志藤 一枝

私は、32年前町主催の集団見合いで千葉から山形県朝日町に嫁ぎました。それから25年間養育里親と英語塾主宰講師などを勤めて参りました。その中で息子が仙台の高校二年生の時、急に「山形へ帰りたい」と申し、不登校となってしまいました。それから父親と農業をしていくうちに、元気を取り戻せるようになり、自分の夢の実現を発揮できる職業につき親元を巣立っていきました。この事例からも農業は、土を耕すだけでなく、心をも耕すパワーがあることに気づいたのです。周囲をみてもニート・不登校・ひきこもりなどで心の闇を抱えた青年達が大勢います。そこで「くだものとこころを作るだいちゃん農園」をスローガンに、農業でこうした青年をサポートするようになりました。現在はだいちゃん農園ゲストハウスを営みながら、インバウンド向けゲストも多いので、山形県朝日町を世界に発進すると共に、悩める青年達を社会復帰できるようなお手伝いをしています。

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