プロジェクト概要

 金沢・東茶屋街に、能登杜氏の魅力を知ってもらえる日本酒バーをオープン。能登の「美味しい伝統」を伝えたい。

 

はじめまして、「日本酒真琴」オーナーの高木真琴です。以前は、金沢市主計町で「SAKE BAR 數 KAZOE」という日本酒バーの店長をしていました。

 

その中で能登杜氏(とうじ)のみなさんと親しくさせていだくうちに、能登杜氏のお酒と石川の地酒をもっと気軽に楽しんでもらいたいという思いが募り、2017年7月6日に石川県金沢市にある東茶屋街にて「日本酒真琴」をオープンいたしました。

 

東茶屋街の街並みに溶け込むようにお店をつくりました。

 

お店は、能登杜氏のお酒、石川の地酒、全35蔵の中からタイプの違うお酒を選び、また全国のお酒からも楽しめるように50種類の日本酒を気軽に飲んでいただけるよう、飲み放題にしています(飲み放題はお昼のみ提供しています)。

 

お酒単体でも美味しいですが、一緒に食べる料理の組み合わせ次第で、さらに美味しく感じられます。ぜひ、地元の食材を使った季節料理とお酒とのマリアージュを楽しんでいただきたいと思っています。

 

私が目指しているのは、杜氏や蔵人(くらびと)の方々と触れ合うことで、日本酒と仲良くなれるお店です。そのために、定期的に日本酒イベントも行っています。

 

今回は、このお店、そして能登のお酒の魅力をもっと多くの人に知ってほしいとの想いから、今回のプロジェクトを立ち上げました。いただいたご支援は、お店の今後の運営費として使わせていただきます。杜氏が造る「美味しい伝統」を伝えていくお店として頑張っていく所存です。ご支援をよろしくお願いいたします。

 

日本酒のイベントでは杜氏のみなさんを招いて、日本酒の魅力についてお話しいただきます。

 

 濃厚で華やか。吟醸は能登流が一番!

 

日本酒に詳しくない方でも、杜氏という言葉はご存知の方が多いかと思います。杜氏とは、いわば酒造りの最高責任者。原料の扱いから、酒しぼり、貯蔵、熟成までの複雑な工程のすべてに目を配り、酒の味わいを判断し、管理する役割を担っています。

 

蔵人は杜氏のもとで酒造りに携わる職人で、ひとつの蔵にだいたい10名ほどいて、作業別に役職が決められています。

 

なお杜氏は日本全国で、地方ごとにいくつかの集団に分かれています。能登杜氏の発祥は江戸時代ですが、稲作が盛んな能登では古くから酒造りが行われており、その流れで酒造りのプロフェッショナルが誕生したのでは、と言われています(諸説あるようですが)。

 

江戸時代後期には、能登の男は誰もが酒造りをしていた、と言われていたほど盛んだったそうです。

 

また能登杜氏は、岩手県の南部杜氏、新潟県の越後杜氏、兵庫県の但馬杜氏と並び、日本四代杜氏のひとつとしても数えられています。それぞれに酒の個性がありますが、能登は「濃厚で華やか」と評されるとともに、大吟醸酒造りの名手を多く輩出していることから、吟醸は能登流が一番とも言われています。

 

さらに能登杜氏の中でも卓越した技術を持つ4人が、地元酒造関係者の間で「能登杜氏四天王」と呼ばれています。

 

 

 お酒との出会いは一期一会。気軽に楽しんでもらいたいから、値段を気にしなくて良い飲み放題に。

 

お店のある東茶屋街には、金沢の町家の特徴である木虫籠(きむすこ)と呼ばれる美しい出格子の街並みが今も残っており、世界中からたくさんの観光客が訪れます。

 

こうした方々がお店に立ち寄ってくださった際に、気軽に日本酒を楽しんでいただきたいという思いから、飲み放題もやっています。たとえば、ラベルがちょっと気になったとか、隣のお客さまと同じものを飲んでみたいと思った時に、お値段が気になって注文できないことって、よくあると思うんです。

 

ですが、お酒との出会いは一期一会です。その時に飲むことができなければ、もしかしたらもう一生、そのお酒とは出会うことはないかもしれません。だからこそ飲み放題にして、気になったお酒をすべて飲んでいただけるようにしたのです。日本酒好きの方であれば、飲み比べも楽しめます。

 

ふだん日本酒を飲まない方、苦手な方にこそ、当店の日本酒を試してみていただきたいです。

 

杜氏のみなさんに、お酒の説明をしていただく日本酒会も頻繁に開催しています。酒造りへの想いや今年の出来などを聞きながら飲むお酒は格別ですし、直接、杜氏と話すことで日本酒や能登杜氏の魅力がダイレクトに伝わってくると思います。

 

実は、私自身も酒造りに参加させていただいたことがあります。杜氏のみなさんには遠く及ばないですが、おすすめのお酒や、おつまみは何が合うのか、どんな順番で飲むといいのかなど、できるかぎりお答えするようにしています。

 

こんな風に杜氏やオーナー、そしてお客さま同士が気軽にコミュニケーションが取れるようにすることで、日本酒の良さや、日本の文化を好きになってもらえたら嬉しいです。

 

杜氏さんとも気軽にお話をしていただけます。

 

 日本酒を、みんなにとってもっと身近な存在に!

 

私が日本酒を広めたいと思うようになったのは、イベントで日本酒バーをやったことがきっかけです。バーカウンターで金沢の地酒やおすすめの日本酒を紹介していたところ、「おいしいですね!どこに行けば飲めるんですか?」と、たくさんの方から聞かれたんです。

 

そこで、日本酒がみなさんにとって身近な存在ではないということに気づきました。それなら私が、みんなに喜んでもらえる日本酒のお店をつくろう、そう思ったんです。

 

能登流の日本酒は魚料理との相性が抜群です。

 

日本酒の造り手である杜氏は年々減少していて、1996年には全国で1,515人いたのが2015年には703人と、たった20年で半分以下にまで減ってしまっています。平均年齢も70歳を超えており、高齢化も大きな問題になっています。

 

もちろん私の力だけで、杜氏の数を増やしたり、日本酒業界全体を変えていけるとは思っていません。ですが、日本酒バーで楽しくお酒を飲んでもらうことで、日本酒を好きになってくれたり、興味を持つきっかけをつくることはできます。

 

日本酒の良さを知ってもらい、応援してくれる人が増えるよう、ぜひみなさまからの温かいご支援をお願いいたします。

 

日本酒を楽しく飲んで、笑顔になれるお店を目指しています。

 


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