READYFOR
クラウドファンディングとははじめる
ログインログイン・登録
達成

蕨市に暮らしの保健室を作りたい

林 まき子

林 まき子

蕨市に暮らしの保健室を作りたい 5枚目
蕨市に暮らしの保健室を作りたい
蕨市に暮らしの保健室を作りたい 2枚目
蕨市に暮らしの保健室を作りたい 3枚目
蕨市に暮らしの保健室を作りたい 4枚目
蕨市に暮らしの保健室を作りたい 5枚目
蕨市に暮らしの保健室を作りたい
蕨市に暮らしの保健室を作りたい
蕨市に暮らしの保健室を作りたい 2枚目
蕨市に暮らしの保健室を作りたい 3枚目
蕨市に暮らしの保健室を作りたい 4枚目
蕨市に暮らしの保健室を作りたい 5枚目
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は5月8日(月)午後11:00までです。

支援総額

1,015,000

目標金額 1,000,000円

101%
支援者
66人
残り
48日
プロジェクトの支援にすすむ
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は5月8日(月)午後11:00までです。

プロジェクト本文

 

自己紹介

 

こんにちは、株式会社ひといきの看護師、林まき子と申します。

 

私は蕨市内において看護師として病院で8年、訪問看護ステーションで23年間勤務してまいりました。長く地域の中で在宅医療、看護を通して地域の実情に触れてきました。

 

埼玉県蕨市(わらびし)について


蕨市は、成人式発祥の地であることや市域面積が5.11平方キロメートルと全国一のミニ市であり、人口密度が全国で最も高い市として知られています。

出典: 蕨市役所HPより

 

その中で私たちは毎日自転車を走らせ疾患を持つ高齢者、障害者、癌などのターミナル期の方、精神疾患の方など多くの市民の方々と関わってきました。訪問看護の仕事をしている中でいつも思っていたこと、それは、私たちに会えたことで今よりも少しでも安心してほしい、不安が少しでも軽くなれば…そんな気持ちで皆自転車を走らせていたように思います。

 

 

症状が良くなっていく方の笑顔、「リハビリをしたらこんなことができるようになったよ」「今日は昨日より食べられるようになったんです」と、家族の安心した表情。「昨日はよく寝てくれたから私も休めた」「熱が下がってほっとした」。一番の喜びは訪問先で私たちに会った時の嬉しそうなお顔!その瞬間「あぁ、待っていてくれたんだ」と感じることが私たちの大きな原動力になっていました。

 

今回「この経験を蕨で恩返しがしたい」という思いから、病気になっても安心して暮らせる街づくりを目指し、誰もが気軽に立ち寄れる『暮らしの保健室』を作りたいと思いました。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

訪問看護師として長年在宅医療、地域福祉に携わってきましたが、本当に必要とされているサービスが提供できているのだろうか、介護保険制度の事業内容にはすでに限界があることを感じるようになってきました。

 

その人に今一番何が必要なのか…

たとえば、長く悩んで苦しんでいたことがもしかしたら役所への電話1本で、介護保険の申請を教えてあげただけで解決できるかもしれないのです。ひとりで食欲がなく不調になってた人が誰かが隣にいるだけで食欲が出て元気になるかもしれないのです。

 

介護保険制度の中のプラン上に書かれたこと以外に手を出すことは契約違反になってしまいます。でも今、一緒に役所に行ってあげられたら、一緒にご飯を食べてあげられたら、一緒に医師の話を聞いてあげられたら…など、いろんな場面でできたことがあったのにと思っています。

 

どんなことに困っているんだろう、どんなサービスを望んでいるんだろう、こんな人達の声が聞きたい。病気になっても障害があっても安心して暮らせる街、市民と医療者が繋がる場所、気軽に立ち寄れる「暮らしの保健室」を作りたいと考えました。

 

また、看護師だけでなくケアマネージャーやリハビリセラピスト、ヘルパーなど多くの専門職の知識や経験を、職場を離れても生かせる場所が必要だ。「ここに行けば誰かと繋がれる」こんな場所が「暮らしの保健室」だと考えました。

 

 

訪問看護をしている中で

「もっと早くこんな制度があることを知っていたら…」

「自宅で看取ることができて良かった、自分には無理だと思ったけど心強かった」

「父はいつも看護師さんをまっているんです。一番の楽しみのようです」

「この制度は皆が知っていたほうがいいから友達にすぐ教えたい」

等々たくさんお声をいただきました。

 

訪問が終了する時に多い声としては、ご両親、配偶者を看取られた後「また近くを通ったら必ず寄ってね」「あの時の介護は間違っていなかったのかしら…」「夫がいなくなるよりもみんなが来ないことが寂しい」「皆さん忙しいんでしょ?また会って思い出話や私の身体のことも相談したい…」など、時間の経過に合わせてグリーフケアの必要性を感じることもありました。

 

また、退職後も、知人から連絡が入り介護申請を代行したことがありました。家族は時々しか会わない自分の母の変化に気づくことができず、徐々に認知症状が進んでいた為物忘れや体力の低下によるトラブルが起きたためでした。家族にとってはまさか自分の母がという気持ち、でも、自分だけではどうしようもなかったととても感謝された出来事でした。

 

 

プロジェクトの内容

 

埼玉県蕨市に、誰もが気軽に立ち寄れる『暮らしの保健室』を作ります。

 

