有限会社環プロダクツ 吉川秀男

工業デザイン事務所/有限会社環プロダクツ代表として工業製品の企画デザイン設計を約40年続けています。20年前から機会を得て高齢者福祉用品のデザイン設計をスタート。以来、「デザインは現場から!」「福祉現場の声をカタチに!」をモットーに数々の福祉施設の状況をヒアリング、その中から今回のプロジェクトの主体である「着せ替え方式によるヒノキ浴槽」の提案、製品化がスタートしました。同様に「高齢者用口腔ケアカウンター」「室内用木製歩行器」や「トイレ用ケアテーブル」など福祉現場からの直接の要望でなければ見えてこない新しい機能、新しい価値を提案、国際福祉機器展、新価値創造展等で発表してきました。
そして高齢者の身体状況は個々ばらばら、一人ひとりが違います。従来の量産を背景にしたモノづくりでは解決できません。個々に寄り添い、その人を大切にしたモノづくりを今後も続けていきたいと思います。

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