法領田獅子踊り保存会

法領田獅子踊り保存会は、盛岡市の乙部地区に伝わる盛岡市指定無形民俗文化財「法領田獅子踊り」を伝承・保存を続けている団体です。
この踊りは南部藩の祖、南部光行公が奥州に下向する際、道中安泰・願望成就・豊年の神として竜頭の獅子を同行したのが始まりとして、農民に受け継がれて来たとされております。明治十八年以降、踊りは途絶えておりましたが、昭和三十一年に盛岡農業高校乙部分校の生徒により復興され、昭和四十二年には現在の会長を含む、乙部青年団による伝承活動が盛んとなり当保存会が設立されました。
昭和51年盛岡市指定無形民俗文化財の指定を受け、現在まで活動中です。
平成20年には、41年ぶり2回目の全国青年大会に出場し、念願の最優秀賞を受賞致しました。
昭和55年以降現在まで、地元の小中学生への伝承活動も盛んで、毎年発表会が開かれ、その年の生徒のみで披露されています。

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