地域の市民(高齢者、介護者、障害者、孤立している方等)と医療、施設、行政などを結ぶリンクワーカーとしての機能を持ち、誰もが敷居の高さを感じずに相談ができることを目的とします。

 

2023年4月〜月2回のペースでレンタルスペースを借りて始めていく予定です。徐々に回数を増やし、内容も充実させていければと思っています。(その後は常設の場所を確保し皆様にもわかりやすくいつでも利用していただけるようにしていきたいと思っています)

 

 

・看護師による身体と心の相談

・ボランティアとして協力してくれる方のケアや相談事業(マッサージ、美容師、エステ、フットケアなど

・薬剤師による薬の相談

・リハビリスタッフによる体操講座

・グリーフケア

・電話相談によるサービス事業(有料)

・Drによる小講座

・講座(Dr、薬剤師、栄養士等)

・移動サービス(他の地域に出向きフットケアや体操、薬相談など)

・他の事業者(ケアマネや介護士など)が立ち寄れて悩みや相談ができたり気持ちを癒せる場所
 

*ボランティア事業が主になってくるので収入は多くは見込めない

*収入を得られる内容としては今後看護師による訪問相談、ケア、また講座や販売、イベントに参加費をつけるなどを考えています

 

ご支援いただく100万の使いみち


月に2回から始めるにあたっての準備資金、保健室に必要なお茶や光熱費等の運営費、OA機器等の事務的な備品の購入に使用させていただきます。

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

全国複数ある「暮らし(まち)の保健室」は巡回型が多いのではないかと思いますが、「ここに行けば誰かに会える」を合言葉に”ここ(居場所)”になる常設の場所を作りたいと思っています。

 

病気のこと聞いてみようかな、お茶を飲みながらリラックスして看護師さんと話をしてみようかな、ほんとうは血圧が高いんだけど医者に行くの怖いんだよ…どうしたらいいのかななんて話もしたり、そんな方を医療に繋げ健康な街を作るお手伝いができたらいいな。たまには医師が来て話を聞いてくれることも。

 

”ここ(居場所)”では、私はこんなことができます。参加したいです。という人も増え、講座や販売、地域で活躍されている方々とのイベント参加なども行っていきたいと思っています。

 

自分はこんなことで困っているけれど、隣の人には聞けないし、誰に聞いていいかわからない…こんな方があなたの隣のおうちにもいるかもしれません。まして交友関係が希薄な現代、様々な職種は増えているけれどどれが当てはまるのかもわからない、そんな縦割り社会が更に個人を孤立させているように感じます。友人にちょっと話しかけるように、家族に相談するように軽い感じで隣に座っている私たちに打ち明けてほしい…そんな思いでいます。

 

介護保険は使っているけれど、悩みを話してみたら「それは私たちの仕事ではないので…」と、断られてしまうことも多くあります。制度の中ではできることとできないことがあるのです。ヘルパーさんやケアマネさんもやってあげたくてもできないことがたくさんあるのです。

 

制度を利用している方、利用していない方誰もが悩みを相談できる保健室を蕨市に作ります。

皆様、ぜひ応援よろしくお願いいたします。

プロジェクト実行責任者:
株式会社ひといき
プロジェクト実施完了日:
2023年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

株式会社ひといきが、埼玉県蕨市に地域の市民(高齢者、介護者、障害者孤立している方等)と医療、施設、行政などを結ぶリンクワーカーとしての機能を持ち、誰もが敷居の高さを感じずに相談ができる『暮らしの保健室』を作ります。 【資金使途】月に2回から始めるにあたっての準備資金、保健室に必要なお茶や光熱費等の運営費、OA機器等の事務的な備品の購入に使用させていただきます。

プロフィール

蕨市立病院 8年間勤務 浦和東訪問看護ステーション 3年間勤務 蕨訪問看護ステーション 23年間勤務 (内管理者16年間) 上記ステーションにて介護支援専門員として兼務 7年間

リターン

3,000+システム利用料


alt

ご支援ありがとうございます(1)

お礼状とともに事業所のリーフレットやイベント情報を定期的に配信、郵送させていただきます。

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

5,000+システム利用料


alt

ご支援ありがとうございます(2)

お礼状とともに事業所のリーフレットやイベント情報を定期的に配信、郵送させていただきます。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

10,000+システム利用料


alt

ご支援ありがとうございます(3)

お礼状とともに事業所のリーフレットやイベント情報を定期的に配信、郵送させていただきます。

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

30,000+システム利用料


alt

ご支援ありがとうございます(4)

お礼状とともに事業所のリーフレット、イベント情報を定期的に配信、郵送させていただきます。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

50,000+システム利用料


alt

ご支援ありがとうございます(5)

お礼状とともに事業所のリーフレット、イベント情報を定期的に配信、郵送させていただきます。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

プロフィール

蕨市立病院 8年間勤務 浦和東訪問看護ステーション 3年間勤務 蕨訪問看護ステーション 23年間勤務 (内管理者16年間) 上記ステーションにて介護支援専門員として兼務 7年間

あなたにおすすめのプロジェクト

NEXT GOAL挑戦中
入院する子ども達が、自分らしく過ごせる場所を。思春期ルーム設置へ! のトップ画像

入院する子ども達が、自分らしく過ごせる場所を。思春期ルーム設置へ!

滝沢 琢己滝沢 琢己
241%
現在
19,346,220円
寄付者
696人
残り
10日

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る
プロジェクトの支援にすすむ
プロジェクトの相談をする