私たちは情報を獲得・発信しながら周りの人々と繋がっています。筑波技術大学の学部学生は全員が視覚あるいは聴覚の障害を持ちます。
これまで視覚や聴覚に障害があると、特別な訓練を受けた障害を持たない人がその場で得られる情報を提供するという形の情報保障を行って来ました。ISeeeプロジェクトでは、その場の情報に加え自分が持つ知識や他の人に有益な情報を、障害の有無に関わらず、特別な訓練を受けずに、できる人が少しずつ提供して行き、総体として豊かな情報を作り上げるという情報保障の進化系「情報保障2.0」を目指しています。
そのために、ISeee TimeLineというWebアプリケーションを開発しました。2019年には筑波技術大学のある茨城県の国体・全国障害者スポーツ大会において、ISeee TimeLineを使って多くの人がスポーツ競技の情報を提供しあい、観戦の楽しさを共有したいと考えています。