清水伶

映像やインスタレーションで、自己とは何か、社会及び他者との関係は何かを問う。作品では個人的体験や心情を表出すると同時に、リサーチにより不特定多数の他者の声に耳を傾けることで、地球上に生きる全ての人に通じる課題の発見と議論のいとぐちを探っている。商業映像制作で培った大規模な分業体制による虚構創作から、スマートフォンなど身近な機材を用いリアルな息遣いを収めるドキュメンタリースタイルまで、表現すべきことに合わせて作風は自在に変化する。その他、絵画や現代詩なども織り交ぜて表現することも。日本映画監督協会会員。

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