NPO法人阿蘇フォークスクール

NPO法人阿蘇フォークスクールは、2003年(平成15年)上色見小学校の閉校を機に、昔ながらの原風景を後世に残そうと、地元の卒業生や工芸家などによって立ち上がりました。民衆の学校を意味するフォークスクールは、デンマークで始まった伝統文化や工芸などを学ぶフォルケホイスコーレに由来します。阿蘇フォークスクールでも先人たちの暮らしの知恵や文化を学ぶ場を提供することを主な目的としてきました。工芸体験、郷土料理の伝承、夏祭り・収穫祭・どんとやといった地域の祭りや阿蘇アート&クラフトフェアの開催などを行っています。

今回の桜の木回復プロジェクトは、1951年(昭和26年)に建設された上色見小学校の木造校舎を残そうとした思いと同じように、明治時代から校庭で子どもたちや地元の人たちの活動をみてきた桜の木のいのち、そして、桜の木とともにある人々の思い出を守るために生まれました。

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