プロジェクト概要

 

姫路城下に残る秘宝を調査記録した『播陽秘宝集』を復刊して

歴史に残る貴重な資料を伝えたい。

 

はじめまして、矢内と申します。兵庫県姫路市において郷土史を保存する活動をしております。

 

今回のプロジェクトは昭和6年に発行された『播陽秘宝集』を解読して復刊するものです。本書は姫路城下を中心とした播磨地域の偉人や名家を紹介するとともに、各家が所有する文化財を調査し写真入りで記録したものです。巻末には江戸時代後期に活躍した姫路ゆかりの絵師、酒井抱一の作品も収録してあります。

 

この歴史的な姫路の文化誌を復刻するために、皆様ご協力頂けないでしょうか?

 

中央にあるのが原本

 

 

昭和6年に製作された内容と同じものを読んで頂きたい!

 

本書は戦前の伯爵、子爵、播磨の名家に承諾と支援を得て完成したもので、当時の姫路の歴史資料においても、個人所蔵の文化財を調査した記録は他にはないと考えられます。本書に記録された文化財は一般には公開されていないものが多く、まさに秘宝といえるものが厳選されています。

 

第一章では文化財40点において、当時としては貴重な写真とともに詳しく解説されており、歴史的な背景や所以が読みとれます。なるほど、このような歴史的価値のある文化財が存在し、日本史とつながっていたのかと納得するものばかりです。

 

現在では戦火で消失してしまったものや、所有者が変わっているものもあると考えられるので、昭和6年の時点でこれだけの文化財が播磨周辺に存在した記録としては大変価値のあるものであり、歴史研究の資料としても活用できます。

 

原本まえがき

 

 

このままでは貴重な文化財の存在が忘れ去られてしまう

 

本書は原本と複製本が姫路城内図書館に蔵書してあります。しかし残念なことに、現存する原書は貴重な文献に属し、入手することが極めて困難な状況にあります。また原文の記述に関しては、戦前の書物ですので旧漢字や漢文が多用されており、内容は貴重なものですが写真と題字以外は読解が困難です。

 

これでは一般的に読まれることがないうえに、専門家以外には詳しい読解ができません。このままでは貴重な文化財の存在と背景の歴史が忘れられてしまうのではと考えています。

 

そこで、支援者から資金を募り、現代の読者にも読みやすいように編集して保存することを考えつきました。本プロジェクトにおいて新しく作り直し、図書館などに寄贈することで多くの方が容易に閲覧してもらえるようになればと考えております。

 

本書は昭和6年に発行されて今年で85年が経ちます。現代では希少な書籍になりましたが、本プロジェクトによって複製して多くの方に読んでいただくとで、播磨地域に点在していた貴重な文化財の存在を後の100年に伝えることができると考えております。

 

子や孫の世代に大切な文化を残してあげたい

 

 

姫路文化を発掘して広めることで、地域創生へつなげる!

 

現在では、姫路城が世界文化遺産に登録され平成の改修も終えたところで、国内外からたくさんのお客様が姫路を訪れるようになりました。

 

文化財とその背景を伝えることで、姫路の素晴らしい歴史をよりいっそう発信し、お城を見学するだけではなく、お城にまつわる文化や歴史を通して姫路の魅力を感じていただくことができると考えております。

 

本プロジェクトが姫路および播磨地域の地域創生に貢献できれば幸いです。

 

姫路城の大手門付近

 

 

『播陽秘宝集』概要

 

1931(昭和6)年発行 播磨史談会長 矢内正夫著

A5判、原書 全352ページ、内113ページは空白

(再編集後は272ページ程度になる予定です)

 

第一章 秘襲名宝 名宝・珍器を写真付きで記録、解説(40品)

第二章 名君偉人 姫路ゆかりの偉人を紹介(6名)

第三章 天雨妙華 酒井抱一の作品を紹介、解説(10作品)

 

原本奥付

 

○酒井抱一とは

江戸時代後期を代表する絵師、俳人。姫路藩主酒井忠以の弟。現代では俵屋宗達、尾形光琳に続く琳派の代表的な絵師として認知されている。本書では第三章に10作品が写真付きで登載されており、作品の詳しい解説および当時の所有者も記録されている。

 

○播磨史談会とは

明治40年12月、郷土に関する史跡を調査し保存することを目的に設立された。姫路神社内に事務所を置く。初期は姫路史談会と称したが明治42年2月に播磨史談会と改名。調査報告を毎年1回編集して会員に配布していた。名誉会員に姫路藩最後の藩主酒井忠邦の孫である酒井忠正公、姫路出身の国学者である三上参次などが参加し、最大時には200名を超える会員を有した。

 

○著者矢内正夫とは

1862(文久2)年、播磨国生まれ。郷土史家。播磨史談会長。姫路市史編纂主任。

江戸時代末期に生まれ、明治、大正、昭和と激動の時代を通して郷土の歴史保存に尽力した。1943(昭和18)年、81歳で亡くなる。

 

 

プロジェクトの詳細

 

▼スケジュール

平成28年9月~編集開始 約120日

入稿、印刷、製本 約60日

平成29年1月完成予定、支援者に発送

 

▼製作部数

300部を目標にしています。完成した本は支援者への送付と姫路市への寄贈に使用させていただきます。一般販売は予定しておりません。

 

▼編集方法

編集方法については文化財保存の専門家にアドバイスをいただきました。原書は旧漢字を使用していますので旧漢字を現代の常用漢字に変換します。それ以外は無理に語訳せずに、原書のまま内容を棄損しないように編集させていただきます。原書は空白ページが多いので写真が見やすいようにレイアウトします。解読・編集作業については古書読解の専門業者に依頼します。

 

▼支援金の使用用途について

皆様からいただいた支援金はすべて、本プロジェクトに関わる、編集、印刷、製本、発送などの経費に充当させていただきます。
 

 

引換券について

 

①サンクスメール

 

②完成した『新版 播陽秘宝集』

 

③矢内正夫著『現代語訳 姫路名勝誌』

明治32年に発行された姫路ガイドを現代語訳、古地図付き

 

④完成本の巻末に支援者としてお名前を掲載(希望者のみ)

 

⑤兵庫県特産 細うどん(乾麺) 240g/袋

 

⑥江戸期姫路城絵図5枚組+1枚

姫路城絵図のレプリカを5種類 (縦117㎝×横88㎝)

現代の地図に絵図を重ね合わせたもの1枚

 

⑦姫路六蔵 銘酒セット

日本酒300ml×6本


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