本試験の内容はオンデマンドとし、簡易的かつ安価な試験から米国食品医薬品局（Food and Drug Administration, FDA）のガイドラインに準拠した条件まで幅広く柔軟に対応可能な事業にしたいと考えています。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

プロジェクトの実現に向けて、これまで技術的なスキルの向上に努めソフト面は準備完了しているため、ハード面の準備が完了後は直ちに受託開始が可能です。海外依存度の高い受託事業のため国内において高い需要が見込まれます。