神田敬州

昭和38(1963)年、広島県福山市生まれ。中学2年時の父親の急逝が発端となって長距離走を始め、後に福山市の代表に選ばれたことが縁となり世羅高校陸上部に入部。同校在学中に出会った修善院・神田敬巌前住職から「生涯走ることに関わりたければ、世羅へ骨を埋める覚悟で禅僧になれ!」と導かれ出家。花園大学に進学し、同学卒業後、佛通寺僧堂にて修行。平成2(1990)年修善院住職に就任。令和元(2019)年臨済宗大本山佛通寺派宗務総長に就任。修善院住職就任から一貫して「走禅一如」の活動を標榜し、年間延べ約2千人に坐禅を指導。昭和58(1983)年に自坊・修善院にて創設した「韋駄天講くつ供養祭」では毎年11月に長距離愛好家の健脚祈願とシューズの供養を行うなど五輪メダリトを始めとするトップアスリートらのシューズ奉納も受け入れ続けている。また、令和2年、世羅高校と連携し「世羅高校駅伝必勝プロジェクト」を創設。

  •  全て表示する≫