自然災害や戦争という惨禍の犠牲となった”いのち”への追悼、平和への願い、生かされている「大切ないのち」への思いをテーマに活動。これまで全国10箇所で活動を行い、現在は仙台・東京・神戸・広島・長崎の5箇所を拠点に、指揮者・指導者・声楽家・ピアニスト・プロのオーケストラ・合唱団員など総勢約450人で構成されたプロジェクトです。海外でも活動テーマへの共感と共有を目的とした公演(プラハ、ウィーン、バチカン、イタリア、ポーランド)を行い、好評を博しています。
大きな特徴は各被災地の詩人と上田益が合唱作品の創作に取り組んでいることですが、プロジェクトで生まれた合唱作品を通して詩や楽曲に託された被災地の思いを共有・共感し合い、コンサートでの演奏で参加者それぞれが自分たちの思いも重ね合いながら発信する。そして被災地と被災地、人と人、地域と地域が次第に繋がっていく、音楽を通した社会的な活動でもあります。