榮山寺

はじめまして。学晶山 榮山寺です。
榮山寺は、養老3年(719年)に藤原武智麻呂公が開創した藤原南家の菩提寺です。
ご本尊は、秘仏薬師如来坐像です。日光菩薩と月光菩薩を脇侍としており、眷属として十二神将を従えています。

奈良時代から今に残る国宝八角堂は、法隆寺と並びとても貴重な建造物となっています。また、内陣の壁画も剥落が進んではいますが、奈良時代のまま残っており当時の技術や藤原南家を知ることができる御堂となっています。八角堂御本尊は阿弥陀如来坐像。

境内には国宝の梵鐘があります。
銘文から延喜17年(917年)に作られ、四面に菅原道真の撰、小野道風の書と伝えられる陽鋳の銘文があります。
京都の神護寺、宇治の平等院の鐘と共に「平安三絶の鐘」として知られています。

奈良時代から1300年続く榮山寺は、たくさんの文化財、色々な時代を知ることができます。

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