プロジェクト概要

 

遺伝子組み換え技術や培養細胞工学などの技術を用いるバイオ・テクノロジーアートを日本でもっと盛り上げたい。

 

インドネシア・ジョグジャカルタのバイオ・テクノロジーアーティスト集団「lifepatch」と、日本の若手アーティスト「栗原麻緒」「福家由美子」がコラボレーションし、ワークショップや作品作りを行います。

 

 

若手の日本人アーティストをインドネシア・ジョグジャカルタに連れて行き、創作活動を企画します!

 

こんにちは。池田佳穂と申します。普段は都内のアートプロジェクトで働きながら、東南アジアを中心に現地のアーティストやアートシーンをリサーチしています。

 

その中でインドネシアの京都と呼ばれる古都、ジョグジャカルタで実験的なバイオ・テクノロジーアーティスト集団「Lifepatch」に出会いました。

 

(Lifepatch: 2012年にジョグジャカルタで結成された、科学者やプログラマー、デザイナー、アーティスト、プロダクション・マネージャー、キュレーターといった多様なメンバーで構成されるアーティスト・コレクティヴ)
 

ライフパッチのスペース。このときは台湾のアーティストコレクティブと共同プロジェクトを展開。

 

 

遺伝子組み換え技術や培養細胞工学などを用いて作品を制作するバイオ・テクノロジーアートに触れると、「生命とは何か」「人間とは何か」ということについて振り返るきっかけにもなると信じています。

 

バイオ・テクノロジーアートは、遺伝子組み換え技術や培養細胞工学など、バイオ・テクノロジーを用いて作品を制作するアーティストやサイエンティストたちの活動です。見えない世界を取り上げることも多く、科学や技術に興味がないひとにとってはつまらないものかもしれません。

 

ただ、バイオテクノロジーを用いたアートに触れると、「生命とは何か」「人間とは何か」ということについて振り返るきっかけが得られます。

 

今後、ありとあらゆるものが無機質なAIや技術によって代替されていく時代になるでしょう。そういったときバイオテクノロジーアートが見せてくれる表現は、生き方の選択肢を個々人が自分で考え、選ぶことができるよう「人間らしさ」を教えてくれると信じています。

 

 

ジョグジャカルタのバイオ・テクノロジーアーティスト集団「Lifepatch」と日本人アーティスト「栗原麻緒」「福家由美子」の表現の化学反応がみたい!

 

「Lifepatch」はバイオ・テクノロジーを使用した実験的なアーティスト活動を行いつつも、DIYならぬDIWO(DO IT WITH OTHERS)「他者と一緒にやってみる」を掲げ、様々なジャンルの人々とコラボレーションをしています。

 

そして今回、「Lifepatch」から、日本の若手アーティストとのコラボレーションをしたいと、お声掛けいただきました。

 

そこで、作品が時期や環境の影響を受けどんどん変化していくことに可能性を感じていた若手アーティスト「栗原麻緒」「福家由美子」の2人と「Lifepatch」のDIWOの化学反応を見たいと、2人を連れて行くことを決めました。

 

左が福家由美子、右が栗原麻緒。
photo by 田中宏明 (Instagram: @hiroyaki87)

 

 

皆さまからいただいた支援金をアーティスト及びコーディネーターの渡航費と滞在費に充当し、日本アーティストと現地アーティストの交流及び作品制作の場を創出します。

 

アーティスト集団「lifepatch」のアーティストレジデンスでの滞在から現地アーティストとの交流、共同制作まで展開する短期プロジェクトを実施し、滞在期間中は現地アーティストと交流する場を積極的に設けます。

 

近年バイオ・テクノロジーアート界隈で注目を集めるLifepatchの活動調査や、日本人アーティストとのコラボレーションでどのような化学反応を起こすのか現地で記録を行います。

 

海外のアートシーンに初挑戦の彼女たちにとっては、今後の表現活動に向けて刺激を得ること、またキュレーターを目指す池田としては、Lifepatchとの共同プロジェクトを今後もインドネシア・日本両国で展開していくことを考えているため、その足がかりとすることも目的としています。

 

今回のプロジェクトでは、皆さまからのご支援をいただいてアーティスト及びコーディネーターの渡航と滞在の費用をカバーします。

 

ワークショップの様子。


 

参加アーティスト プロフィール


栗原麻緒

女子美術大学工芸専攻卒業。羊毛を染め、紡いだ糸と縮絨したフェルトを用いて立体作品やインスタレーションを制作。

PEPPER’S PROJECT(2016)

BankART Artist in Residence 2017参加アーティスト。

昨年は中国人アーティストとの共同制作を経験し、海外のレジデンス経験や作品展開に強い関心を持っています。

 

福家由美子

美学校/造形基礎1受講後、グループ展や個展を実施。

現在、北池袋のくすのき荘と銀座奥野ビル306号室にて活動中。

近年は物質やバイオのアート制作活動に関心をもち、制作に挑戦しています。

彼女いわく発展途上とのことで、Lifepatchのようなテクノロイジー・バイオの先駆者から学びたいと切望していました。

 

池田佳穂

TERATOTERA事務局、六本木アートナイト2017東南アジア企画担当。

アートプロデュースユニットARCキュレーター。

東南アジアのオルタナティブなコミュニティや、活発なアートシーンに関心をもちリサーチを行っている。

 

野島優一
株式会社トリハダ代表取締役。アートプロデュースユニットARCリサーチャー。早稲田大学卒業後、人材業とウェブサービス業にて事業立上げを多数経験。その後、学生時代から抱いていた「アートをもっと身近にしたい」という思いを形にすべく独立し、アート作品のレンタルサービスや外国人向けのギャラリーツアー等を開始。

photo by 田中宏明 (Instagram: @hiroyaki87)

 

Lifepatch

2012年結成。科学者、プログラマー、デザイナー、アーティスト、キュレーターといった多様なメンバーで構成される組織で、デジタルテクノロジーを駆使し、社会における問題提起としての実践的芸術表現や、次世代の育成といった様々なプロジェクトを自主的に立ちあげ、2014年にはアルス・エレクトロニカのデジタル・コミュニティーズ部門で入賞を果した。

 

 

日本のバイオ・テクノロジーアートシーンを盛り上げていきたい!

 

アーティスト「栗原麻緒」「福家由美子」の表現を拡張すること、このプロジェクトを足がかりとして、ジョグジャカルタのアーティスト集団「Lifepatch」と共同プロジェクトを展開していくことで、日本のバイオ・テクノロジーアートシーンを盛り上げていきたい。

 

ご支援いただいた際には、皆様の応援で実施できたことをのこすためのクレジット掲載や、お会いする機会をご希望の方には報告会イベントにご招待(5月予定)、安価なアーティストにまつわるアイテムや、私たち4人と一緒に企画できる権利などご用意しております。

 

国境を越えた文化交流および創作活動や表現の広がりに向けて、みなさまの力をお貸しください。

 


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