岩井秀人

 作家・演出家・俳優。2003年ハイバイ結成。東京であり東京でない小金井の持つ「大衆の流行やムーブメントを憧れつつ引いて眺める目線」を武器に、家族、引きこもり、集団と個人、個人の自意識の渦、等々についての描写を続けている。
2012年NHK BSドラマ「生むと生まれるそれからのこと」で第30回向田邦子賞、2013年舞台「ある女」で第57回岸田國士戯曲賞受賞。近年は、パルコ・プロデュース「世界は一人」の作・演出、NHK Eテレ「オドモTV」内『オドモのがたり』構成・出演等を務める。
近年は「いきなり本読み!」などプロデュース企画も積極的に行う一方で、ひきこもりや父親のDVなど岩井自身に起こってきたパーソナルの問題を題材にして劇作を続けてきた自身の作劇スタイルを発展させ、“参加者自身に起きたひっでー話を書き、演劇化する“企画「ワレワレのモロモロ」を全国各地、世代を超えて継続的に開催している。

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