荒井 利春

プロダクトデザイナーです。体の機能に制約のある使い手とともに、身の回りの生活道具を捉え直し、ユニバーサルな道具の「新たな原型を創出する」ことを目標にしたデザイン活動を追及しています。怪我や病で体の機能に制限が生じても、諦めるのではなく新たな道具や住まいのかたちを発想すると、様々な可能性が浮上してきます。生活の場で使い手の所作に向かい合い、課題の確認とその解決への可能性を探り、仮説モデルを作り、使い手と試し、それを繰り返す。課題を爽やかに解決するデザイン原型を見出し、製造企業と連携して製品をまとめあげる。そういうデザインの営みが「一本のスプーンからまちづくりまで」地域の日常的な情景となることを願い、日々ささやかな挑戦をしています。https://arai-ud-workshop.jp

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