一般社団法人 農民連食品分析センター

1996年に農業者や消費者の募金により設立された世界的にも珍しい科学分析施設です。ガスクロマトグラフ質量分析計、高速液体クロマトグラフ質量分析計、リアルタイムPCR、ゲルマニウム半導体検出器、原子吸光光度計などを備え、募金で活動する科学分析施設としては、日本最大の規模を持っています。
 これまで輸入食品の残留農薬や遺伝子組換え食品の実態調査など、さまざまな食の分野で調査研究や情報を提供してきました。特に2000年初め頃、中国産冷凍野菜の残留農薬問題摘発調査は食品衛生法改正のきっかけになりました。他に竹割りばしの漂白剤問題や、漢方薬の残留農薬問題、遺伝子組換えナタネ自生調査、格安米はなぜ安いなど、農業と消費に密着した視点で活動しています。

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